ボローニャ、ミハイロビッチ監督に健康問題浮上…深刻な病との噂も…

2019.07.13 17:12 Sat
Getty Images
ボローニャを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督(50)に健康上の問題が浮上しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
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今夏の移籍市場で日本代表DF冨安健洋が加入したこともあり、俄然日本でも注目を集めるクラブとなったボローニャ。
しかし、新シーズンを前に指揮官の健康問題というデリケートな問題が浮上しているようだ。

『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、ミハイロビッチ監督は今週から始まったプレシーズンのキャンプに同行していなかったという。
その理由に関して当初、インフルエンザの疑いがあったものの、クラブのメディカルスタッフはより深刻な病の可能性を疑い、同監督に対して精密検査を受けることを勧めていたようだ。

この検査の結果、病状は不明なものの深刻な病であることが明らかになったようだ。そして、ミハイロビッチ監督はしばらく休養を行い、完治後にボローニャのベンチに復帰するか、治療に専念するために指揮官の座を下りるという2つの選択肢を持っているとのことだ。
なお、ボローニャはミハイロビッチ監督の一件に関して現地時間13日16時半から公式会見を行う予定だ。

現役時代に闘争心溢れる守備と正確且つパワフルな左足のプレースキックを武器にラツィオやサンプドリア、インテルで活躍した元ユーゴスラビア代表DFのミハイロビッチ監督は、指揮官転身後にカターニャやフィオレンティーナ、サンプドリア、ミラン、トリノの監督を歴任。

ボローニャでは今年1月末に降格圏の18位に低迷していたチームを引き継ぐと、規律と闘争心を植え付けて最終的に10位まで浮上させ、余裕の残留に導いた。そして、先月8日には2022年までの新たな3年契約にサインしたばかりだった。

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