GKムリッチがPK戦で値千金の2セーブ! デ・ブライネ復帰弾のシティが岡崎不出場のレスター退け4強入り《EFLカップ》

2018.12.19 07:00 Wed
Getty Images
▽EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝のレスター・シティvsマンチェスター・シティが18日にキング・パワー・スタジアムで行われ、1-1で90分の戦いが終了。その後、PK戦を3-1で制したシティの準決勝進出が決定した。なお、レスターのFW岡崎慎司はベンチ入りも出場機会はなかった。

▽大会連覇を目指すシティは4回戦でフルアムとのプレミア勢対決を2-0で制しベスト8進出を果たした。直近のリーグ戦でもエバートンに3-1で競り勝ったチームはその試合からウォーカー、オタメンディ、マフレズを除く先発8人を変更。センターバックにトップチームデビューの17歳DFエリック・ガルシアを起用したほか、負傷明けのデ・ブライネとアグエロ、フォーデンとディアスの若手コンビを起用した。

▽一方、PK戦までもつれこんだサウサンプトンとのプレミア勢対決を制したレスターだが、直近のリーグ戦ではクリスタル・パレスに惜敗し連敗中。前回王者をホームで迎え撃ったこの一戦ではリーグ戦から先発7人を変更。先発復帰が期待された岡崎は引き続きベンチスタートとなった。
▽試合はホームのレスターが開始直後に速攻から相手陣内深くに攻め入るなど良い入りを見せる。しかし、時間の経過と共にストーンズ、フォーデン、デ・ブライネの中盤3枚を起点に主導権を握ったアウェイチームが押し返す。

▽すると14分、左サイドのハーフスペースでボールを引き出したデ・ブライネが巧みなボールタッチからシュートスペースを作り、ボックス手前左から右足を振り抜くと、低い弾道の強烈なシュートがニアポストに突き刺さった。
▽デ・ブライネの今季公式戦初ゴールで先手を奪ったシティは左サイドに張って積極的に仕掛けるディアスを起点に畳みかける攻めを見せるが、ボックス内でのディアス、マフレズの連続決定機はゴールとはならず。

▽一方、失点以降守勢が続くレスターも21分に決定機。ボックス手前左でパスを受けたグレイが右足のミドルシュートを放つと、相手DFにディフレクトしたボールがゴール右隅へ向かうも、ここは若手GKムリッチが懸命に伸ばした手に弾かれてしまう。

▽その後はセットプレーから同点ゴールを目指すレスター、流れの中から追加点を狙うシティという構図の下で一進一退の攻防が続く。しかし、互いに最後の場面で決め手を欠き前半はシティの1点リードで終了した。

▽互いに選手交代なしで迎えた後半、早い時間帯に試合を決めたいシティが攻勢を仕掛ける。47分、相手陣内でのボール奪取からマフレズのスルーパスに抜け出したアグエロがボックス右からシュートを放つが、これはGKウォードの好守に遭う。

▽立ち上がりの勢いそのままにシティが押し切る展開が予想されたが、その後はグレイ、イヘアナチョのスピードを生かした攻めでレスターが応戦。さらにゲザル、イボーラを下げてマディソン、オルブライトンの投入で攻勢を強めていく。一方、逃げ切りを図るシティはディアス、デ・ブライネを下げてスターリング、ギュンドアンを続けて投入するが、一度失った流れを引き戻せない。

▽すると73分、ハーフウェイライン付近でエンディディから出たフィードに反応したオルブライトンが巧みな右足インサイドのトラップから強烈なハーフボレーシュートをボックス右から突き刺し、同点に追いつく。

▽追いつかれたシティは失点直後にアグエロを下げてガブリエウ・ジェズスをピッチに送り込む。この交代直後にはボックス右で仕掛けたマフレズが相手DFの股間を抜くシュートでゴールに迫るが、わずかに枠の左へ外れた。

▽その後、90分間で決着を付けようと最後まで攻め合った両チームだったが、試合は1-1のままタイムアップ。ベスト4進出の行方はPK戦に委ねられることに。

▽レスターが先攻を務めたPK戦では互いに成功した中で迎えた2本目でフクス、スターリングが共に枠外に外す。しかし、3人目からはレスターのマディソン、ソユンクがGKムリッチのビッグセーブに阻まれたのに対し、後攻のシティはジェズス、ジンチェンコがきっちり決めてPK戦3-1でシティに軍配。苦しみながらもレスターを退けたシティがベスト4進出を決めた。

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