【セリエA第29節プレビュー】インテルvsラツィオ、ローマvsナポリのビッグマッチ開催!
2019.03.29 18:00 Fri
代表ウィーク前に行われた前節、インテルがミランとのダービーを制して3位に浮上し、ユベントスがジェノアに敗れる波乱が起き、無敗優勝の可能性が潰えた。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いではローマが敗れた一方、ラツィオが勝利し、混戦具合が増している。迎える第29節、日曜にインテルvsラツィオとローマvsナポリのビッグマッチが開催される。
続いて22:00キックオフの5位ローマ(勝ち点47)と2位ナポリ(勝ち点60)のビッグマッチ。ローマは前節SPAL戦を低調な内容で1-2と敗れ、ラニエリ体制2戦目で早くも黒星が付いた。主力を負傷で欠き苦しい試合が続くが、強敵ナポリ相手に勝利を掴み取ってミランに追いすがれるか。
対するナポリは前節ウディネーゼ戦を一時2点のリードを追いつかれながらも4-2と勝ち切り、2位の座をがっちりと死守している。手負いのローマに対し、逆転優勝こそ厳しいものの、CL出場権獲得は濃厚となっている中、3位以下を突き放すためにも勝利しておきたい。
最後にインテルに屈して連勝が5で止まった4位ミラン(勝ち点51)は、9位サンプドリア(勝ち点42)とのアウェイ戦に臨む。ダービーでは不発に終わったピョンテクにとってサンプドリア戦は半年間在籍したジェノアのライバルチーム。インテル戦での鬱憤を晴らすゴールを決め、チームに勝利を呼び込み4位死守としたい。
◆セリエA第29節
▽3/29(金)
《28:30》
キエーボ vs カリアリ
▽3/30(土)
《23:00》
ウディネーゼ vs ジェノア
《26:00》
ユベントス vs エンポリ
《28:30》
サンプドリア vs ミラン
▽3/31(日)
《19:30》
パルマ vs アタランタ
《22:00》
フィオレンティーナ vs トリノ
フロジノーネ vs SPAL
ローマ vs ナポリ
《25:00》
ボローニャ vs サッスオーロ
《27:30》
インテル vs ラツィオ
PR
まずは27:30キックオフの3位インテル(勝ち点53)と6位ラツィオ(勝ち点45)から。前節ミラン戦ではこれまでの低調なパフォーマンスから一転、攻守に充実の内容でミランを3-2で下し、3位再浮上を果たしたインテル。シーズン終盤に向けて勢いに乗れそうな勝ち方をした中、キャプテン剥奪により戦列を離れていたイカルディも復帰が報じられており、インテルとしてはミラン戦に続くビッグマッチとなるラツィオ戦を制してCL出場権獲得に邁進したい。一方、前節パルマ戦をL・アルベルトの2ゴールなどで4-1と快勝したラツィオは、何とかCL出場権争いに踏みとどまった。4位ミランとは6ポイント差ある中、ここで勝利できれば更なる混戦に持ち込めるだけに是が非でもこのシックスポインターを制したい。対するナポリは前節ウディネーゼ戦を一時2点のリードを追いつかれながらも4-2と勝ち切り、2位の座をがっちりと死守している。手負いのローマに対し、逆転優勝こそ厳しいものの、CL出場権獲得は濃厚となっている中、3位以下を突き放すためにも勝利しておきたい。
劇的なCLベスト8進出を決めたものの、立役者のC・ロナウドを温存した前節ジェノア戦をまさかの0-2の敗戦に終わった首位ユベントス(勝ち点75)。無敗優勝の可能性がなくなり、代表戦でC・ロナウドが負傷した中、リスタートを図る今節は17位エンポリ(勝ち点25)とのホーム戦で勝利を取り戻しにかかる。
最後にインテルに屈して連勝が5で止まった4位ミラン(勝ち点51)は、9位サンプドリア(勝ち点42)とのアウェイ戦に臨む。ダービーでは不発に終わったピョンテクにとってサンプドリア戦は半年間在籍したジェノアのライバルチーム。インテル戦での鬱憤を晴らすゴールを決め、チームに勝利を呼び込み4位死守としたい。
◆セリエA第29節
▽3/29(金)
《28:30》
キエーボ vs カリアリ
▽3/30(土)
《23:00》
ウディネーゼ vs ジェノア
《26:00》
ユベントス vs エンポリ
《28:30》
サンプドリア vs ミラン
▽3/31(日)
《19:30》
パルマ vs アタランタ
《22:00》
フィオレンティーナ vs トリノ
フロジノーネ vs SPAL
ローマ vs ナポリ
《25:00》
ボローニャ vs サッスオーロ
《27:30》
インテル vs ラツィオ
PR
インテルの関連記事
セリエAの関連記事
|
インテルの人気記事ランキング
1
ディ・グレゴリオがユベントスの一員として古巣インテル戦へ…感謝語る「13歳で父を亡くした僕にもっとも寄り添ってくれたのがインテルの大人たち」
ユベントスのイタリア代表GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(27)が半生を振り返った。 昨季のモンツァでセリエA最優秀GK賞を受賞したディ・グレゴリオ。セリエC、セリエBを合わせ、イタリア3ディビジョンで最優秀GK賞を受賞した形となった、まさに叩き上げである。 そして今季、27歳でユベントスの一員に。そんなディ・グレゴリオだが、元々サッカーキャリアは少年時代にインテルからスタート。半生をイタリア『Repubblica』で振り返った。 「インテルのプリマヴェーラ(ユース)でスクテッドに輝き、プロキャリアはセリエBからの出発になるだろうとね。そしたら、セリエCしかオファーが来なくて。そこで感じたのは、“ああ、一歩ずつ進むしかないんだ…”ということ」 ディ・グレゴリオは19歳でインテルU-19からセリエCのレナーテへレンタル移籍し、そこから5年間、ひたすら下部リーグでの武者修行生活。本意ではなかった歩みだが、這い上がりを目指して奮闘したと言う。 「インテルは7歳で入って19歳で去った。セリエCでは、家族を養うためにはもはや救済を得るしかない…という34〜35歳の選手とも一緒にプレーし、そういった選手を見てきたおかげで、なんとか立ち続けることができたんだ」 「インテル? 恨んでいるわけないだろう。僕は13歳で父親を亡くしたが、幼い僕にもっとも寄り添ってくれたのが、当時インテルにいた大人たちだ。レンタル生活からインテルに戻るイメージは正直湧かなかったが、それでもあそこには生涯忘れられぬ良い思い出がある」 「僕の家族は、代々ミランのファンでね(笑) しかし僕だけが、チームどうこうよりも選手個人 を好きだった。インテルならハビエル・サネッティやジュリオ・セザール、ミランはカカとクリスティアン・アッビアーティ、ユーベはジャンルイジ・ブッフォン…チームを理由に誰かを憎む人間がいることが信じられない」 今やユベントスの一員となったディ・グレゴリオは27日、“古巣”インテルと伝統のイタリア・ダービーで対戦することに。舞台はかつてインテルの一員として立つことを望んだジュゼッペ・メアッツァだ。 「代理人が『落ち着いて戦えよ』って僕にうるさいんだよ(笑) けど、この一戦だからといって、僕に特別なメンタリティはない。いつも通り、冷静にプライドを持って臨むだけさ」 「だけど、ユベントスもセリエAも手が届かない存在だった時代が僕にもある。そう思うと、このカードに出場できたら感慨深いね」 2024.10.25 17:30 Fri2
ガッリアーニCEOが今季のモンツァに言及「マルディーニがインテル?」「それはすぐに役立たなくなるぞとネスタに…」
モンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、自軍モンツァについてあれこれ語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏と二人三脚でミランの黄金期=イタリアサッカーの黄金期を築き、現在はモンツァのCEOを務めるガッリアーニ氏。御年80歳の重鎮だ。 現役でクラブの要職に就く一方、取材対応では気さくにカルチョのあれこれを語る氏は今回、21日に今季セリエA初白星を挙げたばかりの自軍・モンツァについて語った。 「アレッサンドロ・ネスタ(監督)の仕事ぶりを評価すればいいんだね? ああ、彼を連れてきたのは私だから責任重大だ(笑) いやいや、彼の立場を危険に晒したことはないよ」 「しかしだ。どういうわけか、FWミラン・ジュリッチはロングボールが来るたびにボールへ向かって全力疾走し、いつもゴールを外してしまう。リーグで最も空中戦の勝率が高い選手なんだがね…いつか良いことも起こるだろう」 「ネスタには私見を伝えることがある。GKからのロングスローとジュリッチ頼みが唯一の戦略になっている感があるとね。『それはすぐに役立たなくなるぞ』とも言ってある」 一方、イタリア代表初招集などで人気銘柄となりそうな“マルディーニ一族の3代目” FWダニエル・マルディーニ(23)に言及。一部で報じられるインテルなどへの売却噂を否定している。 「おかしいな。マロッタ(インテル社長兼CEO)とダニエルについて話したことなど一度もない。私は毎日ダニエルと話すがね(笑) 当事者たちが話していないことは存在しないものなのだよ」 最後に、ガッリアーニCEOは今季のスクデット予想を問われ、「ナポリかユベントスかインテルかミランが優勝する」と答えたそうだ。 2024.10.25 21:10 Fri3
ここまで1失点の堅守が1試合で4失点…ユベントスは2点差追いつきドローもモッタ監督「全てがポジティブなわけではない」
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、インテル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、セリエA第9節でユベントスはアウェイでインテルと対戦した。2位と3位によるイタリアダービー。首位のナポリを追いかける両者にとっては、勝利が欲しい一戦となった。 試合はインテルがPKで先制するも、ユベントスは20分にドゥシャン・ヴラホビッチ、26分にティモシー・ウェアのゴールで逆転に成功。しかし、前半のうちに再逆転を許し、3-2でハーフタイムを迎える。 後半も53分に失点してしまい、2点差を追いかけることに。それでも諦めなかったチームは、71分にケナン・ユルドゥズが1点を返すと、82分にもユルドゥズがゴール。終盤に追いつき、4-4のドローに持ち込んだ。 試合後、モッタ監督は2点差をつけられても諦めなかったチームを称えた。 「難しい状況が多かった試合だったが、4点目を取られた後に本当に難しいと感じた時でも、試合に残ることができた」 「細かく分析する必要がある。多くのことが起こり、全てがポジティブなわけではない。全てを改善できる。全ての試合が物語になっている」 一方で、8試合を終えてわずか1失点しかしていなかったチームは、PKが2つありながらも4失点。インテルを称えるとともに、選手たちのパフォーマンスの高さも称えた。 「たとえば、今日はリーグ戦で1失点しか喫していなかったのに、守備でかなり苦しんだが、これはインテルの強さをクオリティを示している。一方で、攻撃では両チームに多くのチャンスがあり、常にオープンな試合だったが、常に危険な存在でもあった」 「左サイドの(フランシスコ・)コンセイソンや(アンドレア・)カンビアーゾのように調子の良い選手もいるが、今日とても良いプレーを見せた(ウェストン・)マッケニーもいる。守備にも良いプレーをして貢献してくれた選手がたくさんいる。それは試合次第であり、それぞれの調子にもよるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】合計8ゴールのシーソーゲーム! イタリアダービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Pne0z6PLook";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.28 12:55 Mon4
PSGで不遇のシュクリニアル陣営がユベントスと接触中 かつてインテルを暗黒時代から救った29歳CB
パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)は、代理人がユベントスと接触しているそうだ。 かつてインテルに所属し、インテリスタから絶大な信頼を得たシュクリニアル。クラブのスクデット奪還に寄与し、腕章を巻き、未来永劫その関係性が続くかとさえ思われた。 しかし、在籍ラスト1年で各所との関係が冷え込み、最後はフリートランスファーでPSGへ移籍。現在はPSGでなかなか試合に絡めない。 そんなシュクリニアル、最終ラインの中枢たるDFグレイソン・ブレーメルが長期離脱となったユベントスとの紐付けが数日前から始まっており、古巣の宿敵への移籍に前向きとの見方も。 イタリア『カルチョメルカート』いわく、ユーベは来年1月の第一目標を「センターバック獲得」に設定。水面下でシュクリニアル側に打診し、先方の反応は良好だったそうだ。 ただし、判明している限り、現在のユーベにとってシュクリニアルは、数ある候補の1人。クリスティアーノ・ジュントリSDはいかなる条件交渉もスタートさせていないという。 シュクリニアル獲得へ漕ぎ着けるという点では、決して安くない年俸の一部、または大半を、PSGが負担する形で半年レンタル...という一択か。ゆえに容易ではないが、不可能ではないとされる。 2024.10.30 20:55 Wed5