不遇モーゼスにトルコから救いの手…フェネルバフチェがローンで獲得へ
2019.01.24 13:59 Thu
チェルシーのナイジェリア代表FWヴィクター・モーゼス(28)が、フェネルバフチェ移籍で合意に達したようだ。『CNN TURK』をはじめとする複数のトルコメディアが報じている。
そんなナイジェリア代表FWに、リーグ戦で現在15位に沈むフェネルバフチェが興味。リーグ戦ワースト3位という乏しい得点力の底上げを図るため、モーゼスを指名した。
伝えられるところによると、モーゼスはすでにフェネルバフチェと合意済みであり、トルコ『foroMac』は、トルコにいる同選手の姿を写真に収めている。契約は今季終了までのレンタル移籍になる模様。なお、モーゼスはチェルシーと2021年まで契約を残している。
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2012年のチェルシー加入後、リバプールやストーク、ウェストハムをレンタル移籍で渡り歩きながら、アントニオ・コンテ前監督が就任した2016-17シーズンにチェルシーでチャンスを掴んだモーゼス。右ウイングバックという新境地で価値を見いだし、そのシーズンはリーグ戦34試合に出場し、プレミア制覇に大きく貢献していた。ところが、今季就任したマウリツィオ・サッリ監督の下では、ここまで公式戦出場はわずか6試合と、完全に戦力外と見なされてしまっている。伝えられるところによると、モーゼスはすでにフェネルバフチェと合意済みであり、トルコ『foroMac』は、トルコにいる同選手の姿を写真に収めている。契約は今季終了までのレンタル移籍になる模様。なお、モーゼスはチェルシーと2021年まで契約を残している。
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