天皇杯が開幕! J3・2位の讃岐はPK戦、群馬は延長戦で薄氷の勝利《第99回天皇杯》

2019.05.25 15:50 Sat
©超ワールドサッカー
25日、第99回天皇杯1回戦の9試合が全国各地で行われた。

都道府県予選を勝ち抜いてきたチームが戦う1回戦。明治安田生命J3リーグを戦うチームも登場した。
J3で2位につけるカマタマーレ讃岐は、松江シティFCと対戦。松江シティFCに主導権を握られると、2-1で迎えた73分に赤星雄祐のゴールで同点に。2-2で延長戦に突入すると、延長戦でもゴールが生まれすにPK戦に突入する。そして迎えたPK戦、

また、ザスパクサツ群馬は埼玉県代表の東京国際大学と対戦。90分間をゴールレスで終え延長戦に突入した。迎えた延長後半11分に髙澤優也が値千金のゴール。このゴールを守り切り、群馬が2回戦に駒を進めた。

その他、ヴァンラーレ八戸は栃木シティFCと対戦し、中村太一、須藤貴郁のゴールで0-2で勝利し2回戦に駒を進めた。
また、Jリーグ入りを目指す福島県代表のいわきFCは、仙台大学と対戦。15分に金大生のゴールで先制するも、その後に得点を奪い合うと、82分に岩渕弘人に逆転ゴールを許し、2-3で敗れた。

26日には、1回戦の15試合が開催。J3の7チームが登場する他、元日本代表FW高原直泰の沖縄SVも登場する。

◆天皇杯1回戦
▽5月25日(土)
ホンダロック(宮崎) 5-1 FC徳島(徳島)
【ホンダ】
吉村康平(前8)
米良知記(前21)
坂本翔(前45+2)
米良知記(後3)
當瀬泰祐(後43)
【徳島】
中峯正博(後22)

栃木シティFC(栃木) 0-2 ヴァンラーレ八戸(青森)
【八戸】
中村太一(前34)
須藤貴郁(後35)

松江シティFC(島根) 2-2(2 PK 4) カマタマーレ讃岐(香川)
【松江】
佐藤啓志郎(前8)
中井栞吏(前28)
【讃岐】
渡辺悠雅(前13)
赤星雄祐(後28)

福井ユナイテッドFC(福井) 2-4 Honda FC(静岡)
【福井】
山田雄太(前4)
金村賢志郎(前37)
【Honda】
佐々木俊輝(後13)
古橋達弥(後24)
佐々木俊輝(後39)
遠野大弥(後45+2)

いわきFC(福島) 2-3 仙台大学(宮城)
【いわき】
金大生(前15)
OG(後10)
【仙台大】
人見大地(後4)
嵯峨理久(後13)
岩渕弘人(後37)

アルテリーヴォ和歌山(和歌山) 3-0 佐賀LIXIL FC(佐賀)
【和歌山】
安川常聖(前20)
宮下周歩(後37)
宮下周歩(後43)

ザスパクサツ群馬(群馬) 1-0 東京国際大学(埼玉)
【群馬】
高澤優也(延後11)

桐蔭横浜大学(神奈川) 8-0 山形大学医学部(山形)
【桐蔭横浜】
下村司(前17)
岩下航(前42)
杉山雄太(前43)
山田新(後15)
松本幹太(後21)
イサカ・ゼイン(後26)
山田新(後27)
山田新(後45+2)

MIOびわこ滋賀(滋賀) 0-2 FC大阪(大阪)
【大阪】
川西誠(後32)
須ノ又諭(後41)

▽5月26日(日)
ブラウブリッツ秋田(秋田) vs 明治大学(東京)
AC長野パルセイロ(長野) vs 新潟医療福祉大学(新潟)
ブリオベッカ浦安(千葉) vs 法政大学
ヴィアティン三重(三重) vs 関西学院大学(兵庫)
MD長崎(長崎) vs 高知ユナイテッドSC(高知)
北海道教育大学岩見沢校(北海道) vs 流通経済大学(茨城)
奈良クラブ(奈良) vs 立命館大学(京都)
松山大学(愛媛) vs 沖縄SV(沖縄)
ガイナーレ鳥取(鳥取) vs 環太平洋大学(岡山)
ギラヴァンツ北九州 vs 徳山大学
岐阜協立大学(岐阜) vs 北陸大学(石川)
ロアッソ熊本(熊本) vs ヴェルスパ大)(大))
いわてグルージャ盛岡(岩手) vs 山梨学院大学ペガサス(山梨)
カターレ富山(富山) vs FC刈谷(愛知)
SRC広島(広島) vs 鹿屋体育大学(鹿児島)
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天皇杯の1回戦&2回戦の組み合わせ決定! 5月25日に開幕、決勝は11月23日に国立で…浦和は出場資格なし

日本サッカー協会(JFA)は12日、天皇杯 第104回全日本サッカー選手権大会の1回戦、2回戦の組み合わせを発表した。 2023年は川崎フロンターレと柏レイソルが決勝まで勝ち上がり、川崎Fが見事に優勝を果たした天皇杯。今シーズンは5月25日(土)、26日(日)に1回戦が行われ、2回戦は6月12日(水)、3回戦は7月10日(水)、ラウンド16は8月21日(水)、準々決勝は9月18日(水)、準決勝は10月27日(日)、決勝は11月23日(土)に国立競技場で行われる。 全88チームが参加するノックアウト方式。浦和レッズは2023シーズンのサポーターによる違反行為の処分で出場権はなし。J1の19チーム、J2の20チーム、アマチュアシード2チーム(Honda FC、明治大学)、都道府県代表47チームが出場する。 なお、3回戦終了後にラウンド 16の組み合わせ抽選会が行われる。 J3クラブは都道府県予選からスタートし、勝ち上がれば1回戦から出場。2回戦からJ1とJ2の合計39チームが参加する。 2回戦では徳島ヴォルティスvsベガルタ仙台、藤枝MYFCvs栃木SC、ザスパ群馬vsレノファ山口FC、ロアッソ熊本vs水戸ホーリーホック、大分トリニータvs鹿児島ユナイテッドFC、ブラウブリッツ秋田vsいわきFC、ファジアーノ岡山vs愛媛FCのJ2同士の対決が決定。また、ヴァンフォーレ甲府はHonda FCとの対戦が決定した。その他のクラブは1回戦の勝者と対戦する。 ◆1回戦 ▽5月25日(土) 奈良県代表 vs 京都府代表ー【7】 [ロートフィールド奈良] 熊本県代表 vs 長崎県代表ー【12】 [熊本市水前寺競技場] 岐阜県代表 vs 静岡県代表ー【13】 [岐阜メモリアルセンター長良川球技メドウ] 宮崎県代表 vs 佐賀県代表ー【15】 [いちご宮崎新富サッカー場] 宮城県代表 vs 群馬県代表ー【16】 [みやぎ生協めぐみ野サッカー場・Aグラウンド] 石川県代表 vs 兵庫県代表ー【20】 [金沢ゴーゴーカレースタジアム] 栃木県代表 vs 東京都代表ー【23】 [栃木県グリーンスタジアム] 神奈川県代表 vs 山梨県代表ー【24】 [レモンガススタジアム平塚] ▽5月26日(日) 富山県代表 vs 大阪府代表ー【1】 [高岡スポーツコア] 岩手県代表 vs 北海道代表ー【2】 [いわぎんスタジアム] 茨城県代表 vs 明治大学ー【3】 [ケーズデンキスタジアム水戸] 徳島県代表 vs 大分県代表ー【4】 [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 鹿児島県代表 vs 福岡県代表ー【5】 [OSAKO YUYA stadium] 岡山県代表 vs 香川県代表ー【6】 [福山通運ローズスタジアム] 高知県代表 vs 島根県代表ー【8】 [高知県立春野総合運動公園陸上競技場] 青森県代表 vs 千葉県代表ー【9】 [プライフーズスタジアム] 和歌山県代表 vs 新潟県代表ー【10】 [和歌山県紀三井寺公園陸上競技場] 福井県代表 vs 埼玉県代表ー【11】 [テクノポート福井スタジアム] 福島県代表 vs 山形県代表ー【14】 [Jヴィレッジスタジアム] 三重県代表 vs 愛媛県代表ー【17】 [LA・PITA東員スタジアム] 滋賀県代表 vs 愛知県代表ー【18】 [平和堂HATOスタジアム] 鳥取県代表 vs 山口県代表ー【19】 [Axisバードスタジアム] 長野県代表 vs 秋田県代表ー【21】 [サンプロ アルウィン] 広島県代表 vs 沖縄県代表ー【22】 [エディオンピースウイング広島] ◆2回戦 ▽6月12日(水) ヴィッセル神戸 vs 【1】勝利チームー【25】 [ノエビアスタジアム神戸] 徳島ヴォルティス vs ベガルタ仙台ー【26】 [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 柏レイソル vs 【2】勝利チームー【27】 [三協フロンテア柏スタジアム] FC町田ゼルビア vs 【3】勝利チームー【28】 [町田GIONスタジアム] セレッソ大阪 vs 【4】勝利チームー【29】 [ヨドコウ桜スタジアム] ヴァンフォーレ甲府 vs Honda FCー【30】 [JITリサイクルインクスタジアム] アルビレックス新潟 vs 【5】勝利チームー【31】 [デンカビッグスワンスタジアム] V・ファーレン長崎 vs 【6】勝利チームー【32】 [トランスコスモススタジアム長崎] 鹿島アントラーズ vs 【7】勝利チームー【33】 [茨城県立カシマサッカースタジアム] 藤枝MYFC vs 栃木SCー【34】 [藤枝総合運動公園] サガン鳥栖 vs 【8】勝利チームー【35】 [駅前不動産スタジアム] 名古屋グランパス vs 【10】勝利チームー【37】 [豊田スタジアム] ザスパ群馬 vs レノファ山口FCー【38】 [正田醤油スタジアム群馬] 京都サンガF.C. vs 【11】勝利チームー【39】 [たけびしスタジアム京都] 清水エスパルス vs 【12】勝利チームー【40】 [IAIスタジアム日本平] 横浜F・マリノス vs 【13】勝利チームー【41】 [ニッパツ三ツ沢球技場] ロアッソ熊本 vs 水戸ホーリーホックー【42】 [えがお健康スタジアム] ガンバ大阪 vs 【14】勝利チームー【43】 [パナソニックスタジアム吹田] ジュビロ磐田 vs 【15】勝利チームー【44】 [ヤマハスタジアム(磐田)] 川崎フロンターレ vs 【16】勝利チームー【45】 [UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu] 大分トリニータ vs 鹿児島ユナイテッドFCー【46】 [レゾナックドーム大分] FC東京 vs 【17】勝利チームー【47】 [味の素スタジアム] ジェフユナイテッド千葉 vs 【18】勝利チームー【48】 [フクダ電子アリーナ] サンフレッチェ広島 vs 【19】勝利チームー【49】 [福山通運ローズスタジアム] ブラウブリッツ秋田 vs いわきFCー【50】 [ソユースタジアム] 湘南ベルマーレ vs 【20】勝利チームー【51】 [レモンガススタジアム平塚] 東京ヴェルディ vs 【21】勝利チームー【52】 [味の素フィールド西が丘] アビスパ福岡 vs 【22】勝利チームー【53】 [ベスト電器スタジアム] ファジアーノ岡山 vs 愛媛FCー【54】 [シティライトスタジアム] 北海道コンサドーレ札幌 vs 【23】勝利チームー【55】 [札幌ドーム] モンテディオ山形 vs 【24】勝利チームー【56】 [NDソフトスタジアム山形] ▽6月19日(水) 横浜FC vs 【9】勝利チームー【36】 [ニッパツ三ツ沢球技場] 2024.03.12 19:25 Tue

石井正忠監督がタイ代表率いてに元日決戦に!鹿島時代には選手・監督でタイトル獲得「僕が一番意識している」

タイ代表を率いる石井正忠監督が、元日に行われるサッカーに想いを馳せた。 2024年1月1日、国立競技場では『TOYO TIRES CUP 2024』の日本代表vsタイ代表が行われる。 現役時代はNTT関東や鹿島アントラーズ、アビスパ福岡でプレーし、引退後は鹿島や大宮アルディージャで指揮を執ってきた石井監督は、ブリーラム・ユナイテッドFCで2年連続の3冠を達成するなど、タイのクラブでも輝かしい成績を収め、11月22日にタイ代表の監督へ就任。初めてA代表を指揮することとなった。 前日会見に姿を見せた指揮官は、「満員の観客の前で、タイ代表がどれだけ力を見せられるか」と意気込みを語った。 「まずはこういう大会に呼んでいただいて、本当にありがとうと思っています。タイ代表としては、28日までの試合があったクラブもありまして、なかなかメンバーも集められない状態でした。どういう戦い方ができるかはちょっとわかりませんが、素晴らしい日本代表に対し、しっかりチャレンジして、僕自身も初めての代表監督になるので、その辺も含めてチャレンジしたいです」 「明日は満員の観客の皆さんの前で(試合が)できるということです。そういう場で、タイ代表がどれだけ力を見せられるか、という試合にしたいと思っています」 元日に行われる試合という意味合いついては、「タイ代表の中で僕が一番意識しているんじゃないかな」とも。 鹿島の選手時代には第77回天皇杯で優勝し(1998年1月1日/国立競技場)、監督としても鹿島を率いて第96回天皇杯制覇(2017年1月1日/市立吹田サッカースタジアム)と、石井監督は元日でのタイトル獲得経験がある。 特別な日に行う試合に招待されるとは思ってもみなかったようで、驚きを伝えつつも、思い出話を交えながら、改めて”元日決戦”への想いを残した。 「今回のタイ代表の中で、僕が一番そこを意識しているんじゃないかなと思っています。リーグ戦もあって選手が集められない中、集まってくれた選手の能力を本当に100パーセント出させてあげる試合にしたいですし、日本の皆さんにとっても元日にサッカーの試合が見られるのは、いろいろな想いがあると思うので、タイ代表の監督ですけれども、こうして国立競技場で試合ができることは、本当に僕としてはありがたい限りです」 「最初、話を聞いた時には『まさか、それはないんじゃないですか』と、タイの関係者に言っていたので。本当にこの元日にサッカーをできる、見てもらえるという意味では、当時の自分が選手だったり、監督をやっていた時の思い出が蘇ってきます。ですので、今回の『TOYO TIRES CUP 2024』は是非、タイ代表でも勝って終わりたいなと思っています」 2023.12.31 21:50 Sun

天皇杯決勝初の6万人超え! 川崎Fvs柏の入場者数が過去最多を記録

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ビッグセーブ連発、PK戦でも大活躍の川崎F守護神チョン・ソンリョンは集中しすぎて 「少しクラっとしていた」

川崎フロンターレの元韓国代表GKチョン・ソンリョンが優勝の瞬間を振り返った。 9日、第103回天皇杯決勝の柏レイソル戦に臨んだ川崎フロンターレ。チョン・ソンリョンと柏GK松本健太の両守護神によるファインセーブもあり、延長戦、さらにはPK戦までもつれた末、8-7でPK戦を制した川崎Fがタイトルを獲得した。 チョン・ソンリョンは数々のセーブでチームを救っただけでなく、PK戦で10人目のキッカーを務め、見事成功。試合後、過去にPKを決めたことがあったか問われると、オチも交えてKリーグ時代の思い出を語った。 「覚えてないですけどKリーグであったかもしれない。その時、僕はフィールドで出たんです。公式戦で。PKまでいったんですけど、止められたんです。そのシュートを止めた選手は病院に行きました(笑)」 自らPKを成功させると、今度は相手の10人目のキッカーGK松本のシュートもストップ。川崎Fに優勝の瞬間をもたらした直後に控えGK上福元直人と抱き合ったシーンも振り返った。 「僕が(シュートを)止めてあっちの方に走っていこうと思ったら、カミ選手がすごい勢いで入ってきたので、一緒に抱き合って。良かったと思っています」 優勝決定後にはうずくまっていた時間も。スポンサーのアピールも交えつつ、集中しすぎていたためだと明かしている。 「延長までいって本当に集中していて。延長後半も集中しすぎて少しクラっとしていた感じで。ちょっと水が足りなかったかなと思って。スポンサーのサントリーの水をいっぱい飲んで勝ちました(笑)」 2023.12.09 23:06 Sat

試合後はうなだれるも…延長戦の好セーブに2本のPKストップ!柏GK松本健太は胸を張る「切らさず準備していた」

柏レイソルのGK松本健太はこの試合を糧に、さらに強くなるだろう。 9日、第103回天皇杯決勝が国立競技場で行われ、2012年以来の優勝を目指す柏は川崎フロンターレと対戦。90分、延長戦を戦っても両者無得点のまま決着つかず、10人目まで突入したPK戦の末に柏は7-8で敗れた。 120分を無失点に抑えた育成組織出身の守護神は、10人目のキッカーとしても登場したが、GKチョン・ソンリョンに読み切られ、うなだれることとなった。 決着直後は顔を上げることができなかった松本だが、試合を通じては好パフォーマンスを披露。118分にはバフェティンビ・ゴミスのドンピシャヘッドを横っ飛びで防ぎ、詰めた家長昭博にも仕事をさせなかった。 PK戦でも後攻4人目仙頭啓矢が失敗し、後がなくなった状況で川崎F5人目ゴミスのシュートをストップ。さらに、6人目登里享平のキックも止めた。試合に敗れたものの、終了直後には柏サポーターから松本のコールが鳴り響いた。 ミックスゾーンでは、主導権を握ったチームの戦い方に胸を張り、来季以降への想いを語るなど、気丈な姿を見せた。 「川崎さんにそこまで攻撃のチャンスを作らせていなかったですし、チャンスだけで言ったらうちの方が多かったので、チームとしてはすごくいい戦い方ができました」 「最初の90分も、延長に入ってもからも、自分たちのやることだけは絶対に変えないようにと。チームとして120分貫き通せて、内容も悪くなかったと思います」 延長戦でのビッグセーブについては「川崎さんの枠内シュートがあまりなかったところでも、最後には絶対に何かしらあると思って、120分(集中を)切らさず準備していたことが、セーブに繋がった」と振り返る。 「チームとしては久しぶりにタイトルが懸かった試合で、サポーターもアップの時から気持ちが入っていましたし、120分、PK戦を含めて最後まで、川崎サポーター側でのPK戦でしたけれど、声はしっかり届いていました」 「終わった後の挨拶はちょっとショックで…あまり見ることができなかったですけれど、ただ本当にいろいろな人が声を掛けてくれました。リーグ戦も苦しかったですし、最後にタイトルというプレゼントを渡すことができなくて悔しいですけれど、そういう中でも選手を支えてくれたことには本当に感謝しています。来年以降、タイトル争いができるチームをいちから作り上げていって、タイトルを掴んで、サポーターと喜びを分かち合いたいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】延長戦で見せたGK松本のスーパーセーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">【速報!】サッカー <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%9D%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#天皇杯</a>決勝<br><br>川崎フロンターレ 怒涛の攻撃<br>キーパー松本健太選手が守り切る<br><br>川崎 0-0 柏(延長後半13分)<br><br>総合でLIVE中!<br>試合を最初から見るなら同時・見逃し配信<br><a href="https://t.co/7LwPxBTEfW">https://t.co/7LwPxBTEfW</a> (NHKプラス)<br><br>特設サイトでも速報中!<br><a href="https://t.co/nhWUEBpFCb">https://t.co/nhWUEBpFCb</a> <a href="https://t.co/B0vfZR7hCe">pic.twitter.com/B0vfZR7hCe</a></p>&mdash; NHKサッカー (@NHK_soccer) <a href="https://twitter.com/NHK_soccer/status/1733392001473576966?ref_src=twsrc%5Etfw">December 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.09 23:05 Sat
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