モイーズ「ユナイテッドで時間が必要だったかって? もちろんだ」

2018.11.27 22:00 Tue
Getty Images
デイビッド・モイーズ氏が、マンチェスター・ユナイテッド指揮官時代にもっと時間が必要だったと主張している。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

▽モイーズ氏は、2013-14シーズンにユナイテッドを指揮。長期政権を築き、ビッグクラブとしての立ち位置を確固たるものとしたサー・アレックス・ファーガソン氏の退任後、難しい時期を率いた。

▽モイーズ監督は、クロスを多用する戦術を採用して偉大な前任者に続こうとしたが、結果を残すことができず。無冠でシーズンを終えただけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃してクラブを去って行った。
▽当時を回想するモイーズ氏は、以下のように時間が足りなかったことを強調している。

「もっと時間が与えられるべきだったと感じているかって? もちろんさ」
「マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブに行って、サー・アレックスのような人物が過ごした後に、10ヶ月留まった」

「マンチェスター・ユナイテッドで革命は起こせなかった。進化するべきだったんだ。それには時間がかかる」

「アレックスがしてきたことを全て変えるつもりは無かったが、変えなければならないことがあのクラブには沢山あった」

「チェルシーやマンチェスター・シティがやっていることや、独自の方法で変化していく様子を見よう。マンチェスター・ユナイテッドはスペシャルな監督とスペシャルな選手の集団だったから勝利してきたんだ」

「だが、全てが変わった時に、道を見つけるのには時間を要するだろう。私はまだ彼らが困難な時期にあると思う」

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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに

EFLリーグ2(イングランド4部)に所属するサルフォード・シティは8日、かつてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏とギャリー・ネビル氏が率いるコンソーシアムに買収されたことを発表した。 マンチェスターのサルフォードに拠点を置くサルフォード・シティは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し92年組として知られるライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ニッキー・バット氏、フィリップ・ネビル氏が2014年にオーナーとなり、5シーズンで4回の昇格を経験した。 2018-19シーズンにEFLリーグ2に昇格を果たしたが、そこから上には上がれておらず。今シーズンもEFLリーグ2で8位となり、昇格プレーオフを最終節で逃す形となっていた。 そんな中、ベッカム氏、ギャリー・ネビル氏に加え、アメリカ在住の実業家のデクラン・ケリー氏、マーヴィン・デイヴィス卿がグループに入っている。 サルフォード・シティによれば、新たな株主たちはクラブと施設に多額の投資を行うという約束が入っているとのことだ。 なお、ギグス氏、スコールズ氏、バット氏、フィル・ネビル氏は引き続き「テクニカル、フットボール、コマーシャル、リクルート、SCFC財団」の各部門でクラブに関与していくとのこと。92年組が勢揃いすることとなった。 また、新しいコンソーシアムは、インドを拠点とするドリーム・スポーツ・グループ、コリン・ライアン、フランク・ライアン、ニック・ウッドハウス、シュラビン・ミッタルを含む9人の株主で構成されている。 ベッカム氏は「私はサルフォードで育った。そこで過ごした日々には、本当に素敵な思い出がある。この場所と人々は、私のサッカー人生の初期において、とても重要な役割を果たしてくれた。サルフォード・シティは地域社会の中心であり、豊かな歴史を誇る。その新たな章に加わることができ、大変嬉しく思う」とコメントしている。 ギャリー・ネビル氏も「サルフォード・シティに情熱を注いでいる。多様な才能と専門知識を持つメンバーが、サッカーへの愛で結ばれた、他に類を見ないパートナーシップだ。サッカーが最優先だが、今後4~5年でクラブを持続可能な方向へ導くことが不可欠だ。この旅の次の段階が待ちきれない」と、かつての仲間とともにチームを発展させていくことを誓った。 2025.05.08 20:55 Thu

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