森保一監督、大迫&東口起用困難を明言も「どんなアクシデントも乗り越えてやっていきたい」《AFCアジアカップ2019》
2019.01.12 23:09 Sat
13日に行われるアジアカップ2019のグループステージ第2戦のオマーン代表戦を前日に控えた日本代表の森保一監督と、DF長友佑都が公式記者会見に出席した。
森保一監督は、ブレーメンのFW大迫勇也とガンバ大阪のGK東口順昭の起用が難しいことを明言。それでも「どんなアクシデントも乗り越えてやっていきたい」とコメントした。
◆森保一監督(日本代表)
「グループリーグ突破に向けて第2戦となる試合になりますが、まずは一戦一戦、この試合に向けてチームとして最善の準備をしていくということ、基本的なことはこれまでと変わりません。第1戦が終わってからオマーン戦までの間、我々にやれる最善の準備ができたと思います。明日選手には持てる力を存分に発揮してプレーしてもらいたいです」
──FW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)とGK東口順昭(ガンバ大阪)の状態について
「大迫は右臀部に違和感がまた出てきています。東口は昨日の練習で腰に痛みが出たということで、練習は回避して治療にあてて、早期のチーム合流に向けてやっていくことでメディカルから報告を受けています」
「明日の試合に向けては難しいと思いますけど、順調に回復すれば早い段階でチームに合流できると思っています。チームとして、戦力が欠けることはできればないほうが良いですけど、一番痛いのは本人たちだと思います。本人たちが早く回復して、チームに合流することを願って、残った選手とスタッフで次の一戦に勝ち切れるように、どんなアクシデントも乗り越えてやっていきたいです」
「最終的にだれが出るかということは、明日のメンバー発表直前まで考えて決めたいと思います。それは普段からその考え方で決めているので、明日もいつも通り、何が一番チームにとってベストの選択かということを考えてメンバーの選考を選考したいです。そして、FWの選手に関してですが、間違いなく新たに明日先発する選手がいると思います。そこでやってもらいたいことはまず得点を奪うこと、得点に絡むこと、攻撃の選手としての役割を結果として出してもらいたいと思います」
「そしてチームに攻撃だけ、守備だけという役割はないです。チームのコンセプトの中に攻撃、守備、すべてに貢献してもらえればと思います」
──初招集のMF乾貴士、FW武藤嘉紀、DF塩谷司については試合に起用できる状態か
「そう思っています。乾にしても武藤にしても塩谷にしても、チームとしては初招集ですけど、スカウティングに関して彼らのゲームは見ています。実際3人とも私が監督、コーチとして一緒に試合、大会を戦った経験のある選手たちです。チームにどうフィットするかということも、彼らの特徴を踏まえたうえで招集させてもらっています。いつ試合に出ても彼らはフィットして、彼らは良さを出すと共にチームに貢献してくれると思っています」
──明日の試合でグループリーグ突破を決めれば、3戦目には余裕をもって臨める。そういう意味で明日の試合の位置づけは
「まずは、3戦目ということを考えるというよりも、明日の試合に勝つために最善の準備をしていくということをまずはやっていきたいと思っています。できれば明日の試合に勝ってグループリーグ突破が決まれば、それはチームとして良いことかもしれませんけど、3戦目でグループリーグ突破となっても、まずグループリーグを突破することが大切だと思います。これまでも目標はチームとしてありますけど、一戦一戦、チームとして最善の準備をして、その次に向かっていくということ。まず明日の試合をモノにできるように良い準備をしていきたい」
──DF塩谷司への評価
「塩谷とはサンフレッチェ広島時代に一緒に仕事をしてきましたけど、非常に身体能力が高い選手で、高い技術を持っている選手です。彼のプレーについてはアルアインでも証明していると思いますし、去年の12月に行われたクラブW杯でも世界の舞台で戦えるというところを証明してくれたというふうに思っています。彼の良さは先ほども言いました通り、身体能力があり、高い技術が持っていますけど、ボランチと守備全体のポジションであれば、どこでもできる選手かなと思っています。アルアインでボランチもやっていれば、センターバック、サイドバックもやっています。彼の柔軟性は見せてくれていると思っています。守備の強さだけでなく、攻撃力もあり、得点能力もある選手だと思っています」
──初戦から改善すべき点は
「初戦の試合を振り返って、攻守全てを改善しないといけないと思います。コンディションの部分も上げていかないといけないと、選手には伝えています。特に、戦い方の部分で、相手が守備を固めてカウンターを狙ってくるチームであったという部分で、まずは攻撃でボールを動かしながらチームとして絵を合わせて、相手のディフェンスラインを突破していくということをさらにやっていきたいです。ディフェンスラインの背後に相手のゴールに向かって行けるチャンスがあるならそこを逃さないようにということは、初戦の前半と後半で改善できた部分、選手たちが改善してくれたところを次はスタートから使い分けていけるように出してもらえたらと思います」
「守備の部分では相手は一発のカウンターを狙ってくる中で、リスク管理をすることと、カウンターをゼロに抑えることは難しいので、そうなった時に慌てず、冷静に相手の攻撃の芽を摘めるようにチームとしてやっていければと思います。オマーンは速攻もできれば、遅攻でボールを握っての攻撃もできるチームだと思います。カウンター対応をしっかりすると共に、彼らがボールを動かせるチームということで、そこでは我慢しながら守備することもやっていかなければいけないと準備していきたいです」
──明日も難しい試合になると思うか
「簡単な試合はないと思います。理想は我々が主導権を握って試合を進めて、試合に勝つことですけど、トルクメニスタン戦にしても次のオマーン戦にしても、厳しい戦いになることは覚悟して戦わないといけないと思っています。試合前のゲームプランと実際行われる試合内容が我々の思い通りになるに越したことはないですけど、そう簡単なことは明日もないと思います。しっかり気を引き締めて試合に臨まないといけないですし、我慢強く厳しい試合になることを覚悟して準備したいと思います」
森保一監督は、ブレーメンのFW大迫勇也とガンバ大阪のGK東口順昭の起用が難しいことを明言。それでも「どんなアクシデントも乗り越えてやっていきたい」とコメントした。
「グループリーグ突破に向けて第2戦となる試合になりますが、まずは一戦一戦、この試合に向けてチームとして最善の準備をしていくということ、基本的なことはこれまでと変わりません。第1戦が終わってからオマーン戦までの間、我々にやれる最善の準備ができたと思います。明日選手には持てる力を存分に発揮してプレーしてもらいたいです」
──FW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)とGK東口順昭(ガンバ大阪)の状態について
「大迫は右臀部に違和感がまた出てきています。東口は昨日の練習で腰に痛みが出たということで、練習は回避して治療にあてて、早期のチーム合流に向けてやっていくことでメディカルから報告を受けています」
「明日の試合に向けては難しいと思いますけど、順調に回復すれば早い段階でチームに合流できると思っています。チームとして、戦力が欠けることはできればないほうが良いですけど、一番痛いのは本人たちだと思います。本人たちが早く回復して、チームに合流することを願って、残った選手とスタッフで次の一戦に勝ち切れるように、どんなアクシデントも乗り越えてやっていきたいです」
──大迫の起用が難しいことで、代わりに出るストライカーに期待することは
「最終的にだれが出るかということは、明日のメンバー発表直前まで考えて決めたいと思います。それは普段からその考え方で決めているので、明日もいつも通り、何が一番チームにとってベストの選択かということを考えてメンバーの選考を選考したいです。そして、FWの選手に関してですが、間違いなく新たに明日先発する選手がいると思います。そこでやってもらいたいことはまず得点を奪うこと、得点に絡むこと、攻撃の選手としての役割を結果として出してもらいたいと思います」
「そしてチームに攻撃だけ、守備だけという役割はないです。チームのコンセプトの中に攻撃、守備、すべてに貢献してもらえればと思います」
──初招集のMF乾貴士、FW武藤嘉紀、DF塩谷司については試合に起用できる状態か
「そう思っています。乾にしても武藤にしても塩谷にしても、チームとしては初招集ですけど、スカウティングに関して彼らのゲームは見ています。実際3人とも私が監督、コーチとして一緒に試合、大会を戦った経験のある選手たちです。チームにどうフィットするかということも、彼らの特徴を踏まえたうえで招集させてもらっています。いつ試合に出ても彼らはフィットして、彼らは良さを出すと共にチームに貢献してくれると思っています」
──明日の試合でグループリーグ突破を決めれば、3戦目には余裕をもって臨める。そういう意味で明日の試合の位置づけは
「まずは、3戦目ということを考えるというよりも、明日の試合に勝つために最善の準備をしていくということをまずはやっていきたいと思っています。できれば明日の試合に勝ってグループリーグ突破が決まれば、それはチームとして良いことかもしれませんけど、3戦目でグループリーグ突破となっても、まずグループリーグを突破することが大切だと思います。これまでも目標はチームとしてありますけど、一戦一戦、チームとして最善の準備をして、その次に向かっていくということ。まず明日の試合をモノにできるように良い準備をしていきたい」
──DF塩谷司への評価
「塩谷とはサンフレッチェ広島時代に一緒に仕事をしてきましたけど、非常に身体能力が高い選手で、高い技術を持っている選手です。彼のプレーについてはアルアインでも証明していると思いますし、去年の12月に行われたクラブW杯でも世界の舞台で戦えるというところを証明してくれたというふうに思っています。彼の良さは先ほども言いました通り、身体能力があり、高い技術が持っていますけど、ボランチと守備全体のポジションであれば、どこでもできる選手かなと思っています。アルアインでボランチもやっていれば、センターバック、サイドバックもやっています。彼の柔軟性は見せてくれていると思っています。守備の強さだけでなく、攻撃力もあり、得点能力もある選手だと思っています」
──初戦から改善すべき点は
「初戦の試合を振り返って、攻守全てを改善しないといけないと思います。コンディションの部分も上げていかないといけないと、選手には伝えています。特に、戦い方の部分で、相手が守備を固めてカウンターを狙ってくるチームであったという部分で、まずは攻撃でボールを動かしながらチームとして絵を合わせて、相手のディフェンスラインを突破していくということをさらにやっていきたいです。ディフェンスラインの背後に相手のゴールに向かって行けるチャンスがあるならそこを逃さないようにということは、初戦の前半と後半で改善できた部分、選手たちが改善してくれたところを次はスタートから使い分けていけるように出してもらえたらと思います」
「守備の部分では相手は一発のカウンターを狙ってくる中で、リスク管理をすることと、カウンターをゼロに抑えることは難しいので、そうなった時に慌てず、冷静に相手の攻撃の芽を摘めるようにチームとしてやっていければと思います。オマーンは速攻もできれば、遅攻でボールを握っての攻撃もできるチームだと思います。カウンター対応をしっかりすると共に、彼らがボールを動かせるチームということで、そこでは我慢しながら守備することもやっていかなければいけないと準備していきたいです」
──明日も難しい試合になると思うか
「簡単な試合はないと思います。理想は我々が主導権を握って試合を進めて、試合に勝つことですけど、トルクメニスタン戦にしても次のオマーン戦にしても、厳しい戦いになることは覚悟して戦わないといけないと思っています。試合前のゲームプランと実際行われる試合内容が我々の思い通りになるに越したことはないですけど、そう簡単なことは明日もないと思います。しっかり気を引き締めて試合に臨まないといけないですし、我慢強く厳しい試合になることを覚悟して準備したいと思います」
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