青森初のJリーグクラブ! ヴァンラーレ八戸が来季J3参入へ

2018.11.11 18:45 Sun
▽11日に日本フットボールリーグ(JFL)2ndステージ第14節が行われ、ヴァンラーレ八戸がヴィアティン三重に3-1で勝利。この結果、八戸の年間通算順位4位以内が確定し、来シーズンの明治安田生命J3リーグ参入条件を満たした。

▽ヴァンラーレ八戸は、2006年に創設された青森県の八戸市に本拠地を置くクラブ。2013年に東北2部リーグから1部に昇格し、2014年からJFLで戦っていた。2016年に本拠地の多賀多目的運動場を完成させてスタジアム要件を満たし、ライセンスを受け取っている。

▽今後、観客動員などの条件を満たし、Jリーグ理事会の承認が得られれば参入が決定。青森県初のJリーグクラブ誕生となる。
▽なお、八戸の他にFC今治、奈良クラブが2019シーズンのJ3ライセンスを取得。残り1節で今治はソニー仙台FCを抜く可能性があり、4位になれば八戸とともにJ3参入の順位条件を満たすこととなる。今治の最終戦の相手は14位のホンダロックSC。ファーストステージは1-1の引き分けに終わっていた。

◆JFL年間通算順位
勝ち点(試合数/勝/分/負/得失点)
1位:HONDA FC 76(29/24/4/1/+48)
2位:FC大阪 54(29/17/3/9/+19)
3位:ヴァンラーレ八戸 53(29/15/8/6/+20)
4位:ソニー仙台FC 49(29/15/4/10/+21)
5位:FC今治 48(14/6/9/+31)
6位:東京武蔵野シティFC 46(29/13/7/9/+11)
7位:MIOびわこ滋賀 46(29/13/7/9/+6)
8位:奈良クラブ 39(29/11/6/12/-1)
9位:ラインメール青森 37(29/10/7/12/-9)
10位:ヴェルスパ大分 36(29/10/6/13/-11)
11位:ヴァンティアン三重 35(29/9/8/12/-10)
12位:テゲバジャーロ宮崎 32(29/9/5/15/-15)
13位:FCマルヤス岡崎 31(29/8/7/14/-10)
14位:ホンダロックSC 28(29/6/10/13/-23)
15位:流経大ドラゴンズ龍ヶ崎 19(29/4/7/18/-30)
16位:コバルトーレ女川 17(29/4/5/20/-47)

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