ペドロ、CL&ELおよびW杯、ユーロを制覇した5人目の選手に! 他の4人にはチェルシー関係者が2人も

2019.05.30 14:50 Thu
Getty Images
この試合で1得点を記録し勝利に貢献したチェルシーのスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスはキャリア初のEL優勝。バルセロナ時代に3度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を誇る同選手は、CLとELの両大会、加えてワールドカップとユーロを制覇した史上5人目の選手となった。



同様の選手はこれまでに4人おり、FWフェルナンド・トーレス(現サガン鳥栖)、MFフアン・マタ(現マンチェスター・ユナイテッド)、元ドイツ代表DFユルゲン・コーラー、同じく元ドイツ代表のMFアンドレアス・メラーが該当する。
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F・トーレスとマタはそれぞれチェルシーで2011-12シーズンにCLを、2012-13シーズンにELを制覇。前者は17-18シーズンにアトレティコ・マドリーで、後者は16-17シーズンにユナイテッドでもそれぞれELを優勝している。さらに、F・トーレスはスペイン代表として2008年と2012年にユーロを、2010年にワールドカップを優勝。マタも同代表として2010年と2012年にそれぞれユーロとワールドカップを掲げている。また、現役時代に“鋼のストッパー”と呼ばれたコーラー氏は、1993年にユベントスで現在のELに当たるUEFAカップを制覇。1997年にドルトムントでCL優勝を果たしている。メラー氏は、コーラー氏とともに1993年にユベントスでUEFAカップを、1997年にユベントスでCLを制覇。
そして両者はドイツ代表として1990年のワールドカップと1996年のユーロを制覇。偶然にもF・トレースとマタも同じ様に、同じクラブ同じ代表で4大会でタイトルを獲得している。

なお、ペドロはCLとEL決勝の両方でゴールを決めた初の選手になったそうだ。

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【プレミアリーグ第31節プレビュー】鎌田vs三笘に、マンチェスターダービー開催

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チェルシーがFFP違反の問題でUEFAと交渉へ…売却したホテルと女子チームは認められず、和解を目指す

チェルシーがファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の違反に直面したことで、欧州サッカー連盟(UEFA)との交渉を行っているようだ。 UEFAは、ヨーロッパの大会に出場するクラブに対し3年間で総額2億ユーロ(約322億4000万円)の損失を許容している。 2023-24シーズンに関しては、UEFAは過去2シーズンを評価し、チェルシーに最大6790万ポンド(約129億円)の損失を許容。ただ、チェルシーは2年間で2億3700万ポンド(約450億3000万円)の損失となり、制限を遥かに上回ってしまっている状況だ。 そんな中、チェルシーは2022-23シーズンに姉妹会社でもあるブルーこ22プロパティーズに対して7650万ポンド(約145億4000万円)で売却したコプソーンとミレニアムの2つのホテルに加え、2023-24シーズンに男子チームとは別事業として再編された女子チームの2億ポンド(約380億円)の評価も加えて、UEFAに認めてもらおうとしている。 UEFAは、女子チームの売却で得た利益はFFPの数字には含めることを許可しておらず、プレミアリーグでは認めれているホテルの売却に関しても認めていない。 正式な発表は今後なされると見られているが、UEFAとの間に発生しそうなことは罰金の支払いと見られている。 健全経営がどこでも求められている中で、抜け道を使おうとした結果、規定に引っかかりそうなチェルシー。どんな結末を迎えるのか、5月にも発表があるとされている。 2025.04.05 23:40 Sat
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チェルシーの2選手が欠場へ、マレスカ監督が負傷に悩む3名について「主な目標は、彼らを健康に保つこと」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、フランス代表DFヴェスレイ・フォファナ、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの状態を明かした。 6日にプレミアリーグ第31節でブレントフォードと対戦するチェルシー。3日に行われた第30節のトッテナム戦は1-0で勝利を収め、4位をキープしている。 トッテナム戦も欠場していた2選手だが、マレスカ監督はブレントフォード戦も欠場すると明かした。 「ヴェス(ヴェスレイ・フォファナ)は数日前から筋肉に問題を抱えており、さらなる検査を待っている」 「日曜日の試合では、ロメオは欠場する。今シーズンのロメオの試合数を昨シーズンの試合数と比べると、すでに進歩している。ただ、ロメオの目標は、できるだけ彼の体調を維持し、来シーズンは今シーズンよりも多くの試合に出場することだ」 また、トッテナム戦で途中出場となったイングランド代表DFリース・ジェームズについても言及。無理をさせることはしたくないと語り、前述の2人と共に健康体を維持することが大事だとした。 「我々はリース(・ジェームズ)にも同じことをしようとしている。同じではないが、似たような状況だ。リースは(スパーズ戦で)ベンチだった。彼は我々の最高の選手の1人だが、彼をケアしようとベンチにいた」 「現時点では彼が3日ごとにプレーすることはできないことは分かっている。できればすぐにそうなることを願っている。ただ、彼とロメオ、ヴェスにとっての主な目標は、彼らを健康に保つことだ。彼らが我々にとってどれほど重要であるかを知っているからだ」 2025.04.04 22:50 Fri
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アーセナルがニコ・ウィリアムズ獲得に本腰か? 英紙がアーセナル新SDと代理人の接触を伝える

アーセナルがアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)への関心を継続しているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。 ここ数年、実兄であるガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズとのコンビでアスレティックの攻撃を牽引し、スペイン代表でも強烈な輝きを放つニコ。ユーロ2024ではラ・ロハの優勝に貢献し、若くしてW杯も経験するなどワイドアタッカーとして株を上げた。 今後はさらなるレベルアップが期待される22歳に対し、アーセナルは昨夏に獲得を検討したが、スペインでもう1シーズンプレーしたいという本人の意向を伝えられ、獲得を断念していた。 しかし、アーセナルはその後もニコの監視を継続。『ガーディアン』によると、すでにクラブの新スポーツ・ディレクターに就任したアンドレア・ベルタ氏が、ニコの代理人を務めるフェリックス・タインタ氏と接触したとのことだ。 なお、ニコにはアーセナルのほかに、バルセロナ、チェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)などが獲得に本腰を入れており、レアル・マドリーらもリストアップしている模様。 また、現行契約で5800万ユーロ(約94億円)のリリース条項を設定しているアスレティックも徹底抗戦を続ける構えで、リリース条項を6000万ユーロ(約97億円)に引き上げた2030年までの新契約を提示しているとのことだ。 2025.04.03 19:30 Thu

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