首位セビージャと4位アラベスの上位対決は痛み分け《リーガエスパニョーラ》
2018.12.03 06:39 Mon
▽セビージャは2日、リーガエスパニョーラ第14節でアラベスとアウェイで対戦し、1-1で引き分けた。
▽首位のセビージャ(勝ち点26)と4位アラベス(勝ち点23)による注目の上位対決。
▽リーグ戦では引き分けを挟んで3連勝中のセビージャ。直近のヨーロッパリーグではスタンダール・リエージュ相手に敗れ、決勝トーナメント進出を決めることは出来なかった。その試合からバウンスバックが求められる今節は、スタメンをリエージュ戦から2選手変更。アレイシ・ビダルとアラーナに代えて、セルジ・ゴメスとアンドレ・シウバが起用された。
▽試合はアラベスがやや押し気味の展開で進んでいくが、球際で強さを見せるセビージャも相手にチャンスを与えないまま時間が経過していく。
▽そんな中迎えた34分、アラベスはドゥアルテがボックス外から強烈なミドルシュート放ちGKバシリクを強襲。するとその直後、セビージャも反撃。後方からのロングボールをベン・イェデルが頭でゴール方向に流し、再びアンドレ・シウバから折り返しを受ける。ボックス左に侵入し、DFに体を当てられながらも右足で放ったシュートはわずかに枠の右に外れた。
▽リードされているセビージャは後半に向けてロケ・メサに代えてアマドゥをピッチへ。58分にはメルカドを下げてプロメスを投入。すると62分に、そのプロメスのクロスからアンドレ・シウバがシュートを放つ。63分には今度はアンドレ・シウバのお膳立てからボックス右のプロメスがシュートに持ち込むが、GKを躱そうと放ったループシュートは外のサイドネットを叩いた。
▽セビージャのチャンスは続く。64分に右サイドでプロメスがボールを奪取しすぐに前線のベン・イェデルへ。さらにベン・イェデルからボックス左でパスを受けたフランコ・バスケスが最後にシュートを打ったが、GKパチェコに防がれた。
▽69分、セビージャはここでケアーを下げてサラビアを投入。これで3枚の交代枠を使い切った。するとこのサラビアが仕事をする。78分、ボックス手前のフランコ・バスケスからパスを受けたサラビアが、右サイドからゴール前へクロスを供給。このクロスにベン・イェデルが飛び込んでネットを揺らした。
▽82分には味方のクロスにアンドレ・シウバがヘディングシュート。また、88分にはアラベスも途中交代のブラサナツがヘディングシュートを打つが、惜しくも右ポストを弾いた。
▽後半にスペクタクルさを増した試合もここで終了。上位対決は痛み分けに終わった。
▽首位のセビージャ(勝ち点26)と4位アラベス(勝ち点23)による注目の上位対決。
▽リーグ戦では引き分けを挟んで3連勝中のセビージャ。直近のヨーロッパリーグではスタンダール・リエージュ相手に敗れ、決勝トーナメント進出を決めることは出来なかった。その試合からバウンスバックが求められる今節は、スタメンをリエージュ戦から2選手変更。アレイシ・ビダルとアラーナに代えて、セルジ・ゴメスとアンドレ・シウバが起用された。
▽そんな中迎えた34分、アラベスはドゥアルテがボックス外から強烈なミドルシュート放ちGKバシリクを強襲。するとその直後、セビージャも反撃。後方からのロングボールをベン・イェデルが頭でゴール方向に流し、再びアンドレ・シウバから折り返しを受ける。ボックス左に侵入し、DFに体を当てられながらも右足で放ったシュートはわずかに枠の右に外れた。
▽急に忙しなくなった試合は37分に動く。セビージャGKバシリクが自陣深くからのFKをアラベスの右サイドバックのアグレガビリアがヘディングで跳ね返す。するとこれが完全にオフサイドポジションにいたカジェリに渡るのだが、審判はその前にセルジ・ゴメスが触っていたことからオフサイドを取らず、そのままカジェリのクロスを押し込んだジョニーのゴールが認められた。
▽リードされているセビージャは後半に向けてロケ・メサに代えてアマドゥをピッチへ。58分にはメルカドを下げてプロメスを投入。すると62分に、そのプロメスのクロスからアンドレ・シウバがシュートを放つ。63分には今度はアンドレ・シウバのお膳立てからボックス右のプロメスがシュートに持ち込むが、GKを躱そうと放ったループシュートは外のサイドネットを叩いた。
▽セビージャのチャンスは続く。64分に右サイドでプロメスがボールを奪取しすぐに前線のベン・イェデルへ。さらにベン・イェデルからボックス左でパスを受けたフランコ・バスケスが最後にシュートを打ったが、GKパチェコに防がれた。
▽69分、セビージャはここでケアーを下げてサラビアを投入。これで3枚の交代枠を使い切った。するとこのサラビアが仕事をする。78分、ボックス手前のフランコ・バスケスからパスを受けたサラビアが、右サイドからゴール前へクロスを供給。このクロスにベン・イェデルが飛び込んでネットを揺らした。
▽82分には味方のクロスにアンドレ・シウバがヘディングシュート。また、88分にはアラベスも途中交代のブラサナツがヘディングシュートを打つが、惜しくも右ポストを弾いた。
▽後半にスペクタクルさを増した試合もここで終了。上位対決は痛み分けに終わった。
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