不発ミランは4戦連続ノーゴール…再三の攻勢も決定力を欠きフロジノーネとドロー《セリエA》
2018.12.26 22:27 Wed
▽26日、セリエA第18節のフロジノーネvsミランが行われ、0-0のゴールレスドローに終わった。
▽クリスマスが終わり、聖ステファノの日という祝日のランチタイムにキックオフを迎えた一戦。今シーズンわずかに1勝のフロジノーネが、5位のミランを迎えた。
▽フロジノーネは、バローニ監督が就任して2試合目。19位の降格圏から脱出すべく、ホームゲームに挑む。
▽対するミランは、ヨーロッパリーグを含めて4試合勝利がない中、前節のフィオレンティーナ戦でスソが負傷。今節は[4-3-3]の布陣で臨み、カスティジェホが右サイドに。負傷離脱していたムサッキオが最終ラインに復帰した。
▽試合は3分、カスティジェホのマイナスのボールをムサッキオがダイレクトでクロス。これをクトローネが上手く抜け出して合わせるも、枠を捉えられない。
▽フロジノーネは16分、素早い攻撃でファーストシュート。右サイドからのクロスを走り込んだチブサーがダイレクトで合わせたが、シュートは枠を越えて行く。
▽18分、ボックス内右でフリーになったカスティジェホがシュート。これは右ポストを叩きGKに当たるも、こぼれ球は詰められない。
▽立ち上がりから攻勢を強めているミランは25分、再び右サイドをドリブルで仕掛けたカスティジェホがボックス内から左足シュート。しかし、これはGKスポルティエッロがセーブする。
▽守勢にまわっていたフロジノーネだが、37分にビッグチャンス。チャルハノールからボールを奪うと、一気にカウンター。最後は、マイエッロのクロスをチャーノがダイレクトで合わせてフロジノーネがネットを揺らす。
▽しかし、このプレーがVARの対象に。チャルハノールからボールを奪ったプレーがファウルとなり、ノーゴールに切り替わる。
▽ミランがペースを握りながらもゴールが生まれないゴールレスの展開で迎えた後半。立ち上がりから再びミランが攻勢を強めていく。
▽ミランが押し気味に進んでいる中、フロジノーネがビッグチャンス。59分、ボックス右からのクロスにピナモンティが飛び込むが、ゴールとはならない。
▽フロジノーネは70分、ボックス手前からジリオーネが左足ミドル。これが枠の右を捉えるも、GKドンナルンマがなんとかセーブする。
▽スコアを動かせない両チームはここで選手交代で状況の打開を図る。ミランはカスティジェホに代えてラクサール、カラブリアに代えてA・コンティを投入。フロジノーネは、ザンパーノ、サラモン、D・チョファーニを入れて守備を固めに行く。
▽ミランは83分にアクシデント。相手選手との競り合いでバカヨコが左肩を痛めてしまう。しかし、ここは大事には至らず、ピッチに復帰する。
▽ミランは、84分にイグアインがボックス内中央でダイレクトシュート。しかし、これは大きく枠を外してしまう。
▽88分には波状攻撃からイグアインの横パスを、後方から走り込んだケシエがダイレクトシュート。しかし、枠の左に外れてしまう。
▽89分には、ボックス内右からのチャルハノールのグラウンダーのパスをイグアインがボックス内からシュート。しかし、フリーで放ったシュートは枠を大きく外してしまう。
▽猛攻を続けるミランはアディショナルタイム1分、ケシエがボックス手前からミドルシュート。強烈なシュートだったが、GK正面に飛んでしまう。
▽防戦だったフロジノーネはアディショナルタイム3分、カウンターからボックス内中央でチャーノがシュート。しかし、これはGKドンナルンマがなんとかセーブする。
▽結局最後まで攻勢に出ていたミランだったが、ゴールを割ることができず、ゴールレスドローで試合終了。ミランは4試合連続無得点となった一方、フロジノーネはバローニ監督就任後2試合連続で勝ち点を獲得した。
▽クリスマスが終わり、聖ステファノの日という祝日のランチタイムにキックオフを迎えた一戦。今シーズンわずかに1勝のフロジノーネが、5位のミランを迎えた。
▽フロジノーネは、バローニ監督が就任して2試合目。19位の降格圏から脱出すべく、ホームゲームに挑む。
▽試合は3分、カスティジェホのマイナスのボールをムサッキオがダイレクトでクロス。これをクトローネが上手く抜け出して合わせるも、枠を捉えられない。
▽15分にはボックス手前のやや離れた位置でバカヨコが倒されFKを獲得。これをチャルハノールが直接狙うも、精度を欠いて枠を外れていく。
▽フロジノーネは16分、素早い攻撃でファーストシュート。右サイドからのクロスを走り込んだチブサーがダイレクトで合わせたが、シュートは枠を越えて行く。
▽18分、ボックス内右でフリーになったカスティジェホがシュート。これは右ポストを叩きGKに当たるも、こぼれ球は詰められない。
▽立ち上がりから攻勢を強めているミランは25分、再び右サイドをドリブルで仕掛けたカスティジェホがボックス内から左足シュート。しかし、これはGKスポルティエッロがセーブする。
▽守勢にまわっていたフロジノーネだが、37分にビッグチャンス。チャルハノールからボールを奪うと、一気にカウンター。最後は、マイエッロのクロスをチャーノがダイレクトで合わせてフロジノーネがネットを揺らす。
▽しかし、このプレーがVARの対象に。チャルハノールからボールを奪ったプレーがファウルとなり、ノーゴールに切り替わる。
▽ミランがペースを握りながらもゴールが生まれないゴールレスの展開で迎えた後半。立ち上がりから再びミランが攻勢を強めていく。
▽ミランが押し気味に進んでいる中、フロジノーネがビッグチャンス。59分、ボックス右からのクロスにピナモンティが飛び込むが、ゴールとはならない。
▽フロジノーネは70分、ボックス手前からジリオーネが左足ミドル。これが枠の右を捉えるも、GKドンナルンマがなんとかセーブする。
▽スコアを動かせない両チームはここで選手交代で状況の打開を図る。ミランはカスティジェホに代えてラクサール、カラブリアに代えてA・コンティを投入。フロジノーネは、ザンパーノ、サラモン、D・チョファーニを入れて守備を固めに行く。
▽ミランは83分にアクシデント。相手選手との競り合いでバカヨコが左肩を痛めてしまう。しかし、ここは大事には至らず、ピッチに復帰する。
▽ミランは、84分にイグアインがボックス内中央でダイレクトシュート。しかし、これは大きく枠を外してしまう。
▽88分には波状攻撃からイグアインの横パスを、後方から走り込んだケシエがダイレクトシュート。しかし、枠の左に外れてしまう。
▽89分には、ボックス内右からのチャルハノールのグラウンダーのパスをイグアインがボックス内からシュート。しかし、フリーで放ったシュートは枠を大きく外してしまう。
▽猛攻を続けるミランはアディショナルタイム1分、ケシエがボックス手前からミドルシュート。強烈なシュートだったが、GK正面に飛んでしまう。
▽防戦だったフロジノーネはアディショナルタイム3分、カウンターからボックス内中央でチャーノがシュート。しかし、これはGKドンナルンマがなんとかセーブする。
▽結局最後まで攻勢に出ていたミランだったが、ゴールを割ることができず、ゴールレスドローで試合終了。ミランは4試合連続無得点となった一方、フロジノーネはバローニ監督就任後2試合連続で勝ち点を獲得した。
フロジノーネの関連記事
セリエAの関連記事
|
フロジノーネの人気記事ランキング
1
ユーベの若手MFバレネチェアが昇格フロジノーネにレンタル
フロジノーネは15日、ユベントスからアルゼンチン人MFエンソ・バレネチェア(22)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 母国のニューウェルズ・オールドボーイズの下部組織出身のバレネチェアは、2019年に加入したスイスのシオンでヨーロッパでのキャリアをスタート。その後、2020年1月にユベントスNext Gen(U-23チーム)に加入。セリエCに所属する同クラブで主力を担うと、2022年11月に行われたパリ・サンジェルマン戦でファーストチームデビューを飾った。そして、昨シーズンは公式戦5試合に出場していた。 ユベントスの先輩であるフランス代表MFポール・ポグバのようなダイナミックなセントラルMFとしての大成が期待される22歳は、セリエA昇格組のフロジノーネで研鑽を積むことになった。 2023.08.16 05:30 Wed2
インテルのイタリア人補強計画…19歳スカルヴィーニに22歳GKトゥラティ、24歳コルパーニを獲得へ?
インテルが自国イタリアの3選手をリストアップしているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 今夏にイタリア代表MFダビデ・フラッテージを獲得したインテル。宿敵ミランや選手の古巣ローマ、ユベントス、さらにはアーセナルなども名乗りを上げていたなか、イタリア人選手No.1の人気銘柄を釣り上げることに成功した。 一方で、昨シーズン中から獲得への動きが報じられてきたアタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)については、U-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(現ボローニャ)を交渉に盛り込んで移籍金引き下げを狙うも、合意できなかったという。 アタランタの要求額は5000万ユーロ(約78億9000万円)。フランス代表DFバンジャマン・パヴァール獲得に3000万ユーロ(約47億3000万円)近くを費やしたインテルの金庫には現状、5000万ユーロもないとされるが、再びアタランタにアタックするのは確実と考えられている。 また、フロジノーネのU-21イタリア代表GKステファノ・トゥラティ(22)も候補に。トゥラティは15歳までインテルの下部組織に所属し、その後は若手の登竜門サッスオーロで育まれた191cmの守護神だ。 サッスオーロでは通算4試合の出場に留まるが、昨季からフロジノーネに武者修行しており、セリエBでの1年目は最終節1試合を除く37試合でプレーし、優勝とセリエA昇格に貢献。今季は昇格組ながらも第8節終了時点で8位と検討するチームにおいて、7試合でゴールマウスを守っている。 インテルはかつて5万ユーロ(約780万円)でサッスオーロへ放出したミラノ生まれの地元っ子帰還を検討中。スイス代表GKヤン・ゾマーの後継者候補とみられている。 最後は人材の宝庫アタランタが輩出したモンツァの元U-21イタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(24)。2020-21シーズンからモンツァ所属の24歳は[3-4-2-1]をベースとするチームで2シャドーの一角を担う攻撃的MFだ。 故に[3-1-4-2]のインテルでは当てはまるポジションがないように思えるが、その特徴は自らドリブルで持ち運び、ゴールまで陥れるというネラッズーリの中盤にはいないタイプ。今季はセリエA8試合出場で4ゴールをマークしている。 こちらはスカルヴィーニ同様、インテルが獲得に本腰を入れる1人と考えられており、友好関係にあるモンツァの要求額は2000万ユーロ(約31億5000万円)。インテル以外にも複数のクラブが関心を寄せ始めたという注目株だ。 2023.10.11 14:08 Wed3
18歳イブラヒモビッチが来季以降もイタリアで? フロジノーネがバイエルンから買い取り目指す
U-19ドイツ代表MFアリヨン・イブラヒモビッチ(18)が来シーズン以降もイタリアに残るかもしれない。 その名前を聞けば、“神”を自称するもう1人がどうしても頭に浮かんでしまう男、イブラヒモビッチ。“自称神”と同じくバルカン半島にルーツを持つ18歳は、少年時代からバイエルンで育ち、世代別のドイツ代表にも名を連ねる。 昨年2月にバイエルンでトップチームデビューを飾ったなか、今シーズンはフロジノーネへ武者修行。ここまではセリエAで10試合1得点、コッパ・イタリアで2試合1得点を記録…安定したプレータイムを確保している。 チームがプロビンチャながらもセリエA14位と粘り強く戦うなか、イタリア『カルチョメルカート』によると、幹部らはイブラヒモビッチを高く評価しており、完全移籍移行(買い取り)を目指してバイエルンとの協議に入っているという。 その実現性はまだなんとも言えないところのようだが、イブラヒモビッチと保有元バイエルンの契約は2025年6月まで。バイエルンは24年夏に買い戻しオプション付きで売却し、活躍次第で買い戻すというプランに興味を持っているとみられている。 2024.01.12 20:30 Fri4
師弟対決勝利のデ・ロッシ率いるローマがフェイエ戦に弾み! 今冬フロジノーネ行き拒絶のハイセンがスーパーゴール【セリエA】
セリエA第25節、フロジノーネvsローマが18日にスタディオ・マトゥーザで行われ、アウェイのローマが0-3で勝利した。 前節、首位のインテルに2-4で敗れてデ・ロッシ新体制で初黒星を喫した6位のローマ。また、ミッドウィークに行われたフェイエノールトとのヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ初戦では敵地で1-1のドローに終わった。来週にホームでの重要なリターンレグを控えるなか、14位のフロジノーネ相手に公式戦3試合ぶりの白星を狙った。 デ・ロッシ監督はディ・フランチェスコ監督との師弟対決に向け、先発7人を変更。バルダンツィを初めてスタメンで起用したほか、アズムンやクリステンセン、アンヘリーニョを起用した。 ルカクを最前線、アズムンをセカンドトップに配した[4-2-3-1]の布陣で臨んだローマ。立ち上がりは相手の連動したプレスに手を焼き、なかなか効果的にボールを前進できない。 それでも、足元での収まりがいいルカク、バルダンツィを起点に幾つか良い形を作ると、15分にはボックス左で強引に仕掛けたルカクの左シュートでGKを脅かす。 徐々に相手陣内でのプレーを増やしていくローマだが、同時に攻め切れない状況でカウンターを受ける場面も増える。20分過ぎには右サイドのスーレに続けてカットインから左足の鋭いシュートを打たれるが、ここはGKスヴィラールのファインセーブで事なきを得る。 前半半ば以降は完全にフロジノーネがペースを掴み、ミドルレンジからのシュートが多いものの、再三のシュートを浴びせかける。31分にはボックス内での混戦からカイオ・ジョルジが3連続シュートを放ったが、ローマ守備陣の身体を張ったブロックに阻まれる。 青色吐息も何とか失点を凌いだローマは、ある意味でこの試合の主役だったユベントスからのローンプレーヤーが魅せる。38分、ハーフウェイライン付近でボールを受けたハイセンが果敢な持ち上がりでDF2枚をかわしてペナルティアーク左から右足を一閃。美しい軌道を描いたこのシュートがゴール右隅の完璧なコースを射抜いた。 今冬の移籍市場でフロジノーネ行きを拒否し、ローマ行きを選んだ19歳オランダ人DFには試合前からブーイングが飛んでいたなか、強烈な一撃でホームサポーターを黙らせた。 試合内容では圧倒されながらもハイセンの加入後2点目によって1点リードで試合を折り返したローマは、疲労困憊のルカクと前半1枚カードをもらったハイセンを下げてペッレグリーニ、ジョレンテの主力をハーフタイム明けに投入した。 後半はゲームをコントロールするまでには至らなかったものの、前半のように押し込まれてシュートを打たれる状況は作らせない。ただ、幾つかのカウンターチャンスをモノにできず、追加点が遠い。 後半半ばを過ぎて、ホームチームがより攻撃的なカードを切って前がかるなか、デ・ロッシ体制で試合巧者となりつつあるジャッロロッシが畳みかける攻めで一気に試合を決める。 まずは71分、相手陣内中央で完全に浮いたクリスタンテがボックス手前まで運んで強烈な低弾道のミドルシュートを放つ。これをGKが前にこぼすと、こぼれ球にいち早く詰めたアズムンがきっちり流し込んだ。さらに、81分にはバルダンツィのシュートが誘発したハンドによって得たPKをキッカーのパレデスがきっちり決め切った。 この連続ゴールで3点差としたローマは、アンヘリーニョ、バルダンツィを下げて昨年9月以来の復帰となるスモーリング、アワールを同時投入。[5-3-2]の守備的な布陣で試合をクローズに入った。 そして、このまま無失点で終わらせたローマが公式戦2試合ぶりの勝利で週明けのフェイエノールト戦に大きな弾みを付けた。 2024.02.19 04:04 Mon5