トディボ&ムサ・ワゲの2選手デビューのバルサが連覇逃す…ジローナが初出場で初優勝!《スーペル・コパ・カタルーニャ》
2019.03.07 04:44 Thu
スーペル・コパ・カタルーニャ2019のバルセロナvsジローナが6日に行われ、1-0で勝利したジローナが初出場で大会初優勝を飾った。
カタルーニャサッカー連盟が2014年に創設したカタルーニャ王者を決める今大会。リーガエスパニョーラのプリメーラ所属の上位2チームが出場するレギュレーション上過去3大会はバルセロナとエスパニョールのカードとなっていたが、今回の大会では昨季のプリメーラ順位でエスパニョールを上回ったジローナが初出場を果たした。
大会連覇を目指すバルセロナはGKにシレッセン、最終ラインに右からムサ・ワゲ、ムリージョ、ユムティティ、ミランダを起用。中盤は今冬トゥールーズから加入のトディボがアンカーに入り、インサイドにリキ・プッチとアレーニャ。3トップはマウコム、ボアテング、コジャードが起用された。
対して初出場で初優勝を目指すジローナはGKイライソス、古巣対戦のムニエサ、グラネル、ポンス、ポッロ、かつてJリーグでもプレーしたドゥンビアなど準主力クラスを起用してきた。
ムサ・ワゲとトディボをトップチームデビューさせたバルセロナだが、序盤からジローナの縦に速い攻撃に苦戦。ドゥンビアやアレイクス・ガルシアに幾度もフィニッシュの場面を作られる。
ゴールレスで迎えた後半、ユムティティに代えてオリオル・ブスケッツをハーフタイム明けに投入したバルセロナは、この交代でトディボを最終ライン、O・ブスケッツをアンカーで起用。立ち上がりから70パーセントを超えるボールポゼッションで相手を押し込み、リキ・プッチ、マウコムと惜しいシーンを作り出す。64分には中央突破したアレーニャがペナルティアーク付近でミドルシュートもここは大きくふかしてしまう。
その後互いに交代カードを切っていく中、ジローナがゴールをこじ開ける。69分、ボックス内で仕掛けたヴァレリをコジャードが倒してしまい、ジローナがPKを獲得。これを直前に投入されていたストゥアーニが冷静に流し込んだ。
先制を許したバルセロナはコジャードに代えてアベル・ルイスを投入し、攻勢を強めていく。79分には右サイドのマウコムからの絶妙なクロスに反応したアレーニャに絶好機もヘディングシュートをクロスバーに当ててしまう。さらに、試合終盤にかけては猛攻を仕掛けるが、セットプレーの流れからボックス内でムリージョが放ったボレーシュートはミートし切れず、試合はこのままタイムアップ。
ストゥアーニのPK弾に沈んだバルセロナは大会2連覇を逃した。一方、ジローナは大会初出場で初優勝を果たした。
バルセロナ 0-1 ジローナ
【ジローナ】
ストゥアーニ(69[PK])
カタルーニャサッカー連盟が2014年に創設したカタルーニャ王者を決める今大会。リーガエスパニョーラのプリメーラ所属の上位2チームが出場するレギュレーション上過去3大会はバルセロナとエスパニョールのカードとなっていたが、今回の大会では昨季のプリメーラ順位でエスパニョールを上回ったジローナが初出場を果たした。
大会連覇を目指すバルセロナはGKにシレッセン、最終ラインに右からムサ・ワゲ、ムリージョ、ユムティティ、ミランダを起用。中盤は今冬トゥールーズから加入のトディボがアンカーに入り、インサイドにリキ・プッチとアレーニャ。3トップはマウコム、ボアテング、コジャードが起用された。
ムサ・ワゲとトディボをトップチームデビューさせたバルセロナだが、序盤からジローナの縦に速い攻撃に苦戦。ドゥンビアやアレイクス・ガルシアに幾度もフィニッシュの場面を作られる。
それでも、相手のフィニッシュの精度にも助けられて均衡を保っていくと、時間の経過と共にボールを保持して反撃に転じる。最前線のボアテングになかなかボールが収まらないものの、マウコムのドリブル突破やアレーニャ、リキ・プッチの繰り出すスペースへのスルーパスで攻撃の形を作り出す。39分にはボアテングのキープからリキ・プッチのスルーパスに反応したマウコムがボックス左から強烈なシュートを枠に飛ばすが、これは相手GKイライソスにはじき出される。さらに、こぼれ球にボアテングが詰めるも体勢を立て直したイライソスに再びかき出された。
ゴールレスで迎えた後半、ユムティティに代えてオリオル・ブスケッツをハーフタイム明けに投入したバルセロナは、この交代でトディボを最終ライン、O・ブスケッツをアンカーで起用。立ち上がりから70パーセントを超えるボールポゼッションで相手を押し込み、リキ・プッチ、マウコムと惜しいシーンを作り出す。64分には中央突破したアレーニャがペナルティアーク付近でミドルシュートもここは大きくふかしてしまう。
その後互いに交代カードを切っていく中、ジローナがゴールをこじ開ける。69分、ボックス内で仕掛けたヴァレリをコジャードが倒してしまい、ジローナがPKを獲得。これを直前に投入されていたストゥアーニが冷静に流し込んだ。
先制を許したバルセロナはコジャードに代えてアベル・ルイスを投入し、攻勢を強めていく。79分には右サイドのマウコムからの絶妙なクロスに反応したアレーニャに絶好機もヘディングシュートをクロスバーに当ててしまう。さらに、試合終盤にかけては猛攻を仕掛けるが、セットプレーの流れからボックス内でムリージョが放ったボレーシュートはミートし切れず、試合はこのままタイムアップ。
ストゥアーニのPK弾に沈んだバルセロナは大会2連覇を逃した。一方、ジローナは大会初出場で初優勝を果たした。
バルセロナ 0-1 ジローナ
【ジローナ】
ストゥアーニ(69[PK])
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