停滞した後半で新たな課題、北川航也の見えざる貢献は新たな一手の可能性/日本代表コラム
2019.01.14 22:00 Mon
初戦のトルクメニスタン代表戦で苦しみながらも勝利を収めた日本代表。その試合から中3日、第2戦のオマーン代表戦でも苦しみながら勝利。グループステージの突破を決めた。
結果としては、1-0で勝利し、初戦でミスから2失点を喫したディフェンス陣は無失点に抑えた。一方で、オフェンス陣は序盤の決定機を逸したことにより、1得点に留まった。初戦からの改善は見られた部分もあったが、やはり不完全燃焼と言わざるを得ない。
◆改善された立ち上がり
トルクメニスタン戦から、メンバーを2名変更した日本。1人は、臀部の痛みを訴えていたFW大迫勇也(ブレーメン)に代わりFW北川航也(清水エスパルス)を起用。もう1人は、DF槙野智章(浦和レッズ)に代えてMF遠藤航(シント=トロイデン)を起用した。
遠藤はMF柴崎岳(ヘタフェ)とともにボランチに入り、トルクメニスタン戦でボランチ起用されたDF冨安健洋(シント=トロイデン)がDF吉田麻也(サウサンプトン)とともにセンターバックでコンビを組んだ。
立ち上がり、トルクメニスタン戦は中央の崩しに固執してしまった日本だが、この試合ではサイドも有効に活用。立ち上がり2分には、堂安が積極的に仕掛けると、ボックス内へのクロスをMF原口元気(ハノーファー)がシュート。しかし、クロスバーに阻まれる。
先制点までの26分間に、南野が得たビッグチャンスは4度。立ち上がりの原口のシュートを含めれば、5度の得点チャンスを作り出した。これは、トルクメニスタン戦と比較しても、良い立ち上がりだったと言える。
ピッチの横幅を使うこと、そして、1トップの北川が受けるだけでなく、オマーンのディフェンスラインのポジショニングを見て、最終ラインからロングボールを送って裏をとるということ。攻撃面では大きな改善も見えたが、5度の得点チャンスを1度も生かせていないことは大きな問題だ。
結果として、PKを獲得して先制したものの、判定に助けられた部分も大きい。相手GKのパフォーマンスも評価に値するが、1人で4度決定機を迎えた南野がゴールを奪えなかったことは、課題として大きく残った。
◆停滞した後半
一方で、後半のパフォーマンスには不満が残る。前半の得点機を逸した日本だったが、後半の立ち上がりからオマーンが強度を強めて出てきた。また、徐々にボールをオマーンが持つ時間が増えたことにより、日本はペースを掴めない時間が続いた。
停滞した状況を打破しようと、日本は北川に代えて武藤嘉紀(ニューカッスル)を投入。しかし、この交代がハマらず、日本は決定機どころか、シュートすら打てない状況を迎えてしまった。
オマーンの攻撃に対しては、冨安、吉田を中心に守備陣が奮闘。特に、ボランチに入った遠藤が攻守に渡って冴えており、無失点で凌ぐことが出来た。終盤のパワープレーに対してはヒヤリとさせられる場面も作られたが、2試合目でクリーンシートを達成できたことは、選手たちにとっても自信になったはずだ。
しかし、攻撃面での変化がつけられなかったことは大きな課題として残る。ビハインド、またはイーブンの状況で勝利を目指すことを考えれば、2試合目の後半に及第点は与えられない。しっかりと課題として、ウズベキスタン戦までに準備してもらいたい。
◆北川の見えざる貢献はオプションにも
前半の決定機を逸したことが試合の流れに影響を与えたことは1つあるだろう。あの場面で2点、3点と奪えていれば、オマーンの戦い方も変わり、さらなるゴールを積み重ねられた可能性もある。フィニッシュの精度という点では、ウズベキスタン戦での奮起に期待したい。
一方で、もう1つ試合の流れを変えたと考えられる場面があった。それは1トップに入った北川の交代だ。
大迫の欠場により、先発した北川。森保体制になってから、大迫以外の1トップが結果を残したことはなく、欠場時のプランに不安があったのは事実だ。
この試合でも先発した北川は、試合中に見せ場を作ることなく、57分と早い時間に武藤と交代させられている。確かに、決定機に絡めず、ボールタッチ数も少なかった。特に、南野との距離感が悪く、1トップに入る選手としては、働きが物足りないと言わざるを得ず、得点が欲しい森保監督が武藤を投入したのも理解はできる。
しかし、この日の北川は結果として黒子の働きを見せていた。前半から、ボールを受けようとしていたが、オマーンはウズベキスタン戦同様に縦パスが入った瞬間を狙っていた。そのため、2センターバックが北川をケアしていた。
さらに、オマーンが想定以上のハイラインを敷いたことにより、裏のスペースを狙うことが可能となった。北川にとってもやりやすい状況だったが、積極性が足らず、ポジショニングも良くなかったためボールが来ず。一方で、南野の近くにスペースが生まれ、決定機が生まれた。
大迫が欠場すると分かってか、オマーンは高いラインを敷いた。本来であれば、南野同様に自身にボールが入る動きをすべきだったが、経験値の少なさか、積極性に欠け、味方からパスを供給される回数が少なかった。
それでも、南野とのポジショニングを間違えることはなく、相手CBを引きつけていたことも事実だ。囮という考えでいけば、南野を生かすために使い道はある。コミュニケーションをとり、狙って動くことができれば、オプションになり得るだろう。
一方で、武藤は北川よりも前線で動くタイプ。サイドに流れるプレーや、裏へボールを呼び込むためのポジションチェンジなどを繰り返していた。しかし、武藤が動くことで、南野のスペースが消滅。結果として、前半に作っていた決定機はほとんど迎えることがなかった。
大迫の代役の答えは見つからないが、北川の起用は、南野を生かすという意味で考えればオプションにもなり得るだろう。ユース年代ではともにプレーしていただけに、お互いのイメージが一致すればだ。
前線からの守備という点でも、オマーンに対して効いていた部分はある。攻守の整備役としては及第点だ。しかし、1トップとして起用されていることを考えれば、最善のプレーだったとは言えない。大迫の穴の大きさは、やはり埋め切れないというのが現時点での答えであり、北川には自身が生きるプレーを見つける課題が残った。
◆大迫の存在は課題に
大迫のケガの状態が不明だが、決勝トーナメントの戦いを見据えれば、ウズベキスタン戦も欠場させる可能性は高い。その場合は、北川、武藤のどちらかを起用することになる。
どちらのプランが良いということではなく、それぞれ特徴が違うため、戦い方を変える必要があるということ。北川も、南野のサポートにはなっていたが、自身が生きたとは言えず、1トップとしては及第点を出せない。武藤もそれは同様だ。
決勝トーナメントへの進出を決めたものの、課題が残る日本。ウズベキスタン戦で勝利し、首位通過を目指す必要はあるが、選手の特徴を生かすという意味では、システムの変更も視野に入れて良いのではないだろうか。
基本システムは[4-2-3-1]としているものの、南野、堂安をサイドに置く[4-4-2]や堂安をインサイドに置き、南野をウイングに置く[4-3-3]も考えられるだろう。「システムを決めてはいない」と森保監督は過去に語っており、3バックを試合中に試すこともあると発言していた。
核となる大迫が不在、そしてMF中島翔哉(ポルティモネンセ)も今大会は不在の状況であれば、新たなオプションを探すという手も1つあるはず。9月に始まるカタール・ワールドカップ予選を考えても、様々な手を用意する必要はあるだろう。
◆首位通過を争う相手は強敵
オマーンvs日本の後に行われたトルクメニスタンvsウズベキスタンでは、ウズベキスタンが0-4で圧勝した。日本が苦戦した相手に4得点を奪い、無失点に抑えたという状況。ウズベキスタンはグループ最大のライバルと言える。
トルクメニスタン戦では、1トップに入ったFWショムロドフが効いており、日本戦にも出場するとなると、ディフェンス陣は非常に手こずることになるだろう。世代別の代表でも結果を残しているウズベキスタンは、森保監督率いるU-21日本代表の前にも立ちはだかった。
この先の戦いを見据えれば、首位通過が望ましい。しかし、この2戦で日本も多くの課題を見つけたはず。3戦目でこの2試合の反省を生かすことができれば、勝利も難しくない。1戦目より改善が見られた2戦目。3戦目のウズベキスタン戦はさらなる好ゲームを期待したい。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
結果としては、1-0で勝利し、初戦でミスから2失点を喫したディフェンス陣は無失点に抑えた。一方で、オフェンス陣は序盤の決定機を逸したことにより、1得点に留まった。初戦からの改善は見られた部分もあったが、やはり不完全燃焼と言わざるを得ない。
◆改善された立ち上がり
Getty Images
トルクメニスタン戦から、メンバーを2名変更した日本。1人は、臀部の痛みを訴えていたFW大迫勇也(ブレーメン)に代わりFW北川航也(清水エスパルス)を起用。もう1人は、DF槙野智章(浦和レッズ)に代えてMF遠藤航(シント=トロイデン)を起用した。
立ち上がり、トルクメニスタン戦は中央の崩しに固執してしまった日本だが、この試合ではサイドも有効に活用。立ち上がり2分には、堂安が積極的に仕掛けると、ボックス内へのクロスをMF原口元気(ハノーファー)がシュート。しかし、クロスバーに阻まれる。
さらに7分、12分とMF南野拓実(ザルツブルク)がGKと一対一の決定機を迎えるが、シュートはセーブされてしまう。24分、26分にも南野は決定機を迎えたが、いずれも得点を奪えず。しかし、26分のシーンでは原口がファウルを誘い、PKを獲得。しっかりと決めて先制し、この1点を守り切って勝利した。
先制点までの26分間に、南野が得たビッグチャンスは4度。立ち上がりの原口のシュートを含めれば、5度の得点チャンスを作り出した。これは、トルクメニスタン戦と比較しても、良い立ち上がりだったと言える。
ピッチの横幅を使うこと、そして、1トップの北川が受けるだけでなく、オマーンのディフェンスラインのポジショニングを見て、最終ラインからロングボールを送って裏をとるということ。攻撃面では大きな改善も見えたが、5度の得点チャンスを1度も生かせていないことは大きな問題だ。
結果として、PKを獲得して先制したものの、判定に助けられた部分も大きい。相手GKのパフォーマンスも評価に値するが、1人で4度決定機を迎えた南野がゴールを奪えなかったことは、課題として大きく残った。
◆停滞した後半
Getty Images
一方で、後半のパフォーマンスには不満が残る。前半の得点機を逸した日本だったが、後半の立ち上がりからオマーンが強度を強めて出てきた。また、徐々にボールをオマーンが持つ時間が増えたことにより、日本はペースを掴めない時間が続いた。
停滞した状況を打破しようと、日本は北川に代えて武藤嘉紀(ニューカッスル)を投入。しかし、この交代がハマらず、日本は決定機どころか、シュートすら打てない状況を迎えてしまった。
オマーンの攻撃に対しては、冨安、吉田を中心に守備陣が奮闘。特に、ボランチに入った遠藤が攻守に渡って冴えており、無失点で凌ぐことが出来た。終盤のパワープレーに対してはヒヤリとさせられる場面も作られたが、2試合目でクリーンシートを達成できたことは、選手たちにとっても自信になったはずだ。
しかし、攻撃面での変化がつけられなかったことは大きな課題として残る。ビハインド、またはイーブンの状況で勝利を目指すことを考えれば、2試合目の後半に及第点は与えられない。しっかりと課題として、ウズベキスタン戦までに準備してもらいたい。
◆北川の見えざる貢献はオプションにも
Getty Images
前半の決定機を逸したことが試合の流れに影響を与えたことは1つあるだろう。あの場面で2点、3点と奪えていれば、オマーンの戦い方も変わり、さらなるゴールを積み重ねられた可能性もある。フィニッシュの精度という点では、ウズベキスタン戦での奮起に期待したい。
一方で、もう1つ試合の流れを変えたと考えられる場面があった。それは1トップに入った北川の交代だ。
大迫の欠場により、先発した北川。森保体制になってから、大迫以外の1トップが結果を残したことはなく、欠場時のプランに不安があったのは事実だ。
この試合でも先発した北川は、試合中に見せ場を作ることなく、57分と早い時間に武藤と交代させられている。確かに、決定機に絡めず、ボールタッチ数も少なかった。特に、南野との距離感が悪く、1トップに入る選手としては、働きが物足りないと言わざるを得ず、得点が欲しい森保監督が武藤を投入したのも理解はできる。
しかし、この日の北川は結果として黒子の働きを見せていた。前半から、ボールを受けようとしていたが、オマーンはウズベキスタン戦同様に縦パスが入った瞬間を狙っていた。そのため、2センターバックが北川をケアしていた。
さらに、オマーンが想定以上のハイラインを敷いたことにより、裏のスペースを狙うことが可能となった。北川にとってもやりやすい状況だったが、積極性が足らず、ポジショニングも良くなかったためボールが来ず。一方で、南野の近くにスペースが生まれ、決定機が生まれた。
大迫が欠場すると分かってか、オマーンは高いラインを敷いた。本来であれば、南野同様に自身にボールが入る動きをすべきだったが、経験値の少なさか、積極性に欠け、味方からパスを供給される回数が少なかった。
それでも、南野とのポジショニングを間違えることはなく、相手CBを引きつけていたことも事実だ。囮という考えでいけば、南野を生かすために使い道はある。コミュニケーションをとり、狙って動くことができれば、オプションになり得るだろう。
一方で、武藤は北川よりも前線で動くタイプ。サイドに流れるプレーや、裏へボールを呼び込むためのポジションチェンジなどを繰り返していた。しかし、武藤が動くことで、南野のスペースが消滅。結果として、前半に作っていた決定機はほとんど迎えることがなかった。
大迫の代役の答えは見つからないが、北川の起用は、南野を生かすという意味で考えればオプションにもなり得るだろう。ユース年代ではともにプレーしていただけに、お互いのイメージが一致すればだ。
前線からの守備という点でも、オマーンに対して効いていた部分はある。攻守の整備役としては及第点だ。しかし、1トップとして起用されていることを考えれば、最善のプレーだったとは言えない。大迫の穴の大きさは、やはり埋め切れないというのが現時点での答えであり、北川には自身が生きるプレーを見つける課題が残った。
◆大迫の存在は課題に
Getty Images
大迫のケガの状態が不明だが、決勝トーナメントの戦いを見据えれば、ウズベキスタン戦も欠場させる可能性は高い。その場合は、北川、武藤のどちらかを起用することになる。
どちらのプランが良いということではなく、それぞれ特徴が違うため、戦い方を変える必要があるということ。北川も、南野のサポートにはなっていたが、自身が生きたとは言えず、1トップとしては及第点を出せない。武藤もそれは同様だ。
決勝トーナメントへの進出を決めたものの、課題が残る日本。ウズベキスタン戦で勝利し、首位通過を目指す必要はあるが、選手の特徴を生かすという意味では、システムの変更も視野に入れて良いのではないだろうか。
基本システムは[4-2-3-1]としているものの、南野、堂安をサイドに置く[4-4-2]や堂安をインサイドに置き、南野をウイングに置く[4-3-3]も考えられるだろう。「システムを決めてはいない」と森保監督は過去に語っており、3バックを試合中に試すこともあると発言していた。
核となる大迫が不在、そしてMF中島翔哉(ポルティモネンセ)も今大会は不在の状況であれば、新たなオプションを探すという手も1つあるはず。9月に始まるカタール・ワールドカップ予選を考えても、様々な手を用意する必要はあるだろう。
◆首位通過を争う相手は強敵
オマーンvs日本の後に行われたトルクメニスタンvsウズベキスタンでは、ウズベキスタンが0-4で圧勝した。日本が苦戦した相手に4得点を奪い、無失点に抑えたという状況。ウズベキスタンはグループ最大のライバルと言える。
トルクメニスタン戦では、1トップに入ったFWショムロドフが効いており、日本戦にも出場するとなると、ディフェンス陣は非常に手こずることになるだろう。世代別の代表でも結果を残しているウズベキスタンは、森保監督率いるU-21日本代表の前にも立ちはだかった。
この先の戦いを見据えれば、首位通過が望ましい。しかし、この2戦で日本も多くの課題を見つけたはず。3戦目でこの2試合の反省を生かすことができれば、勝利も難しくない。1戦目より改善が見られた2戦目。3戦目のウズベキスタン戦はさらなる好ゲームを期待したい。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
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『JPFA J1アワード2024』のMVPに連覇神戸から武藤嘉紀! ベストイレブンも発表
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「練習でも私生活でもすべてサッカーに捧げる姿」 初MVPの武藤嘉紀にとっても大迫勇也、酒井高徳、山口蛍の存在大きく
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「全ての監督が日本人を指導すべき」守田英正に感銘を受けたスポルティング監督が絶賛「良いことしか言えない」
スポルティングCPのルベン・アモリム監督が、日本代表MF守田英正を絶賛した。ポルトガル『A Bola』が伝えた。 今夏サンタ・クララからスポルティングに完全移籍した守田。念願の移籍を果たし、ポルトガル国内でのステップアップを果たした。 ポルトガル3強の一角に加入したが、開幕戦から出場機会を得ると、プリメイラ・リーガ6試合全てに出場。チャンピオンズリーグ(CL)でも初戦のフランクフルト戦に出場し、アシストを記録した。 新天地でも順調なスタートを切り、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進めている守田だが、指揮官も大きな信頼を寄せている様子。日本人選手への評価が大きく変わっているようだ。 「全ての監督が日本人選手を指導すべきだと思う。常にチームを助け、どんなポジションでもプレーし、1日に1000回も謝る選手が、どのようなものであるかを理解するためにだ」 「守田には良いことしか言えない。テクニックのある選手だ。彼は6番でプレーしに来たが、8番でもプレーすることができる」 「私は彼にとても満足している。我々が守田を選んだ日、その価値と人柄をよく表している」 監督も絶賛する守田は、アンカーだけでなくインサイドハーフでもプレー。13日に予定されているトッテナムとのCL第2節でも先発が予想されており、さらに力をつけて日本代表にも貢献してもらいたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】CLデビュー戦で守田が飛び出しから見事なアシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tvsV4ByUmUo";var video_start = 15;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.13 21:17 Tue2
アメリカ訪問中の岸田文雄総理と日本人選手2人が面会? 夕食会に招かれ対面
アメリカで活躍するなでしこジャパンの2人が岸田文雄内閣総理大臣とアメリカで対面した。 岸田総理は8日から14日までアメリカを公式訪問。アメリカでは、ジョー・バイデン大統領との日米首脳会談を行ったほか、さまざまな場所を訪れていた。 岸田総理は、裕子夫人と共に日本人留学生との懇談や日本語学習者との懇談を行ったほか、日系企業の訪問などを執り行っていた。 そんな中、12日にはノースカロライナ州を訪問しており、現地でスポーツや文化関係で活躍する日本人との夕食会を開催。外務省が公式X(旧ツイッター/@MofaJapan_jp)にアップした写真には、2人のサッカー選手が写っていた。 その2人は、ノースカロライナ・カレッジでプレーする、MF三浦成美とMF松窪真心。なでしこジャパンや世代別の女子代表でプレーし、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)でもチームを支えるプレーをしている。 夕食会では、岸田総理に対してそれぞれの活動を紹介したとのこと。日米交流に対する意見も述べたと外務省は発表している。 日本にいてはなかなか直接会うこともない総理大臣との面会に、写真の松窪はどこか緊張した面持ち。試合以上に緊張したのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】岸田文雄総理と面会した三浦成美と松窪真心(右写真)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">現地時間4月12日、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B1%B3%E5%9B%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#米国</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%B7%9E?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ノースカロライナ州</a> を訪問中の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%B8%E7%94%B0%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#岸田総理大臣</a> 夫妻は、現地で活躍する日本人等(スポーツ選手、文化関係者等)との夕食会を行いました。<br><br>概要はこちら<a href="https://t.co/NKVQzF93Hp">https://t.co/NKVQzF93Hp</a> <a href="https://t.co/lm0QMgbVme">pic.twitter.com/lm0QMgbVme</a></p>— 外務省 (@MofaJapan_jp) <a href="https://twitter.com/MofaJapan_jp/status/1779037758356652251?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.14 21:20 Sun3
今夏開催35歳以上のW杯、内田篤人氏が考える日本代表の仮想メンバーは?「空気の読める人を」…適任者に難しいと感じる人も
2024年夏に開催される予定の35歳以上のワールドカップ(W杯)。6月の初旬に行われる予定となっているが、元日本代表DFの内田篤人氏が日本代表の仮想メンバーを考えた。 2023年にトップレベルのもと選手たちとビジネスマンが提携したグループである「エリート・プレイヤーズ・グループ(EPG)」が主催する大会。35歳以上の元代表選手か、トップリーグで100試合以上に出場した選手に参加資格が与えられるという。 今回出場する国は、イングランド、アルゼンチン、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ウルグアイのW杯優勝経験のある8カ国になり、トーナメント方式で開催される。 イングランドはマイケル・オーウェンやリオ・ファーディナンド、フランク・ランパード、ブラジルはカカ、ロナウジーニョ、リバウド、ロベルト・カルロス、イタリアはフランチェスコ・トッティ、ファビオ・カンナバーロ、フランスはティエリ・アンリ、アルゼンチンはエルナン・クレスポ、ドイツはメスと・エジル、スペインはダビド・ビジャ、カルレス・プジョール、ウルグアイはディエゴ・フォルランらが出場予定となっている。 懐かしのスター軍団が集まることが予想される今大会。日本は出場はできないが、内田氏が『DAZN』で配信中の「内田篤人のFOOTBALL TIME」で日本代表メンバーを考察した。 『DAZN』がその様子を公開。内田氏は「面白そうだな」と語り、「世界のオールスターじゃん」と語り、「これ日本出れる?」と驚いていた。 引退したメンバー限定だがFW三浦知良(オリヴェイレンセ)を呼びたいと話す中、内田氏はメンバー考察をする上で「(小野)伸二さんあたりが中心になれば集まるんじゃないかな」と語った。 メンバーには田中マルクス闘莉王、中澤佑二とW杯でコンビを組んでいたセンターバックや、GKには楢崎正剛と歴代のW杯経験者の名前が出る中で、MCの野村明弘さんは「できるだけ若い方が良い方が良いですよね?」とコメント。ただ、内田氏は「このメンバー相手に35歳ぐらいの動ける人を集めて勝ち上がったらなんなの?」と、ガチで戦うことは問題ありそうだとし、「空気の読める人を連れてこないといけない。闘莉王さんは絶対全部跳ね返しちゃうから。ガチで負けたくないから」とコメントした。また「(大久保)嘉人さんとかゴールすぐ狙うでしょ。振り向いてすぐシュート打つでしょ。松井さんとかドリブルとかしないし」と、本気で勝ちに行ってしまうメンバーは良くないのではないかと見解を示した。 今シーズン限りで現役引退を発表し、内田氏も日本代表で共に戦ったFW岡崎慎司の名前もだし「岡ちゃんも絶対に点取りにいく」と空気が読めないタイプだと感じているようだ。 その中ではやはり小野伸二氏は適任だとコメント。「そう考えると小野伸二さんは魅せられるじゃないですか」とし、技術で魅せられる選手が良いのではないかとした。 お祭りになるであろう「Over35 W杯」。内田氏はお祭りつながりで「Jリーグはオールスターやったら良いのに。なんでなくなっちゃったんだろう」と、2007年の開催を最後に開催されていないオールスターの復帰を望み「若い時凄く楽しかったのに」と、勝敗ではなくサッカーを楽しめる試みはあって欲しいとした。 <span class="paragraph-title">【動画】内田篤人氏が考えるOver35日本代表のメンバーは? 難しい選手も?</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-zsyGTmQBtM";var video_start = 55;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.09 15:20 Sat4
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu5