ユナイテッド、ルカク退団の場合、フランクフルトFWアラー獲得に関心
2019.06.05 14:56 Wed
マンチェスター・ユナイテッドがフランクフルトのフランス人FWセバスティアン・アラー(24)の獲得に関心を示しているようだ。『ESPN』が伝えている。
現在、ユナイテッドではベルギー代表FWロメル・ルカク(26)に、アントニオ・コンテ新監督の就任が決まったインテル移籍の可能性が浮上している。
インテルはローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(33)の獲得に迫っているため、ルカク獲得は金額次第といったところ。だが、同選手自身が移籍の願望を持っているとも伝えられており、去就が不透明なことは確かと言える。
そのため、ユナイテッドはルカク流出に備えて新たなセンターフォワード探しに着手。『ESPN』が伝えるところによれば、そのターゲットの1人がフランクフルトのアラーだという。
母国の名門オセールでキャリアをスタートしたアラーは、オランダのユトレヒトでの活躍を経て2017年にフランクフルトに加入。昨シーズン、主力としてDFBポカール制覇に貢献すると、今シーズンはシーズン終盤に数試合の離脱を強いられながらも公式戦41試合で20ゴール12アシストの数字を残した。
現在、ユナイテッドではベルギー代表FWロメル・ルカク(26)に、アントニオ・コンテ新監督の就任が決まったインテル移籍の可能性が浮上している。
インテルはローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(33)の獲得に迫っているため、ルカク獲得は金額次第といったところ。だが、同選手自身が移籍の願望を持っているとも伝えられており、去就が不透明なことは確かと言える。
母国の名門オセールでキャリアをスタートしたアラーは、オランダのユトレヒトでの活躍を経て2017年にフランクフルトに加入。昨シーズン、主力としてDFBポカール制覇に貢献すると、今シーズンはシーズン終盤に数試合の離脱を強いられながらも公式戦41試合で20ゴール12アシストの数字を残した。
190cmの長身に加え、フィジカルだけに頼らない懐の深いボールキープ、ポストワークに優れるターゲットマンは、ここ数年フィニッシュの局面でも精度、落ち着き共に向上中でレ・ブルー入りも期待される好タレントだ。
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