人気銘柄のパヴァール「ビッグクラブからのオファーはある」

2018.12.07 18:54 Fri
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シュツットガルトに所属するフランス代表DFバンジャマン・パヴァール(22)が将来について言及している。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

▽今夏に行われた、ロシア・ワールドカップ(W杯)で、大会を通じてフランス代表の右サイドバックを務め上げ、1998年大会以来の世界制覇に貢献したパヴァール。アルゼンチン代表戦でファインゴールを沈めるなど印象的な活躍を披露したこともあり、複数クラブからの関心が取り沙汰されるなど、瞬く間に人気銘柄になった。

▽結局はシュツットガルト残留を選んだが、依然として移籍市場で注目株のパヴァール。イギリス『スカイ』のインタビューで去就についてコメントし、ビッグクラブ行きを仄めかした。
「ビッグクラブからのオファーはある」

「僕は誰にも、自分自身を約束していない。多分僕は移籍するだろうけど、未来はどうなるか分からない」
「僕は目標を隠したことがない。チャンピオンズリーグでプレーしたいんだ」

「ドイツに留まる可能性も残しているし、今はシュツットガルトに集中している。僕はここに居るし、クラブは難しい状況にある。クラブを助けたいんだ」

「僕はここの人達が大好きだ。この国は、僕の価値観、精神、責任、トレーニングのために本当に良い所なんだ。僕のメンタリティーはドイツ人だし、この国に本当に感謝してるよ」

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9戦15発“ゴールマシーン”ギラシー流出に備え? シュツットガルトがギリシャ代表FWを調査中

シュツットガルトがギニア代表FWセール・ギラシー(27)の流出に備えているようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。 “ゴールマシーン”と化したギラシー。加入1年目の昨季時点で公式戦28試合14ゴールと及第点以上の数字を残していたが、今季はブンデスリーガ9試合で15ゴール…ケガによる欠場2試合がなければ、現時点(第11節)ですでに20ゴールまで到達していたのではないかと思うほど強烈だ。 当然、この大活躍によって来年1月のビッグクラブ移籍が噂される状況に。ギラシー自身も11日、『ESPN』のインタビューで「シュツットガルトでのプレーに集中している。けど1月に何が起こるかなんて誰にもわからないよね」と、人気銘柄がよく発するフレーズを口にした。 シュツットガルトはギラシーとの契約が2026年6月までとなっているなか、どうやら選手側に発動権がある2000万ユーロ(約32億6000万円)弱の契約解除条項が存在。これについて、当初は来夏まで発動されないだろうと踏んでいたというが、今ではギラシーが来年1月のステップアップに向けてボタンを押すかもしれない、という状況だそうだ。 これを受けてか、シュツットガルトはパナシナイコスのギリシャ代表FWフォティス・ヨアニディス(23)を調査中。ヨアニディスは親子2代でギリシャ代表選手というサラブレッドで、今季は公式戦20試合で8ゴール4アシストを記録している。 まだパナシナイコスで絶対的なエースになりきれていないものの、シュツットガルトはA代表デビュー済みの187cmセンターフォワードを「興味深いタレント」として注視し、その位置付けはもちろんギラシーの後釜として。市場価値は推定350万ユーロ(約5億7000万円)となっている。 2023.11.15 22:00 Wed
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シュツットガルトが40年ぶり2度目のブンデスリーガ2部優勝! 逃げ切ったハノーファーも1年での1部復帰を決める!《ブンデスリーガ2部》

▽ブンデスリーガ2部最終節が21日にドイツ各地で行われた。 ▽日本代表FW浅野拓磨が所属する首位シュツットガルト(勝ち点66)は、ホームでヴュルツブルガーと対戦、4-1で勝利した。この結果、シュツットガルトが40年ぶり2度目のブンデスリーガ2部優勝を果たした。 ▽シュツットガルトは32分にツィマーマンのゴールで先制すると、59分にもテロッデのゴールで追加点。78分にヴュルツブルガーに1点を返されるも、直後の80分にテロッデがこの試合2点目を挙げ、再び突き放す。 ▽さらに試合終了間際の89分にも、ギンチェクが試合を決定付ける4点目を奪い、そのまま試合終了。ホーム最終戦で快勝を飾ったシュツットガルトが、1976-77シーズン以来40年ぶり2度目のリーグ優勝を決めた。 ▽また、1年での1部復帰を目指す2位ハノーファー(勝ち点66)は、アウェイでザントハウゼンと対戦し、1-1の引き分けで終了。同時刻開催の3位ブラウンシュバイク(勝ち点63)が、ホームでカールスルーエに2-1で勝利。この結果、逃げ切りに成功したハノーファーが自動昇格。3位ブラウンシュバイクが、ヴォルフスブルクとの残留・昇格プレーオフに回ることとなった。 <span style="color:#cc3300">◆</span>ブンデスリーガ2部最終節 シュツットガルト 4-1 ヴュルツブルガー ※浅野はベンチ入りも出場せず ザントハウゼン 1-1 ハノーファー ブラウンシュバイク 2-1 カールスルーエ ※山田は85分からプレー ボーフム 1-3 ザンクト・パウリ ※宮市は69分までプレー カイザースラウテルン 1-0 ニュルンベルク グロイター・フュルト 1-2 ウニオン・ベルリン ディナモ・ドレスデン 1-1 ビーレフェルト ハイデンハイム 2-1 1860ミュンヘン デュッセルドルフ 1-0 エルツゲビルゲ・アウエ 2017.05.22 05:00 Mon

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