【真実はどこに?】ドイツの守護神のミスか、それとも…/超WS捜査官 File.2

2019.03.15 23:45 Fri
Getty Images
数多くのゴールの裏には隠された真実がある。

周到な準備、誤ったプレー、優れた判断力…その他、様々な要因でゴールは生まれる。

今回スタートする新企画では、試合の中で起こった印象的なプレーの「真実を検証していく」もの。
超ワールドサッカー編集部が気になったシーンの要因を捜査していく。
【事件ファイルNo.2】
ドイツの守護神のミスか、それとも…

◆事件発生日/現場
3/13(水)/アリアンツ・アレーナ
チャンピオンズリーグ ラウンド16
バイエルン vs リバプール

◆事件概要

リバプールのファン・ダイクが自陣からロングフィード。これに反応したサディオ・マネラフィーニャとの競り合いを制し、ボックス付近で絶妙なトラップでボールをコントロール。

飛び出して対応しようとしたバイエルンGKマヌエル・ノイアーがマネに迫るも、華麗なターンでかわしそのまま左足シュート。ボールはネットを揺らした。

★これが事件の一部始終だ



◆容疑者
ラフィーニャ(バイエルン)
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◆捜査官主張
ファン・ダイクの正確なロングフィードはもちろん、トップスピードでラインの裏を狙ったマネの一級品のトラップとボールコントロールは見事だった。

映像を見る限り、飛び出して対応したノイアーが容疑者として浮上したものの、捜査官の調べによりラフィーニャが真の容疑者であると結論づける。

事件はボックス付近の駆け引きではなく、それよりも前に起こっていた。ファン・ダイクがロングフィードを送る際、マネは左サイドの外側から内に入って裏を取ろうとしていたが、ラフィーニャはオフサイドトラップが掛けられる状況だったものの、マネの動きに翻弄され、ラインを1人だけ下げてしまった。

慌ててニクラス・ジューレが戻っていることからも分かるように、ハイラインでオフサイドを狙ったものの、ラフィーニャが判断ミスをしている。

よって、ボックス付近での駆け引き以前に事件は起こっており、ラフィーニャが犯人である。

◆弁護人主張
ラフィーニャではなくノイアーが犯人
Getty Images


ロングフィードからトラップまで、マネに許してしまったラフィーニャに非がないわけではない。警戒していながらも簡単に突破させたことは問題であるが、その後の対応の方が問題である。

ノイアーは前に出ており、マネと対峙したのだから、手を出すべきであった。しかし、マネのターンをただ見送るだけであり、どこか気迫というものも感じられなかった。ここ最近のパフォーマンス低下が叫ばれているが、このシーンでもかつてのノイアーであれば…というシーン。

怠慢な対応を見せたノイアーがこの事件の犯人であると主張する。

◆判決
ラフィーニャの有罪

捜査官の見立て通り、ラフィーニャは最初の時点で問題を起こしていた。確かに、ノイアーにセーブするチャンスがなかったわけではない。マネのトラップ、そして味方のカバーリングを考えれば、外に逃げることは推測できたはずである。

しかし、ラインを高く保っているチームにおいて、マネの動きに翻弄されて、スタンドプレーをしてしまったラフィーニャの責任は重い。また、トラップ前の段階でも、マネとの競り合いで簡単に負けており、守備が得意でないという部分を露呈している。

また、ノイアーが飛び出たことでゴールを守りに行ったが、マネにつくという選択もできた。つまり、総合的な判断ミスという観点で、ラフィーニャを有罪とする。

捜査官の見立て通り、ラフィーニャに有罪判決が下った。みなさんの判決はいかがだろうか。是非、ご意見をお聞かせいただきたい。




【前回の事件のおさらい】
前回の事件、みなさんのご意見は以下の通りだ。我々捜査官の見立てと同じ、ケーラーが犯人と考えているようだ。ご協力に感謝する。


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