【J1ピックアッププレビュー】互いに開幕5勝2分け無敗! 首位決戦《広島vsFC東京》
2019.04.19 08:30 Fri
開幕から無敗で首位争いを演じるサンフレッチェ広島とFC東京。勝ち点17で並ぶ両者が19日に行われる明治安田生命J1リーグ第8節で激突する。
ムード高まる強さ〜サンフレッチェ広島〜
強い。最近の戦いぶりはそう思わせるほどだ。今シーズンのここまで堅守ベースの戦いぶりが顕著だったが、3-0の快勝劇を演じた前々節のG大阪戦から攻撃面も右肩上がり。前節の神戸戦は敵地でリードを許す展開だったが、1点ビハインドの後半に3ゴールを奪い、逆転で勝ち切った。そのなかで、シーズン開幕からコンディション上がらずのパトリックにも初ゴールが生まれ、今後に向けた収穫もあり、ムードは高まるばかりだ。柴﨑晃誠とドウグラス・ヴィエイラが共に練習中のケガで別メニューを強いられる嫌なニュースも飛び込んできているが、FC東京の壁を越えられるか。
広島に引け取らずの強さ〜FC東京〜
対するFC東京の調子もシーズン開幕から広島に引けを取らないぐらい良い。こちらも堅守ベースの戦いぶりが真骨頂だが、長谷川健太監督が掲げる「ファストブレイク」をうまく攻撃に繋げ、ここ2試合の総得点数は5ゴール。前節の鹿島戦でもその形がハマりにハマり、キックオフからの30分間で3ゴールを挙げてみせ、伝統的に大崩れしない堅守が売りのACL王者を見事に一蹴した。しかも、そのなかで、チームに新たな風を吹き込む久保建英が好調を継続する傍らで、ディエゴ・オリヴェイラと永井謙佑の2トップもシーズン初のアベックゴールを記録。首位決戦に向けて死角はない。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆サンフレッチェ広島[3-4-2-1]
DF:野上結貴、吉野恭平、佐々木翔
MF:エミル・サロモンソン、川辺駿、松本泰志、柏好文、野津田岳人、柴崎晃誠
FW:渡大生
監督:城福浩
2日間連続で非公開練習を行い、ドウグラス・ヴィエイラの出場が微妙。前節2ゴールの渡大生が先発の様相か。
◆FC東京[4-4-2]
DF:室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、小川諒也
MF:大森晃太郎、橋本拳人、高萩洋次郎、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太
前節の接触で目の違和を感じた久保の出場は流動的。ベンチスタートの場合、大森晃太郎が抜擢される可能性がある。
柏好文(サンフレッチェ広島)
永井謙佑(FC東京)
◆「前例なき」首位攻防戦
互いに開幕5勝2分け無敗。首位争いの行方を左右する決戦となる。共に堅い守りからの速攻が武器であり、低いボール保持率(広島が17番目の42%、FC東京が15番目の44%)。J1リーグの歴史において、開幕から7試合消化のタイミングで、無敗チーム同士の戦いは前例がなく、今回が初だ。「ボールの主導権を握らず、試合を支配する」理想的な形を描き、勝利を掴み取るチームは果たして──。注目の首位攻防戦はエディオンスタジアム広島で19時にキックオフだ。
ムード高まる強さ〜サンフレッチェ広島〜
強い。最近の戦いぶりはそう思わせるほどだ。今シーズンのここまで堅守ベースの戦いぶりが顕著だったが、3-0の快勝劇を演じた前々節のG大阪戦から攻撃面も右肩上がり。前節の神戸戦は敵地でリードを許す展開だったが、1点ビハインドの後半に3ゴールを奪い、逆転で勝ち切った。そのなかで、シーズン開幕からコンディション上がらずのパトリックにも初ゴールが生まれ、今後に向けた収穫もあり、ムードは高まるばかりだ。柴﨑晃誠とドウグラス・ヴィエイラが共に練習中のケガで別メニューを強いられる嫌なニュースも飛び込んできているが、FC東京の壁を越えられるか。
対するFC東京の調子もシーズン開幕から広島に引けを取らないぐらい良い。こちらも堅守ベースの戦いぶりが真骨頂だが、長谷川健太監督が掲げる「ファストブレイク」をうまく攻撃に繋げ、ここ2試合の総得点数は5ゴール。前節の鹿島戦でもその形がハマりにハマり、キックオフからの30分間で3ゴールを挙げてみせ、伝統的に大崩れしない堅守が売りのACL王者を見事に一蹴した。しかも、そのなかで、チームに新たな風を吹き込む久保建英が好調を継続する傍らで、ディエゴ・オリヴェイラと永井謙佑の2トップもシーズン初のアベックゴールを記録。首位決戦に向けて死角はない。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆サンフレッチェ広島[3-4-2-1]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:大迫敬介DF:野上結貴、吉野恭平、佐々木翔
MF:エミル・サロモンソン、川辺駿、松本泰志、柏好文、野津田岳人、柴崎晃誠
FW:渡大生
監督:城福浩
2日間連続で非公開練習を行い、ドウグラス・ヴィエイラの出場が微妙。前節2ゴールの渡大生が先発の様相か。
◆FC東京[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:林彰洋DF:室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、小川諒也
MF:大森晃太郎、橋本拳人、高萩洋次郎、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太
前節の接触で目の違和を感じた久保の出場は流動的。ベンチスタートの場合、大森晃太郎が抜擢される可能性がある。
【注目選手】
柏好文(サンフレッチェ広島)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
広島の注目選手は柏好文だ。前節の神戸戦は1得点1アシスト。守備ベースのチームにおいて、切り崩し役として違いとなり、反発力になっている。今節も攻撃面で存在感を放ち、チームをリードしたい。永井謙佑(FC東京)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
FC東京の注目選手は永井だ。ディエゴ・オリヴェイラと互いの良さを引き出し合う関係性は昨年に続き今シーズンも健在。前節、ついにシーズン初のアベック弾もマークした。久保の欠場が見込まれる今節、より活躍が期待される。◆「前例なき」首位攻防戦
互いに開幕5勝2分け無敗。首位争いの行方を左右する決戦となる。共に堅い守りからの速攻が武器であり、低いボール保持率(広島が17番目の42%、FC東京が15番目の44%)。J1リーグの歴史において、開幕から7試合消化のタイミングで、無敗チーム同士の戦いは前例がなく、今回が初だ。「ボールの主導権を握らず、試合を支配する」理想的な形を描き、勝利を掴み取るチームは果たして──。注目の首位攻防戦はエディオンスタジアム広島で19時にキックオフだ。
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