バイエルンFWワグナーが中国行きへ…古巣復帰から1年も今季は出番激減

2019.01.30 13:10 Wed
Getty Images
バイエルンのドイツ代表FWサンドロ・ワグナー(31)が中国に移籍する可能性が高まっている。ドイツ『ビルト』が報じた。

ワグナーの移籍先として挙がっているのは、天津泰達とのこと。2020年までの2年契約を結ぶとされている。

現在、ワグナーは年俸500万ユーロ(約6億2500万円)をもらっているが、天津泰達では750万ユーロ(約9億3800万円)に上昇するとのことだ。
ワグナーは、バイエルンの下部組織で育ったものの、2007年にトップチーム昇格すると、翌年にはデュイスブルクへとフリートランスファーで移籍。その後、ブレーメンやカイザースラウテルン、ヘルタ・ベルリン、ダルムシュタット、ホッフェンハイムとドイツ国内でプレーした。

バイエルン退団後は、各クラブでしっかりと結果を残し、ヘルタ・ベルリンでは公式戦75試合に出場し8ゴールを記録。ホッフェンハイムへと移籍すると、50試合で18ゴールの成績を残し、2018年1月に古巣のバイエルンへと復帰していた。
1300万ユーロ(約16億2600万円)でバイエルンに復帰したワグナーは、控え中心の生活ながら2017-18シーズンは14試合に出場し8ゴールを記録。今シーズンはニコ・コバチ監督の下で出場機会が減り、ブンデスリーガで7試合、チャンピオンズリーグで3試合、DFBぽカールで1試合に出場。ゴールはDFBポカールの1ゴールに終わっている。

今冬にはウェストハムやクリスタル・パレス、ウォルバーハンプトンのプレミアリーグ勢や、シュツットガルト、シャルケなどブンデスリーガ勢からもオファーがあったが、残留を決めていた。

天津泰達は、中国スーパーリーグで2018シーズンを14位と下位で終えていた。昨シーズン在籍していた元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルがミドルズブラへと移籍し退団したものの、フライブルクやヘルタ・ベルリン、ボーフムなどでプレーし、ヘルタ・ベルリンでワグナーが共にプレーしたドイツ人DFフェリックス・バスティアンスが所属している。

また、指揮官は2017年9月に就任した元韓国代表監督のウリ・シュティーリケ監督が務めており、ドイツ人選手の補強を望んでいるとされている。

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