セネガルとコロンビアが決勝T進出! 開催国ポーランドはグループ3位で天命を待つことに《U-20W杯》

U-20ワールドカップ(W杯)・グループA第3節のU-20セネガル代表vsU-20ポーランド代表が29日に行われ、0-0の引き分けに終わった。グループステージ突破を目指す開催国ポーランドが、グループステージ2連勝で決勝トーナメント進出を決めているセネガルと激突した一戦。試合は立ち上がりからポーランドがボールを保持するも、セネガルの堅守を崩すことができない。すると39分、セネガルはボックス右深くから侵入したとしたドラメがボックスぎりぎりで倒されてFKを獲得。スレイマン・アウが角度のない位置から意表を突く直接FKで狙ったが、これは右ポストを直撃した。
さらにセネガルは、44分にもスルーパスでボックス右に抜け出したドラメの折り返しのクリアボールをボックス中央で拾ったニアンに決定機が訪れるも、シュートはGKマイェッキの好セーブに阻まれた。

後半も一進一退の攻防が続く展開となると、両指揮官は積極的な選手交代で現状の打開を試みたが、最後まで試合は動かず。結局、試合はゴールレスドローで終了した。また、同時刻開催となったグループAもう一試合のU-20コロンビア代表vsU-20タヒチ代表は、6-0でコロンビアが圧勝した。

試合が動いたの8分、アルバラードの左CKからニアサイドのシニステラがヘディングシュートを叩き込み、コロンビアが先制した。

幸先良く先制したコロンビアは、37分にもボックス右に侵入したペレアの折り返しからアングロがシュート。これは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をシニステラが押し込む。さらに直後の38分には、左クロスの流れたボールをボックス右で拾ったクチョ・エルナンデスがゴール左へ突き刺し、3点目。

リードを広げたコロンビアは、前半終盤の42分にもボックス左手前で獲得したFKをクチョが直接沈め、試合を決定づける4点目を奪った。

後半に入っても攻撃の手を緩めないコロンビアは70分、アングロの右クロスをクチョ流し込み、ハットトリック達成。さらに試合終了間際の87分には、カイセドがゴールネットを揺らし、6-0でコロンビアが圧勝した。

この結果、グループステージ無敗のセネガルが首位通過。2勝1敗のコロンビアが2位通過を決めた。なお、開催国のポーランドは、各グループ3位の上位4カ国に入れば決勝トーナメント進出となる。

◆グループA順位表
1.★セネガル/7pt/+5
2.★コロンビア/6pt/+6
3.ポーランド/4pt/3
4.タヒチ/0pt/-14