残留争いの渦中にあるジェノアがクラブ売却へ

2019.05.15 04:31 Wed
Getty Images
ジェノアのオーナーを務めるエンリコ・プレツィオージ会長は14日、クラブを売りに出すことを発表した。

玩具会社の創設者でイタリア有数の大富豪となった実業家のプレツィオージ氏は2003年7月にセリエBに所属していたジェノアを買収。2004-05シーズンにはセリエA昇格を果たしかけたが、最終節にプレツィオージ氏が八百長を行ったとしてセリエC1への降格が決まってしまった。

それでも、プレツィオージ氏がクラブへの投資を続けたこともあってジェノアは2006-07シーズンに13季ぶりとなるセリエA昇格を果たし、2008-09シーズンにはFWディエゴ・ミリートやMFチアゴ・モッタらを擁してセリエAで5位と躍進した。
セリエA昇格以降、一度もセリエBに降格することなくセリエAに定着していたジェノアだが、今季は2試合を残して降格圏の18位エンポリと1ポイント差の17位と低迷し、セリエB降格の危機に迫っている。

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