ウルグアイが全勝でGS首位突破! ノルウェーは歴代最多得点試合を更新する12ゴールで3位通過に望みをつなぐ《U-20W杯》

U-20ワールドカップ(W杯)グループC最終節の2試合が30日に行われた。

U-20ニュージーランド代表vsU-20ウルグアイ代表は、0-2でウルグアイが勝利した。グループステージ2連勝で決勝トーナメント進出を決めている両者が、グループ首位通過を懸けた一戦。

第2戦から両チーム多くの先発メンバーを入れ替えて臨んだ試合は、開始早々にニュージーランドにアクシデント。3分、中盤でボール奪取に行ったズウェットルートが転倒したエミリアーノ・ゴメスにのしかかられる形で倒れると、このプレーで右ヒザを負傷。ベルがスクランブル投入された。
すでに決勝トーナメント進出を決めている同士ため、ややゆったりとした展開が続く。そんな中、ウルグアイは27分に決定機。ボックス左から仕掛けたゴメスがカットインからシュート。相手DFに当たったこぼれ球をヌニェスがダイレクトで合わせたが、このシュートは枠の上に外れ、先制点を奪うまでには至らず。

それでもウルグアイは40分、バリオスとのパス交換で右サイドを抜け出したアンチェタがボックス右からグラウンダーのクロスを供給すると、これをゴール前のヌニェスが右足で流し込み、待望の先制点を奪った。後半はリードするウルグアイが主導権を掌握するが、試合は膠着状態のまま終盤に突入。すると、1点を追うニュージーランドは85分に決定機。

ボックス左でボールキープしたエビンゲからのパスをボックス左手前で受けたベルがボックス内のまたとのワンツーでゴールエリア左手前まで侵入しシュート。しかし、このシュートは右ポストをかすめるが、わずかに右に外れた。

ピンチを凌いだウルグアイは、後半アディショナルタイム5分にブライアン・ロドリゲスが追加点を挙げ、勝負あり。グループステージを全勝のウルグアイがグループC首位通過、敗れたニュージーランドが2位通過となった。

また、グループCもう一試合のU-20ノルウェー代表vsU-20ホンジュラス代表は、12-0でノルウェーが圧勝した。1997年大会でU-20ブラジル代表が記録した10-0の歴代最多得点試合を更新して今大会初勝利を挙げたノルウェーは、現時点で各グループ3位の順位表で3位につけており、決勝トーナメント進出へ望みをつないでいる。

◆グループC順位表
1.★ウルグアイ/9pt/+6
2.★ニュージーランド/6pt/+5
3.ノルウェ―/3pt/+8
4.ホンジュラス/0pt/-19