攻撃陣躍動のセビージャがレバンテを5発粉砕! リーガ5戦ぶり白星《リーガエスパニョーラ》
2019.01.26 22:55 Sat
セビージャは26日、リーガエスパニョーラ第21節でレバンテと対戦し、5-0で快勝した。
リーグ4試合勝ちのない4位セビージャ(勝ち点33)が、前節バジャドリーに2-0で勝利しリーグ6試合ぶりの白星飾った10位レバンテ(勝ち点26)をホームに迎えた一戦。セビージャは、2-0で勝利したミッドウィークのコパ・デル・レイ準々決勝バルセロナ戦1stレグから7名を入れ替え、サラビア、ヘスス・ナバスらに代えて、フランコ・バスケス、A・ビダルらを起用した。
開始早々から攻め込んでいくセビージャだが、12分にアクシデントが発生。3バックの一角を務めるセルジ・ゴメスが負傷によりプレー続行不可となり、メルカドを投入することに。
直後の13分、2トップ下のロチーナを中心とするレバンテがセビージャゴールを脅かす。ロチーナの浮き球のスルーパスを受けたホセ・モラレスがボックス左から頭で折り返し、中央のボアテングが頭から飛び込む。これはGKオイエルがパンチングで凌いだものの、間一髪の攻防となった。
その後も効率的に攻め込んでいくレバンテを前に、セビージャはなかなかチャンスを作り出すことができない。26分には右サイドから中央にカットインしたフランコ・バスケスが左足のミドルシュートを狙ったが、GKオイエルが難なくキャッチした。
それでも前半終了間際の43分、セビージャにビッグチャンスが訪れる。ボックス手前左のロケ・メサが右足でグラウンダーのミドルシュートを放つと、ボールが右ポストに直撃。しかし、跳ね返りに詰めたアンドレ・シウバのシュートはミートできず。0-0のスコアで折り返しを迎える。
後半開始早々、セビージャが待望の瞬間を迎える。48分、ボックス手前で右サイドからのパスを受けたロケ・メサが2タッチでラストパスを供給すると、いち早くイェデルが反応。GKバシリクの股を抜くシュートで先制点を奪取した。
さらに60分、バネガから右サイドを駆け上がったプロメスにボールが渡り、精度の高いグラウンダーのクロスが供給される。ボックス内に走りこんでいたアンドレ・シウバが左足で合わせ、点差を広げていく。
その後もセビージャの勢いが止まらない。71分、途中出場のサラビアがボックス左でボールを受け、中央に折り返す。待ち構えていたフランコ・バスケスが冷静に流し込み、スコアを3-0とする。
大勢が決した後もセビージャの時間は続く。ボックス右で突破を試みたプロメスが途中出場のジェイソンに倒され、PKを獲得。これをサラビアが沈めてさらに突き放す。そして、試合終了間際にロケ・メサが獲得したPKを蹴ったプロメスのシュートは一度GKオイエルに阻まれたものの、跳ね返りを自ら沈めて自身のリーガ初弾としたところで試合が終了。
この結果、5-0のスコアで快勝したセビージャは、リーグ5試合ぶりの白星を手にしている。
リーグ4試合勝ちのない4位セビージャ(勝ち点33)が、前節バジャドリーに2-0で勝利しリーグ6試合ぶりの白星飾った10位レバンテ(勝ち点26)をホームに迎えた一戦。セビージャは、2-0で勝利したミッドウィークのコパ・デル・レイ準々決勝バルセロナ戦1stレグから7名を入れ替え、サラビア、ヘスス・ナバスらに代えて、フランコ・バスケス、A・ビダルらを起用した。
開始早々から攻め込んでいくセビージャだが、12分にアクシデントが発生。3バックの一角を務めるセルジ・ゴメスが負傷によりプレー続行不可となり、メルカドを投入することに。
その後も効率的に攻め込んでいくレバンテを前に、セビージャはなかなかチャンスを作り出すことができない。26分には右サイドから中央にカットインしたフランコ・バスケスが左足のミドルシュートを狙ったが、GKオイエルが難なくキャッチした。
試合は、セビージャの本拠地サンチェス・ピスファンに詰めかけた観客のボルテージが高まるにつれて、次第に肉弾戦の様相を呈し始める。ロケ・メサが気の利いたスペースに顔を出しながら攻め手を探るセビージャだったが、カウンター志向のレバンテの急所を突くことができない。
それでも前半終了間際の43分、セビージャにビッグチャンスが訪れる。ボックス手前左のロケ・メサが右足でグラウンダーのミドルシュートを放つと、ボールが右ポストに直撃。しかし、跳ね返りに詰めたアンドレ・シウバのシュートはミートできず。0-0のスコアで折り返しを迎える。
後半開始早々、セビージャが待望の瞬間を迎える。48分、ボックス手前で右サイドからのパスを受けたロケ・メサが2タッチでラストパスを供給すると、いち早くイェデルが反応。GKバシリクの股を抜くシュートで先制点を奪取した。
さらに60分、バネガから右サイドを駆け上がったプロメスにボールが渡り、精度の高いグラウンダーのクロスが供給される。ボックス内に走りこんでいたアンドレ・シウバが左足で合わせ、点差を広げていく。
その後もセビージャの勢いが止まらない。71分、途中出場のサラビアがボックス左でボールを受け、中央に折り返す。待ち構えていたフランコ・バスケスが冷静に流し込み、スコアを3-0とする。
大勢が決した後もセビージャの時間は続く。ボックス右で突破を試みたプロメスが途中出場のジェイソンに倒され、PKを獲得。これをサラビアが沈めてさらに突き放す。そして、試合終了間際にロケ・メサが獲得したPKを蹴ったプロメスのシュートは一度GKオイエルに阻まれたものの、跳ね返りを自ら沈めて自身のリーガ初弾としたところで試合が終了。
この結果、5-0のスコアで快勝したセビージャは、リーグ5試合ぶりの白星を手にしている。
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