ユナイテッドのアルナウトビッチ獲得は来夏か

2018.11.27 18:00 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドが、来夏の移籍市場でのウェストハムに所属するオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(29)獲得を検討しているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じた。

▽昨夏に移籍金2500万ポンド(現在のレートで約36億円)でストーク・シティからウェストハムに加入したアルナウトビッチ。今シーズンはここまでのプレミアリーグ11試合5ゴール1アシストと、一定の結果を残している。

▽先日、イギリス『メトロ』が今冬の移籍市場でユナイテッドが獲得に動くと報道。得点力不足に喘いでいるベルギー代表FWロメル・ルカクらのパフォーマンスを補う選択肢として、ジョゼ・モウリーニョ監督がリストアップしたことが報じられた。
▽しかし、『テレグラフ』は今冬の獲得を否定。アルナウトビッチに関して、今シーズン中はスカウティングに専念し、オファーを出すか否か決定するようだ。もし獲得に動く場合は、来夏になることが伝えられている。

▽とはいえ、ウェストハムは既にアルナウトビッチへの関心を把握しており、代理人のダニエル氏も「トップチームでプレーする必要がある」、「次のステップへの準備は出来ている」とコメント。ユナイテッドの慎重な姿勢がうかがえる一方で、より具体性を増してきている。
▽それでも、ユナイテッドにとって気がかりになっているのは29歳という年齢だ。同選手獲得に対する意欲には、フロントと指揮官の間で隔たりがあるようで、モウリーニョ監督の来シーズンの続投如何が分かれ目となるかもしれない。

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