ジルー、同性愛カミングアウトの難しさに理解「多くの課題が残っている」
2018.11.16 16:15 Fri
▽チェルシーに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、サッカー界で同性愛をカミングアウトすることの難しさを語っている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
▽サッカー界は近年、プレミアリーグがLGBTの人々への支援を表明するなど、あらゆる差別に対する取り組みを実施。2014年に元ドイツ代表MFトーマス・ヒッツルスペルガー氏が同性愛者であることをカミングアウトしたこともあり、多少は風向きも変わってきている。
▽しかし、ジルーは選手目線からこの問題に取り組む難しさを述べた。
「(ヒッツルスペルガーの例は)とても感動的だったよ。フットボール界でホモセクシャルだと公表することは不可能なんだ、と呟いていた時のことだった」
「僕には、その痛みや男たち(サッカー選手)がカミングアウトすることの難しさが分かる。1人で何年も取り組んでいたことの、本当の結果が出るんだ」
「ゲイコミュニティ支援のためにアーセナルが“レインボウ・レース”の着用を頼んできた時も、僕はやったよ。この問題に関して、サッカー界にはまだ多くの課題が残っている」
PR
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でフランス代表の一員としてトロフィーを掲げたジルー。サッカー選手として最高峰のタイトルを得た同選手だが、現在はさらに達成が困難な仕事に頭を悩ませているようだ。▽しかし、ジルーは選手目線からこの問題に取り組む難しさを述べた。
「(ヒッツルスペルガーの例は)とても感動的だったよ。フットボール界でホモセクシャルだと公表することは不可能なんだ、と呟いていた時のことだった」
「部屋が変わると、沢山のテストステロン(男性ホルモン)があって、集団生活で、シャワーは共同。やりにくいけどそうなんだ」
「僕には、その痛みや男たち(サッカー選手)がカミングアウトすることの難しさが分かる。1人で何年も取り組んでいたことの、本当の結果が出るんだ」
「ゲイコミュニティ支援のためにアーセナルが“レインボウ・レース”の着用を頼んできた時も、僕はやったよ。この問題に関して、サッカー界にはまだ多くの課題が残っている」
PR
|
関連ニュース