ブッフォンがリバプール戦でCLホームデビューへ

2018.11.23 14:33 Fri
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パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが24日に行われるリーグ・アン第14節のトゥールーズ戦、28日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦で先発起用されるようだ。フランス『レキップ』が伝えている。
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▽今夏、ユベントスを退団してPSGに加入したブッフォンは、ここまで公式戦7試合に出場。一方、昨季から正GKを務めるフランス代表GKアルフォンス・アレオラは公式戦10試合に出場と、トーマス・トゥヘル監督は両GKを併用して起用してきた。▽しかし、『レキップ』が伝えるところによれば、トゥヘル監督はCLグループステージ突破に向けた重要な大一番となるリバプール戦でブッフォンを起用することを決断したという。そして、その予行演習として今週末のトゥールーズ戦でもベテランGKを起用する見込みだ。
▽ユベントスに在籍した昨季のCL準々決勝レアル・マドリー戦で主審への暴言で3試合の出場停止を科されたブッフォンは、アウェイで行われた直近のナポリ戦でPSGでのCLデビューを飾っていた。そして、今回のリバプール戦ではCLホームデビューを飾ることになるようだ。

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「最後のチャレンジをスタートできる理想的な選択」20年ぶりにパルマ復帰のブッフォンが決意を語る

20年ぶりに古巣のパルマへと復帰した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(43)が、入団会見に臨んだ。 パルマの下部組織で育ったブッフォンは、1995年に17歳でセリエAデビュー。以後、パルマの正守護神として公式戦220試合で210失点、85回のクリーンシートを成し遂げ、コッパ・イタリアやコッパ・イタリア、UEFAカップのタイトルに貢献した。 2001年には当時のGK史上最高額の移籍金でユベントスに移籍。そのままイタリアのみならず、サッカー界を代表する守護神として長年君臨。2018-19シーズンのパリ・サンジェルマン(PSG)時代を除く19年間もユベントスでプレー。公式戦685試合の出場で539失点、322度の無失点を誇り、10度のスクデット獲得などに貢献した。 17日に2年契約での加入が発表されたブッフォンは、22日に入団セレモニーに出席。その後入団会見に臨み、来シーズンはセリエBを戦う古巣への愛情と、移籍の経緯を語った。 「この選択で僕が自分自身に与えた唯一のメッセージは、自分を深く知り、感情を伴わなければ、物事はうまくいかないと知ることだった」 「何かが起こるまでの20日間、自分にできるチャンスを考えた。そして、妻にメールし、パルマに行くことを伝えた」 「(監督のエンツォ・)マレスカとは何度か話しをしたけど、純粋に戦術的な面での話だった。まずは充電し、自分が一番ワクワクできる選択をする必要があった」 「感情移入が完全にできれば、僕は強力なGKになることができると確信している。最後のチャレンジをスタートできる理想的な選択だった」 「人は変わり、23歳から43歳に成熟した。そうでなければ心配だろう。僕は不遜で冗談が好きな性格だったが、今でもそれがエネルギーとなっている。若い頃の夢がないと続けられない」 また、懐かしさも同時に感じたとしながら、クラブのために野心を持って臨むとコメント。ファンのためにも、パルマのためにも戦いたいと決意。子供たちにもパルマへの想いを伝えられると語った。 「まだ街には行っていないけど、最初の感動は、旧跡に行くために階段を上っているとき、20年も経っているのにどこか昨日のように感じたことだった」 「同じ場所で高いレベルに戻ったと言うことはほとんどできない。ただ、僕はまだ重要なGKであり、クラブの経営陣とともにパルマの重要な目標を持っている。僕をとても信頼してくれる人に、お返しをしたい」 「常にピッチで答えを出すことにフォーカスしてきた。そうでなければ、いつもしてきたことは同じように振る舞うことであり、チームメイトはいつも僕に感謝していた」 「グループに参加し、冗談を言い、必要な時に真剣に取り組むことが好きだ」 「パルマに戻って来ることを決めたのは、今後のチームの成果をパルマのみんなと共有したかったからだ。僕の選択では、ファンは重要だった」 「たまにしかないケースを除けば、毎回スタジアムでの敬意の表現に満足していた。パルマに戻って来るたびに、いつだって幸せにしてくれた」 「僕は彼らが与えてくれたもののために、相応しいものをパルマに与えた。僕は全てのチームで団結力を高め、分裂させる要素にはならなかった」 「この選択をした時、若い人でも自分の好きなチームにブッフォンがいたと言えるようになり、それを誇りに思えるようになったら嬉しいということもあった」 「僕の子供たちは、僕にとってパルマがどういった存在であるかをほとんど知らなかった。でも、今では僕が何故このようなことをしているのかを理解してくれるようになった」 今シーズンのセリエAで最下位となったパルマ。大人になった正守護神のブッフォンとともに1年でのセリエA復帰を果たせるかに注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】若き日のブッフォンが魅せたスーパーセーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Forgiata dalla storia, pronta per una nuova avventura <br><br>Il Parma Calcio presenta la nuova maglia da portiere firmata <a href="https://twitter.com/ErreaOfficial?ref_src=twsrc%5Etfw">@ErreaOfficial</a> per la prossima stagione: la trovi in prevendita nel nostro shop online <a href="https://t.co/AIfiu9to26">https://t.co/AIfiu9to26</a><a href="https://twitter.com/gianluigibuffon?ref_src=twsrc%5Etfw">@gianluigibuffon</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/SupermanReturns?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SupermanReturns</a> <a href="https://t.co/StBfTyTh6a">pic.twitter.com/StBfTyTh6a</a></p>&mdash; Parma Calcio 1913 (@1913parmacalcio) <a href="https://twitter.com/1913parmacalcio/status/1407418765407571973?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJSbEwxeEhHdSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.06.23 14:05 Wed
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50歳迎えるジダンがW杯決勝のワンシーンを回想「どうすべきか思考した。狂っていたわけじゃない」

元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンが、ワールドカップ(W杯)決勝で話題となった場面を振り返った。 23日に50歳の誕生日を迎えるジダンは、ワールドカップ(W杯)にもレ・ブルーの一員として1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会に出場。98年は決勝でブラジル代表から2ゴールを挙げ、母国を初優勝へと導いた。 06年大会でもファイナルのピッチへ立ったキャプテン。フランス『テレフット』にて、当時大きな話題を振り撒いたイタリア代表DFマルコ・マテラッツィへの頭突きに関して「まったく誇ることはできないが、それもまた私自身の過去の一部だ」と、振り返った。 ネガティブな印象を強く植え付けたシーンがある一方、先制点となったPKは大きな称賛を浴びていた。 キャプテンは開始早々の7分に獲得したPKを託された。百戦錬磨のジダンであってもイタリア代表の名GKジャンルイジ・ブッフォンを前に、しばし考える時間を要したという。 「こちらをよく知るGKを前にしているのだから、どうすれば決めることができるか、数秒思考した。その中で(自分が)培ってきた技術力は確かだと思った。狂っていたわけじゃない。PKには失敗も付き物だ。ただ、あの場面は絶対に決めなければならなかった」 そして、ジダンはW杯決勝という大舞台でパネンカを成功させた。 残念ながらその後追い付かれたフランスは、PK戦の末に敗れた。優勝、パネンカ、退場と、ジダンにとってのW杯決勝はあまりにも密度の濃い時間となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】世界に衝撃を与えたジダンの頭突き</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¡A 13 años del histórico cabezazo de Zidane a Materazzi en la final del Mundial de Alemania 2006! <a href="https://t.co/mER1ISMvPq">pic.twitter.com/mER1ISMvPq</a></p>&mdash; TyC Sports (@TyCSports) <a href="https://twitter.com/TyCSports/status/1148555412234539010?ref_src=twsrc%5Etfw">July 9, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.06.23 05:15 Thu

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PSGがナポリからクワラツヘリアを完全移籍で獲得!4年半契約を締結

パリ・サンジェルマン(PSG)は17日、ナポリからジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までで、背番号は「7」を着用する。 なお、移籍金については明かされていないが、フランス『レキップ』は、7000万ユーロ(約112億8000万円)+ボーナスで合意に至ったと報じている。 PSG初のジョージア人所属選手となったクワラツヘリアは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ここに来ることができて夢のようだ。パリ・サンジェルマンについては、とてもポジティブなことをたくさん聞いている。この偉大なクラブに入団できたことを誇りに思うし、新しいクラブウェアを着ることをとても楽しみにしている」 2022年夏にディナモ・バトゥミからナポリに加入したクワラツヘリアは公式戦107試合30ゴール29アシストを記録。移籍初年度の2022-23シーズンにはナポリを33季ぶりのスクデットに導いていた。今季もここまでセリエA17試合5ゴール3アシストを記録し、首位に立つナポリを牽引していた。 2025.01.18 07:30 Sat
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