久保先発のニュルンベルク、21試合ぶり勝利で暫定最下位脱出!《ブンデスリーガ》

2019.03.31 04:30 Sun
Getty Images
ニュルンベルクは30日、ブンデスリーガ第27節でアウグスブルクをホームに迎え、3-0で勝利した。ニュルンベルクのFW久保裕也は84分まで出場している。

代表ウィーク前に行われた前節フランクフルト戦も先発で起用されながら消極的なプレーが目立った久保だったが、6試合連続先発となった。
20戦勝利のない最下位ニュルンベルク(勝ち点13)が14位アウグスブルク(勝ち点25)をホームに迎えた一戦。久保が[4-3-3]の右ウイングでスタートしたニュルンベルクは、12分に先制のチャンス。左CKからバウアーが決定的なヘディングシュートを浴びせた。

続く15分にはロングスローの流れからケルクがダイビングヘッドでゴールに近づくなど、ニュルンベルクが良い入りを見せた。

そんな中、時間の経過とともにアウグスブルクにボールを持たれたニュルンベルクだったが、アウグスブルクにシュートチャンスを作らせず、0-0で前半を終えた。
そして迎えた後半、52分にニュルンベルクがFKから先制する。右サイドからのインスウィングのクロスボールをファーサイドのイシャクが右足で押し込んだ。

先制後の61分、バイアーのミドルシュートをGKマゼニアがファインセーブで凌いだニュルンベルクは、67分にはFKからグレゴリッチュにヘディングシュートでネットを揺らされるも、オフサイドで助かった。

その後も集中した守備でアウグスブルクに付け入る隙を見せなかったニュルンベルクは、77分にバウアーがミドルシュートを流し込んだが、ゴール前の久保が反応したとしてオフサイドを取られてしまう。

それでも、久保が84分に下がった後、マテウス・ペレイラとローヴェンにゴールが生まれて3-0で勝利。21戦ぶりの勝利を飾り、暫定ながら最下位を脱出している。
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