そ径部負傷のデニス・スアレスの今季が終了…志半ばでアーセナル退団へ

2019.04.30 01:30 Tue
Getty Images
アーセナルのスペイン人MFデニス・スアレスが自身のSNSを通じて今季中の復帰が絶望となったことを明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
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今冬の移籍市場でバルセロナから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアーセナルに加入したデニス・スアレス。しかし、新チームのスタイルへの適応の遅れ、コンディションの問題によって、ここまでリーグ戦4試合、ヨーロッパリーグ2試合の合計6試合の出場にとどまり、先発でのプレーは一度もなかった。そのスアレスは29日、自身のSNSを通じてそ径部の問題によって今季中の復帰が絶望的になったことを明かした。
「今年2月のヨーロッパリーグ、BATEボリソフ戦以降、僕のそ径部には多くの問題が生じていた。そして、その問題はトレーニングをストップさせたんだ」

「様々な医療的な話し合いの結果、このまま問題を抱えた状態でトレーニングを続けることはできないという結論に達した。現在、すでに治療期間に入っていて、しばらく激しいフットボールのゲームから遠ざかることになる」
「これまで以上に強くなって戻ってくるつもりだ。同時に強い決意をもって臨みたい」
最後に、スアレスはクラブが買い取りオプションの行使を見送る可能性が高い現状を考慮してアーセナルファンに向けて以下のようなメッセージを残している。

「アーセナルに来るために多くの努力や犠牲が払われた中、期待通りの形で実らなかったことを申し訳なく思っているよ。そして、僕に対してどれほど憤りを感じているかも理解しているよ。だけど、先ず大事なことは健康を取り戻すことだと思っている」

「多くの人が思い描くような結果を残せなかったけど、僕を信頼してくれた素晴らしいクラブに対して改めて感謝を示したい」

なお、保有元のバルセロナと2021年までの契約を残すスアレスだが、現時点でトップチームに居場所はないため、今後の回復を待って今夏あるいは来冬に新天地を求めることになりそうだ。

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