“スペシャル・ワン”が広州恒大&中国代表の兼任監督に!?

2019.07.06 08:55 Sat
Getty Images
“スペシャル・ワン”が中国に上陸するかもしれない。イギリス『テレグラフ』が報じた。

2018年末にマンチェスター・ユナイテッド監督を辞して以降、フリーの状態が続くジョゼ・モウリーニョ氏(56)。以前より新シーズンからの指導者復帰を口にしてきたが、浮上した噂はことごとく噂止まりの状態が続いており、具体的なニュースがない。

そうしたなか、モウリーニョ氏が中国屈指の富豪と会談したという。その人物とは、不動産業を営み、広州恒大の会長を務めるシュー・ジアイン氏だ。資金力を武器に中国スーパーリーグのみならず、中国代表の強化にも尽力してきた同氏は、モウリーニョ氏の招へいを試みた模様だ。
今年2月に続きモウリーニョ氏と面会したシュー・ジアイン氏は、広州恒大と中国代表の兼任監督として就任オファーを打診したとされ、本人が中国行きを希望しているかどうか定かではないが、会談の様子は非常にポジティブなものだったとのことだ。

以前に「本当に気に入ったプロジェクトを持つクラブで7月から仕事ができれば」とのプランを明かしているモウリーニョ氏。決断はいかに。

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CKから2発!保持率約70%と圧倒しつつC大阪が好発進《ACL2021》

セレッソ大阪は24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021グループJ第1節で広州FCと対戦し、2-0で勝利した。 新型コロナウイルスの影響で中立地のタイとウズベキスタンでの集中開催となった今シーズンのACL。タイのブリーラム・スタジアムで昨季の中国スーパーリーグ2位の広州FCと相まみえるC大阪は、最前線にアダム・タガートを据えた[4-2-3-1]の布陣を採用。2列目は右から坂元、清武、高木が並び、2ボランチには原川と奥埜、最終ラインは右から松田陸、チアゴ、瀬古、丸橋、GKは守護神キム・ジンヒョンが起用された。 一方、元ブラジル代表MFパウリーニョとFWタリスカが今季退団した広州FCは、リーグ戦に集中するために今回の試合はユースの選手を中心とした構成に。スターティングメンバーとベンチ入りした選手の平均年齢はおよそ19歳となった。 立ち上がりからボールを握ったのはC大阪。フィールドプレーヤー全員が相手陣地に侵入し、サイドバックも高い位置に上がったため、最終ラインは瀬古とチアゴの二人のみという状態が続いた。 サイドからアダム・タガートへのクロスを連発するもなかなか決まらないC大阪だったが、15分に先制。原川の蹴ったCKに奥埜がニアサイドで合わせて、ゴール左に決めた。 幸先よくスタートを切ったC大阪は、その後も手を緩めることなく試合を支配。ピッチを広く使ってボールを回しつつ、奪われると素早くプレッシングをかけてカウンターの芽を摘んでいく。 対する広州FCは前線からハイプレスを仕掛ける様子はなく、ハーフラインより後ろに引いた[4-1-4-1]の陣形でプレッシングを開始。C大阪のセンターバックやサイドバックへの圧力はほとんどなく、桜軍団はいとも簡単にサイドからボールを前進できていた。 しかし、中盤の選手へのマークが特別タイトではないにもかかわらず、C大阪の攻撃ルートは簡単に攻略できる相手守備ブロックの外側からがほとんど。サイドから1トップのアダム・タガートへボールを送り続けるも、良い位置と態勢でシュートを打たせてもらえず、追加点が決まることなく試合は後半へ。 後半に入ると、広州FCも積極的にボールを保持するようになる。後半から[4-1-4-1]のアンカーに入ったグアンリアンがセンターバックの間に降りて、C大阪の[4-4-2]の2トップに対して数的有利を作りつつ前進する。 一方のC大阪は60分、クロスのターゲットとしてプレーしていたアダム・タガートを下げて、大久保を投入。相手のセンターバックの背後を狙うだけでなく、2列目に下がってボールを引き出して中盤の選手とのコンビネーションで点を取りに行く姿勢を見せた。 そして、待望の追加点が再びCKから生まれる。69分、原川の蹴ったボールをファーサイドでチアゴが合わせてリードを広げることに成功した。 その後は広州FCにボールを持たせる局面もうまく使い分けるC大阪。2トップが外に誘導し、カウンターの機会を伺う構図に。一方でボールを保持した際にはサイドハーフが内側に絞り、ボランチと大久保もパスワークに絡んで流動的な攻撃で広州FCのゴールに迫っていく。 最後まで試合を支配したC大阪だが、流れの中から得点は奪えず。しかし、ボール支配率約70%と圧倒しつつクリーンシートで試合を終え、幸先の良い発進となった。 広州FC 0-2 セレッソ大阪 【セレッソ大阪】 奥埜博亮(前15) チアゴ(後24) 2021.06.24 21:25 Thu
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【ACLプレビュー】大幅なターンオーバーでアジア最強クラスの広州恒大に挑む《広州恒大vsサンフレッチェ広島》

12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019のグループステージ第2節が開催。サンフレッチェ広島はホームにメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を迎える。 <span style="font-weight:700;color:#4c47ab;font-size:1.1em;">◆ACL組の力で大会初勝利へ</span> プレーオフ、そして第1節の広州恒大戦と若手選手を起用した城福浩監督。しかし、プレーオフはゴールレスのままPK戦へ、広州恒大戦は2-0と完敗を喫し、無得点と結果を残せていない。 世代交代、戦術変更と2つの改革を実行に移している段階ではあり、勝ちに行ったメンバー構成とは言いながらも、結果を残せていない状況なだけに、やや急速すぎる感もある。一方で、主力選手が主体となっている明治安田生命J1リーグでは前節のセレッソ大阪戦で初勝利。実に2018年9月1日以来、約半年ぶりの白星に安堵したはずだ。 ホームで迎えるメルボルン・ビクトリー戦は、ACL組とリーグ戦組の混合チームになると予想される。ここまで無得点の攻撃陣にテコ入れしつつ、リーグ戦の控え組選手たちを先発させていくだろう。今大会初勝利なるか。 <span style="font-weight:700;color:#002aa1;font-size:1.1em;">◆広島以上の注目を集める本田圭佑</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190312_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>Jリーグ勢の戦いとあって、普段であれば広島の戦いぶりに注目が集まるところだが、それ以上の注目を集めているのはメルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑だ。 2008年に名古屋グランパスからVVVフェンロへと移籍して以来、日本代表の活動以外では初の日本でのプレーとなる本田。さらに、自身にとってもACLという新たなチャレンジを始めたばかりであり、チームの勝利のために躍動することは間違いない。 初戦の大邱FC戦では元スウェーデン代表FWオラ・トイヴォネンのゴールで先制しながらも、3失点を喫して逆転負け。今大会の初勝利を目指し、高い志を持って来日している。 トイヴォネンは今季のAリーグで14試合に出場し10ゴールと得点の形を確立。トップ下での出場が予想されるMFジェームズ・トロイージは20試合で5得点に加え、リーグ最多アシストを記録している。本田を含めた攻撃陣は広島にとって脅威となるだろう。 <span style="font-weight:700;color:#4c47ab;font-size:1.1em;">◆サンフレッチェ広島予想スタメン</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190312_7_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> GK:中林洋次 DF:荒木隼人、井林章、佐々木翔 MF:エミル・サロモンソン、松本大弥、和田拓也、清水航平 MF:川辺駿、東俊希 FW:パトリック 監督:城福浩 前述の通り、ACLメンバーとリーグ戦メンバーを分けて起用している状況だが、今節は混合チームになると予想。GKはACL組の中林洋次、最終ラインは荒木隼人、井林章のACL組とリーグ組の佐々木翔と予想する。 中盤にはリーグ戦組でここまで唯一ゴールを決めているエミル・サロモンソンを起用。マッチアップする機会は少ないだろうが、トイヴォネンとの元スウェーデン代表対決にも注目だ。また、その他は松本大弥、和田拓也、清水航平とACL組が並ぶだろう。 シャドーにはリーグ戦組の川辺駿とACL組の東俊希が並ぶと予想。1トップはパトリックと見る。 <span style="font-weight:700;color:#4c47ab;font-size:1.1em;">◆注目選手</span> FWパトリック(31) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190312_7_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 広島の注目選手はFWパトリックだ。今シーズンはコンディションの問題で出遅れたこともあるが、ここまで先発は1試合。ノーゴールと元気がない状況だ。チームの戦い方の変更もあり、なかなか効果的なプレーができておらず、この辺りでシーズン初ゴールを期待したいところだ。 メルボルン・ビクトリー相手には、体の強さを生かしたプレーが求められ、シャドーに入る選手へのチャンスメイクも期待される。公式戦5試合で2得点と元気がないチーム状況を打破するためにも、パトリックの躍動に期待せざるを得ない。 2019.03.05 13:30 Tue

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