アーセナルGKチェフが引退を表明「目標としていたものを全て獲得した」

2019.01.15 20:50 Tue
Getty Images
アーセナルに所属する元チェコ代表GKペトル・チェフ(36)は15日、今シーズン限りでの引退を表明した。自身ツイッターアカウント(@PetrCech)を通じて発表している。

今シーズンもアーセナルでの公式戦12試合に出場しているチェフは、今年でプロ20年目。通算では、プレミアリーグ443試合に出場している。また、アーセナル以前の2004年から2015年にかけて所属していたチェルシーでは、チャンピオンズリーグ(CL)1度、プレミア4度を含む15度の戴冠を経験。個人としても、欧州最優秀GK賞を4度、プレミアリーグ・ゴールデングローブを4度獲得している。

また、チェコ代表としても同国史上最多の124試合に出場。ユーロ2004でのベスト4進出など多くの歓喜を味わった。また、ゴールキーパーながら7度のチェコ最優秀選手賞を受賞している。
チェフは15日、自身のツイッターを更新。以下のメッセージを掲載している。

「今シーズンが僕のプロフェッショナルプレーヤーとしての20シーズン目だ。そして最初にプロとして契約を結んでから20年目になる。今シーズン限りでの引退を発表するには適切な時だと感じたんだ」
「プレミアリーグでの15年間のプレーを通して、可能な個人賞を全て獲得して、目標としていたものを全て獲得したように感じる」

「今シーズンにももう1つトロフィーを獲得できるよう、僕はアーセナルでハードワークを続ける。それから、ピッチの外での人生を送るのを楽しみにしているんだ」

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チェコ代表がユーロ用の新ユニフォームを発表!アウェイは史上最強と名高い2004年のデザインをイメージ

チェコサッカー協会(FACR)とプーマは27日、チェコ代表の新ユニフォームを発表した。 ユーロ2020でベスト8という結果を残していたチェコ。ポーランド代表らが同居したユーロ2024の予選はアルバニア代表に次ぐ2位で通過し、本大会ではポルトガル代表、トルコ代表、ジョージア代表と対戦する。 ただ、予選終了後にヤロスラフ・シルハヴィ前監督が辞任。2024年1月からは、かつてJリーグでもプレーや指揮をしたことがあるチェコ代表のレジェンド、イワン・ハシェック氏が監督に就任している。 ユーロ2024でも着用する新ユニフォーム。ホームユニフォームは伝統的な赤を基調としており、チェコの国章でもある2つの尾を持つライオンがデザインに取り入れられている。シャツの袖口と襟元には水色があしらわれ、サイドと背面の下部には白がアクセントとして用いられている。 一方のアウェイユニフォームは、ユーロでベスト4に進出した2004年の代表チームを彷彿とさせるデザインに。無地の白をベースとしつつ、シャツの袖口と襟元には水色があしらわれている。 チェコ史上最強とも呼ばれた2004年のチームを彷彿とするユニフォームで、再びの躍進はなるか。 <span class="paragraph-title">【写真】チェコ代表のユーロ用ユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">New home and away national team kits by <a href="https://twitter.com/pumafootball?ref_src=twsrc%5Etfw">@pumafootball</a> <a href="https://t.co/jgw2icabdr">pic.twitter.com/jgw2icabdr</a></p>&mdash; Czech Football National Team (@ceskarepre_eng) <a href="https://twitter.com/ceskarepre_eng/status/1773052702982901968?ref_src=twsrc%5Etfw">March 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.28 13:25 Thu
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チェコ代表の新監督が決定

▽チェコサッカー協会(MFS)は15日、カレル・ヤロリム氏(59)を同国代表監督に任命したことを発表した。契約期間は2018年8月までの2年間で、オプションで契約が2年延びる条件となっている。 ▽現役時代にチェコ・スロバキア代表としてプレーしたヤロリム氏は、監督転向後はスラビア・プラハや中東のアル・アハリ、アル・ワハダなどを指揮。2014年1月に就任したムラダー・ボレスラフでは就任初年度に3位となり、その後も2シーズン連続で4位と好結果を収めていた。 ▽チェコでは6月30日、パベル・ブルバ前監督(52)がユーロ2016でグループステージ敗退に終わったことを受け、辞任を発表していた。 2016.07.16 00:41 Sat
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チェコ代表MFヤンクトがゲイを公表…「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したくない」

スパルタ・プラハに所属するチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)が、ゲイであることを告白した。 ヤンクトは13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。 「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じように長所もあれば短所もある」 「僕には家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに、情熱を持って、ベストを尽くしてきた」 「他のみんなと同じように、僕も恐れることなく、偏見なく、暴力もなく、愛を持って自由に生きたいと思っている」 「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したいとは思っていない」 また、現所属クラブのスパルタ・プラハは今回のカミングアウトの前にヤンクトとじっくりと話し合いを行っており、今回の公表と併せて声明を発表。クラブとして同選手を全面的にサポートしていくことを伝えた。 「しばらく前に、クラブの経営陣、監督、チームメイトとの彼の性的指向について話し合いを行いました」 「他のすべては彼の個人的な生活に関係していますし、クラブとしてこれ以上のコメントはありません。これ以上の質問もありません。君は私たちのサポートを受けています。自分の人生を生きてほしい、ヤコブ」 母国スラビア・プラハの下部組織出身でイタリアのウディネーゼでプロキャリアをスタートしたヤンクトは、サンプドリアを経て2021年夏にヘタフェへ完全移籍で加入。今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国の名門スパルタ・プラハでプレーしている。 また、2017年3月にデビューを飾ったチェコ代表ではここまで45試合に出場するなど、中盤の主力を担っている。 なお、男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウト。 ヤンクトは両選手に続く形で自身の性的指向を明かした選手となった。 2023.02.13 23:18 Mon

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