【J1ピックアッププレビュー】カップ王者・湘南が凱旋!過密日程に負けず清水に立ち向かう!《湘南vs清水》
2018.11.02 12:15 Fri
▽2日、明治安田生命J1リーグ第31節が開催。『フライデーナイトJリーグ』として、湘南ベルマーレvs清水エスパルスがShonan BMW スタジアム平塚で行われる。◆残留争いか上位進出か
▽30試合を終え、9勝9分け12敗の勝ち点36で14位に位置する湘南と、13勝4分け13敗の勝ち点43で8位につける清水の対戦。両者の目標、置かれている立場は違う。
▽10月27日に、クラブ史上初となるYBCルヴァンカップ王者となった湘南。しかし、喜びもつかの間、中2日の10月30日に延期されていたジュビロ磐田戦を迎え、1-0で敗戦。さらに、そこから中2日の2日に清水戦を迎える。
▽本来であれば、カップ戦タイトル獲得の勢いのまま、J1残留を掴みたかった湘南だが、変則日程の影響をもろに受ける状態に。それでも、チーム一丸となって戦ってきたやり方は踏襲。チーム力でしっかりとJ1残留を掴みたい。
▽磐田戦はルヴァンカップ決勝の横浜F・マリノス戦と同じメンバーを起用。しかし、疲労の影響か反応の鈍さが目立ち、インテンシティの高さを見せられなかった。今節はメンバー変更の可能性が高く、本当の意味でのチーム力が試される一戦となりそうだ。
▽前節はサンフレッチェ広島と対戦し、2-0で快勝。ジュビロ磐田との静岡ダービー(◯5-1)、FC東京(◯2-0)と3連勝中だ。残りの4試合は、今節の湘南を皮切りに、名古屋グランパス ヴィッセル神戸、V・ファーレン長崎と残留を争うチームとの対戦が続く。
▽相手にとってもシビアな戦いとなるが、清水にとってもチャンスはある。上位との勝ち点差が詰まっているだけに、残り4試合の結果次第ではACL出場権獲得の可能性もなくはない。まずは、湘南戦でしっかりと勝利を収められるかにかかっている。
▽前節は長期離脱からFW鄭大世も復帰。FWクリスランが全治8カ月の重傷を負ったが、穴埋めも可能だろう。湘南同様、上位でシーズンを終えるためにも、チーム力が問われる一戦となりそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆湘南ベルマーレ[3-4-2-1]
DF:山根視来、坂圭祐、大野和成
MF:高山薫、石川俊輝、秋野央樹、杉岡大暉
MF:菊地俊介、小川慶治朗
FW:イ・ジョンヒョプ
監督:曺貴裁
▽7日間で3試合という強行日程。2試合連続で同じ11名を先発させたが、清水戦は入れ替えがありそうだ。1トップには前節途中出場のFWイ・ジョンヒョプを起用。シャドーには、MF梅崎司、MF石川俊輝ではなく、MF菊地俊介、MF小川慶治朗を起用すると予想する。石川はボランチに戻り、右ウイングバックにはMF高山薫が入ると予想。総力戦で戦うことになるだろう。
◆清水エスパルス[4-4-2]
DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后
MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、石毛秀樹
FW:ドウグラス、北川航也
監督:ヤン・ヨンソン
▽3連勝中の清水は前節とほぼ同じメンバーを起用すると予想。重傷を負ったFWクリスランに代わってFWドウグラスが先発に復帰。左サイドにはMF石毛秀樹が起用されると見る。バランスが取れ、結果も残せている現状だけに、いかに継続させられるかが勝利のカギとなるだろう。
【注目選手】
◆DF坂圭祐(湘南ベルマーレ)
◆FWドウグラス(清水エスパルス)
◆日程に翻弄されるか、意地を見せるか
▽台風の影響を受け、7日で3試合と超過密日程をこなしている湘南。しかし、日程を言い訳にはせず、王者として帰還するホームでしっかりと勝利を収めたいところだ。
▽対する清水も、現在の順位を考えれば、より上を目指して勝ち点3を奪いに行く。カップ王者である湘南を相手にも、自慢の攻撃陣は火を噴くだろう。カップ王者を撃破し、残り4試合でブーストをかけたい。
▽今シーズンからの取り組みであるフライデーナイトJリーグも残りわずか。金曜夜に王者となった湘南がホームに帰還する一戦。湘南vs清水は2日(金)の19時にキックオフを迎える。
▽30試合を終え、9勝9分け12敗の勝ち点36で14位に位置する湘南と、13勝4分け13敗の勝ち点43で8位につける清水の対戦。両者の目標、置かれている立場は違う。
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▽湘南は、降格ラインの16位サガン鳥栖との勝ち点差はわずかに「3」。残り4節となったが、油断はできない状況だ。一方の清水は、3位の鹿島アントラーズと勝ち点差「6」。4位の北海道コンサドーレ札幌とは「5」となっている。来年のAFCチャンピオンズリーグ出場権に手が届く可能性もあるだけに、勝利が欲しいところだ。◆中2日の3連戦を乗り切れるか~湘南ベルマーレ~▽10月27日に、クラブ史上初となるYBCルヴァンカップ王者となった湘南。しかし、喜びもつかの間、中2日の10月30日に延期されていたジュビロ磐田戦を迎え、1-0で敗戦。さらに、そこから中2日の2日に清水戦を迎える。
▽磐田戦はルヴァンカップ決勝の横浜F・マリノス戦と同じメンバーを起用。しかし、疲労の影響か反応の鈍さが目立ち、インテンシティの高さを見せられなかった。今節はメンバー変更の可能性が高く、本当の意味でのチーム力が試される一戦となりそうだ。
◆失速から一転、最後の粘りを~清水エスパルス~
▽前節はサンフレッチェ広島と対戦し、2-0で快勝。ジュビロ磐田との静岡ダービー(◯5-1)、FC東京(◯2-0)と3連勝中だ。残りの4試合は、今節の湘南を皮切りに、名古屋グランパス ヴィッセル神戸、V・ファーレン長崎と残留を争うチームとの対戦が続く。
▽相手にとってもシビアな戦いとなるが、清水にとってもチャンスはある。上位との勝ち点差が詰まっているだけに、残り4試合の結果次第ではACL出場権獲得の可能性もなくはない。まずは、湘南戦でしっかりと勝利を収められるかにかかっている。
▽前節は長期離脱からFW鄭大世も復帰。FWクリスランが全治8カ月の重傷を負ったが、穴埋めも可能だろう。湘南同様、上位でシーズンを終えるためにも、チーム力が問われる一戦となりそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆湘南ベルマーレ[3-4-2-1]

(C)CWS Brains,LTD.
GK:秋元陽太DF:山根視来、坂圭祐、大野和成
MF:高山薫、石川俊輝、秋野央樹、杉岡大暉
MF:菊地俊介、小川慶治朗
FW:イ・ジョンヒョプ
監督:曺貴裁
▽7日間で3試合という強行日程。2試合連続で同じ11名を先発させたが、清水戦は入れ替えがありそうだ。1トップには前節途中出場のFWイ・ジョンヒョプを起用。シャドーには、MF梅崎司、MF石川俊輝ではなく、MF菊地俊介、MF小川慶治朗を起用すると予想する。石川はボランチに戻り、右ウイングバックにはMF高山薫が入ると予想。総力戦で戦うことになるだろう。
◆清水エスパルス[4-4-2]

(C)CWS Brains,LTD.
GK:六反勇治DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后
MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、石毛秀樹
FW:ドウグラス、北川航也
監督:ヤン・ヨンソン
▽3連勝中の清水は前節とほぼ同じメンバーを起用すると予想。重傷を負ったFWクリスランに代わってFWドウグラスが先発に復帰。左サイドにはMF石毛秀樹が起用されると見る。バランスが取れ、結果も残せている現状だけに、いかに継続させられるかが勝利のカギとなるだろう。
【注目選手】
◆DF坂圭祐(湘南ベルマーレ)

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▽湘南の注目選手は、ルーキーながらディフェンスラインを支えるDF坂圭祐だ。ルヴァンカップでは横浜FMのエース、ウーゴ・ヴィエイラを封殺。磐田戦では川又堅碁にゴールを許したが、粘り強い守備でピンチに陥る回数は少なかった。DF山根視来、DF大野和成と組む3バックは湘南の屋台骨。清水の強力な攻撃陣を抑え込めるかに注目だ。◆FWドウグラス(清水エスパルス)

(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽清水の注目選手は、先発に復帰するFWドウグラスだ。ポジションを争っていたFWクリスランが今季絶望となる全治8カ月の重傷を負った。シーズン途中加入ながら、すでに9得点を記録。チームがさらなる高みを目指すため、再びドウグラスのゴールが必要となる。◆日程に翻弄されるか、意地を見せるか
▽台風の影響を受け、7日で3試合と超過密日程をこなしている湘南。しかし、日程を言い訳にはせず、王者として帰還するホームでしっかりと勝利を収めたいところだ。
▽対する清水も、現在の順位を考えれば、より上を目指して勝ち点3を奪いに行く。カップ王者である湘南を相手にも、自慢の攻撃陣は火を噴くだろう。カップ王者を撃破し、残り4試合でブーストをかけたい。
▽今シーズンからの取り組みであるフライデーナイトJリーグも残りわずか。金曜夜に王者となった湘南がホームに帰還する一戦。湘南vs清水は2日(金)の19時にキックオフを迎える。
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愛媛退団のMF菊地俊介が33歳で現役引退…「これからは自分を育ててくれたサッカーに恩返しができるように頑張っていこうと思います」
愛媛FCは15日、2024シーズンまで在籍していたMF菊地俊介(33)の現役引退を発表した。 埼玉県生まれで菊地は、中学生で大宮アルディージャのジュニアユースに入団。そのままユースへ上がることもできたが、出場機会を求めて伊奈学園総合高校へ神格すると、日本体育大学を経て、2014年に湘南ベルマーレでプロキャリアをスタート。 その後、大宮でのプレーを挟み、2023年から愛媛に加入。2024シーズンは明治安田J2リーグ30試合で2ゴールと昨季以上に稼働したが、契約満了となっていた。 通算ではJ1リーグで80試合11得点、J2リーグで149試合21得点、J3リーグで2試合2得点を記録した。 愛媛を通じて、菊地は現役引退への想いとこれまで関わってきたクラブやファン・サポーターへの感謝を伝えた。 「2024シーズンをもちまして、現役を引退する決断を致しました。6歳でサッカーを始めてからこれまで本当にたくさんの方々に支えられ、ここまで選手を続けることができました。大宮春岡FC、大宮アルディージャJr.ユース、伊奈学園サッカー部、日体大サッカー部で僕に関わってくれた全ての方に感謝申し上げます」 「プロ生活11年では3チームでプレーする機会をいただきました。大学を卒業した僕にプロの厳しさ、プロ選手としての在り方を教えてくれた湘南ベルマーレ。在籍した6年の中でルヴァン杯優勝やJ2優勝という素晴らしい経験をさせていただきました」 「自分が育ったクラブで再びプレーする機会を与えてくれた大宮アルディージャ。なかなか思うような結果が出せず、もがき苦しんだ3年間でしたが、NACK5スタジアムでプレーできたことは僕の誇りです」 「愛媛FCでの1年目にはJ3優勝を経験させていただきました。そして、なにより印象に残っているのは長期離脱から復帰後にニンスタで初出場、初ゴールを記録できたことです!そして、2年間で家族みんな愛媛が大好きになりました」 「この11年間では指導者や仲間だけでなく、ファンサポーターの皆様にも背中を押していただきここまで走りきることできました。本当にありがとうございます!!」 「最後に、小さい頃からたくさん試合を観に来てくれた両親、そしていつも僕の道しるべになってくれた兄。いつも応援ありがとう!そして、3人の子育てをしながら1番近くでサポートしてくれた妻。あなたがいなければここまでサッカーを続けることはできませんでした。本当にありがとう!!これからもよろしく!これからは自分を育ててくれたサッカーに恩返しができるように頑張っていこうと思います。ありがとうございました!!」 2025.01.15 13:20 Wed湘南ベルマーレの人気記事ランキング
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2日、明治安田J1リーグ第8節の10試合が各地で行われた。 首位に立つ鹿島アントラーズ(勝ち点16)はアウェイで勝ち点差「5」で追いかける7位のサンフレッチェ広島(勝ち点11)と対戦した。 共にここまで1敗で迎えた上位対決。首位を走りたい鹿島は立ち上がりこそペースを握るも、すぐにホームの広島ペースに。途中加入の前田直輝を中心に攻め込んでいく広島は、22分にジャーメイン良のクロスに反応した前田がシュート。これはGK早川友基がセーブするも、こぼれ球を拾ったヴァレール・ジェルマンのパスを受けた前田が決め切り、広島が先制する。 追いつきたい鹿島は前半の終盤にかけてペースを握っていくが、後半も広島が支配。ボール保持こそ鹿島が上回るも、シュート数では広島が上回る形となり、GK早川のセーブでなんとか凌ぐ形となる。 鹿島は後半の終盤も積極的にシュートを放っていくが、最後までゴールを奪えず。試合をしっかりと支配しながらも、1-0で広島が首位を下した。 2位のFC町田ゼルビア(勝ち点13)は11位のガンバ大阪(勝ち点10)とアウェイで対戦した。昨シーズンは互いに激しい試合となった中、試合は堅い展開に。それでも43分にボックス手前でFKを得ると、町田は相馬勇紀が直接叩き込み先制。数少ないチャンスをゴールにつなげた町田が0-1で勝利を収め、首位の鹿島に勝ち点で並ぶこととなった。 試合前、かつて所属したレアンドロ・ダミアンの訃報が入った3位の柏レイソル(勝ち点12)はアウェイで8位の京都サンガF.C.(勝ち点11)と対戦。試合は久保藤次郎のミドルシュートで柏が先制。京都が押し込む展開が続く中、最後まで失点せず、勝利目前となった中で、ゴール前の混戦をラファエル・エリアスに押し込まれ1-1のドロー。レドミに捧げる白星とはならなかった。 そのほか、上位では4位の川崎フロンターレ(勝ち点11)が9位の湘南ベルマーレ(勝ち点11)と対戦し、脇坂泰斗と宮城天のゴールで2-0と勝利。川崎Fは連勝、湘南は3連敗となってしまった。 12位の東京ヴェルディ(勝ち点8)と15位のFC東京(勝ち点7)の“東京ダービー”は壮絶な展開に。東京Vが林尚輝のゴールで先制すると、前半のうちに佐藤恵允のゴールでFC東京が同点に。東京Vは後半早々に染野唯月のゴールで勝ち越すも、FC東京は89分にエンリケ・トレヴィザンのゴールが決まり、2-2のドローに終わった。 降格圏に沈む19位の名古屋グランパス(勝ち点5)と、16位の横浜F・マリノス(勝ち点6)の戦いは、互いに譲らない展開に。それでもホームの名古屋は後半に河面旺成、佐藤瑶大とCBが2点を奪い、2-0で勝利し降格圏を脱出。横浜FMは降格圏の19位に転落した。 また、同じく降格圏の18位に位置する王者・ヴィッセル神戸(勝ち点6)はアウェイで14位の横浜FC(勝ち点7)と対戦。今季の戦いを象徴するように王者らしくない低調な戦いとなる中、後半途中出場のエリキが74分に決勝ゴール。なんとか勝利を収め、降格圏を脱出した。 17位のセレッソ大阪(勝ち点6)は、初のJ1を戦う6位のファジアーノ岡山(勝ち点11)と対戦。3分にチアゴ・アンドラーデのゴールでC大阪が先制すると、44分に岡山の佐藤龍之介がJリーグ初ゴールを決めて同点に。それでも前半アディショナルタイムにラファエル・ハットンが決めてC大阪が勝ち越すと、そのまま2-1で勝利を収めた。 なお、最下位のアルビレックス新潟(勝ち点4)はホームに10位のアビスパ福岡(勝ち点10)を迎えた中、田代雅也にゴールを奪われ、0-1で敗戦。最下位からの脱出とはならなかった。 また、1試合だけ遅れて行われた13位の浦和レッズ(勝ち点7)と5位の清水エスパルス(勝ち点11)の試合は、2-1で浦和が勝利。開始4分に渡邊凌磨の2試合連続ゴールで先制すると、59分にマテウス・サヴィオが移籍後初ゴール。清水は79分に高木践が1点を返すも、2-1で浦和が勝利を収めた。 <h3>◆明治安田J1リーグ第8節</h3> 東京ヴェルディ 2-2 FC東京 【東京V】 林尚輝(前20) 染野唯月(後7) 【FC東京】 佐藤恵允(前43) エンリケ・トレヴィザン(後44) 川崎フロンターレ 2-0 湘南ベルマーレ 【川崎F】 脇坂泰斗(後5) 宮城天(後47)【PK】 横浜FC 0-1 ヴィッセル神戸 【神戸】 エリキ(後29) アルビレックス新潟 0-1 アビスパ福岡 【福岡】 田代雅也(後15) 名古屋グランパス 2-0 横浜F・マリノス 【名古屋】 河面旺成(後6) 佐藤瑶大(後39) 京都サンガF.C. 1-1 柏レイソル 【京都】 オウンゴール(後45+8) 【柏】 久保藤次郎(前12) ガンバ大阪 0-1 FC町田ゼルビア 【町田】 相馬勇紀(前43) セレッソ大阪 2-1 ファジアーノ岡山 【C大阪】 チアゴ・アンドラーデ(前3) ラファエル・ハットン(前45+3) 【岡山】 佐藤龍之介(前44) サンフレッチェ広島 1-0 鹿島アントラーズ 【広島】 前田直輝(前22) 浦和レッズ 2-1 清水エスパルス 【浦和】 渡邊凌磨(前4) マテウス・サヴィオ(後14) 【清水】 高木践(後34) <span class="paragraph-title">【動画】マテウス・サヴィオの初ゴールは圧巻の左足ボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1907401557139698163?ref_src=twsrc%5Etfw">April 2, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.02 22:25 Wed2
【明治安田J1第9節まとめ】町田が首位浮上、広島は勝ち点で並び2位に! 岡山はホームで無敗継続の4勝目、鹿島は「27」でホーム無敗がストップし首位陥落
5日、6日にかけて明治安田J1リーグ第9節の10試合が各地で行われた。 <h3>【鹿島vs京都】壮絶撃ち合いは最後にドラマ</h3> 首位の鹿島アントラーズ(勝ち点16)はホームに7位の京都サンガF.C.(勝ち点12)を迎えた。ホームで26戦無敗の鹿島は前半にレオ・セアラが2ゴールを決めてリードを奪う。 しかし、後半に入ると京都が反撃。61分に奥川雅也にゴールが生まれるとエースのラファエル・エリアスが2ゴールを決め逆転に成功。鹿島の無敗が止まるかと思われたが、後半アディショナルタイムに師岡柊生がネットを揺らし同点。引き分けに終わるかと思われたが、京都がカウンターからラファエル・エリアスのハットトリックとなるゴールで勝ち越し。3-4で京都が勝利し、鹿島はホーム無敗が「27」で止まると共に首位から陥落した。 <h3>【岡山vsFC東京】岡山のホーム無敗継続!ゴラッソで4勝目</h3> 9位のファジアーノ岡山(勝ち点11)は16位のFC東京(勝ち点8)をホームに迎えた。昨シーズンからホームでの負けなしが続く岡山。今季は3勝2分けでJ1での勝利は全てホームという状況だ。 試合はこう着状態が続きゴールレスで後半へ。すると47分、松本昌也が右サイドから崩してネットを揺らすが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。長時間のチェックとなる際どいシーンだったが松本がオフサイドと判定され、ゴールは認められない。 落胆してもおかしくない岡山だったが、61分に相手の最終ラインでのもたつきを見逃さないと、田部井涼がボックス外から浮き球を胸トラップし左足でダイレクトシュート。これがGKの頭を越えてネットを揺らすJ1初ゴール。このゴールで1-0で岡山が勝利を収めた。 <h3>【柏vsG大阪】小泉佳穂のゴールを守り抜きウノゼロ勝利</h3> 5位の柏レイソル(勝ち点13)はホームに12位のガンバ大阪(勝ち点10)を迎えた一戦。勝ち点差3の中での対決となった中、柏が試合のペースを握る。 ゴールレスで試合は進んでいく中で、それでもホームの柏が主導権を握ると65分に待望のゴール。左サイドから崩すと、熊坂光希の縦パスが相手に当たりこぼれ球になるも、垣田裕暉が相手DFを背中で押さえると、福岡将太が突いたボールを小泉佳穂がダイレクトシュート。これが決まり柏が先制し、そのまま1-0で勝利を収めた。 <h3>【横浜FCvs清水】昨季のJ2優勝争い対決は横浜FCに軍配</h3> 18位と苦しむ横浜FC(勝ち点7)と8位と上位を追いかける清水エスパルス(勝ち点11)の対決。昨シーズンはJ1昇格を争った両者のJ1での戦いは、固い展開となる。 前半は強風の影響もあり、互いになかなか良い形を作れない展開に。清水は32分、ボックス手前でパスを受けた乾貴士がミドルシュートを放つが左ポスをに嫌われる。 ゴールレスで迎えた後半、50分に浮き球のパスに抜けたルキアンから繋ぐと、福森晃斗のクロスを山田康太がニアでヘッドで合わせて横浜FCが先制。清水は同点を目指すがなかなかゴールが遠い展開に。1-0で終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム7分に左からのクロスを櫻川ソロモンがヘッドで決めて勝負あり。横浜FCが2-0で勝利を収めて降格圏を脱した。 その他、サンフレッチェ広島はセレッソ大阪に2-1で勝利し、2位に浮上。川崎フロンターレとの対戦で引き分けたFC町田ゼルビアは首位に浮上した。一方で、降格圏の横浜F・マリノスは東京ヴェルディと引き分け脱出ならず。湘南ベルマーレに敗れた名古屋グランパスも再び降格圏に転落することに。未勝利で最下位だったアルビレックス新潟がヴィッセル神戸に勝利したものの最下位脱出ならず。それでも勝ち点差がグッと縮まり、下位も上位も混戦状態となっている。 <h3>◆明治安田J1リーグ第9節</h3> ▽4/5(土) 横浜F・マリノス 0-0 東京ヴェルディ ▽4/6(日) ファジアーノ岡山 1-0 FC東京 【岡山】 田部井涼(後16) FC町田ゼルビア 2-2 川崎フロンターレ 【町田】 岡村大八(前34) 西村拓真(後8) 【川崎F】 エリソン(前16) 河原創(後28) 横浜FC 2-0 清水エスパルス 【横浜FC】 山田康太(後5) 櫻川ソロモン(後45+7) ヴィッセル神戸 0-1 アルビレックス新潟 【新潟】 長谷川元希(前12) アビスパ福岡 1-0 浦和レッズ 【福岡】 岩崎悠人(後23) 鹿島アントラーズ 3-4 京都サンガF.C. 【鹿島】 レオ・セアラ(前18、前30) 師岡柊生(後45+2) 【京都】 奥川雅也(後16) ラファエル・エリアス(後35、後37、後45+5) 柏レイソル 1-0 ガンバ大阪 【柏】 小泉佳穂(後20) 湘南ベルマーレ 2-1 名古屋グランパス 【湘南】 福田翔生(前10) 鈴木雄斗(前45) 【名古屋】 稲垣祥(前45+5) サンフレッチェ広島 2-1 セレッソ大阪 【広島】 新井直人(前18) 荒木隼人(後41) 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前15) <span class="paragraph-title">【動画】田部井涼の衝撃ゴラッソがJ1初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/vxLmEC5DXS">pic.twitter.com/vxLmEC5DXS</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908752526528168406?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】小泉佳穂がダイレクトで右足一閃</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8FG%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏G大阪</a> <a href="https://t.co/snPXMWuH4o">pic.twitter.com/snPXMWuH4o</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908786061284958466?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】仕上げはラファエル・エリアス、首位・鹿島のホーム無敗を「27」で止める</span> <span data-other-div="movie3"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">エリアス、エリアス、エリアス!<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E4%BA%AC%E9%83%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島京都</a> <a href="https://t.co/svL6VOq2rO">pic.twitter.com/svL6VOq2rO</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908795009476026793?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.06 18:15 Sun3
中田英寿氏が波乱万丈のサッカーキャリア回想…『The Atletic』のロングインタビューに答える
元日本代表MFの中田英寿氏が、『The Atletic』のロングインタビューで自身のサッカーキャリアを振り返った。 中田氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロキャリアをスタートし、以降は2006年の現役引退までペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナのイタリア5クラブ、イングランドのボルトンでプレー。 また、日本代表としては1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と3度のワールドカップに出場し、通算77キャップを刻んだ。 そのアジアを代表するレジェンドは『The Atletic』で29歳での現役引退を始め、キャリアにおけるトピックについて語った。 2006年ドイツW杯のグループステージ最終節のブラジル代表戦での1-4の敗戦後、スパイクを脱ぐ決断を下したMFは、その突然の引退から19年を経たなかで改めて決断の理由に言及。 「プロのサッカー選手になる夢は一度もなかったが、どういうわけかそれが実現し、ワールドカップでプレーし、イタリアとイングランドに行った。情熱のためにいつもプレーしていた。私はサッカーのファンではなく、サッカーをプレーするのが好きだった。それが私が引退した理由だ。情熱を失っていたし、情熱がなければ、自分に嘘をついているようなものだった」 「私が好きなのはプレーすることであり、コーチやコメントをすることではない。それが引退後に『別の情熱を見つけなければならない』と言った理由だった」 インタビュー冒頭で、サッカーキャリアの終わりについて語った元日本代表はここからキャリアの最初期に立ち戻り、「当時は、プロサッカー選手になることを夢見る人は誰もいなかった。日本で一番人気のスポーツは野球だった。だけど、結局、私は漫画『キャプテン翼』が大好きだったから、サッカーをやろうと決めた」と、サッカーを始めた理由を明かした。 続けて日本代表が初めてW杯に出場した1998年フランスW杯での奇抜な髪色については「(W杯前でさえ)毎日髪の色を変えていたが、海外でプレーしたかったので世界に知られることが重要だった。だから注目されたいと思っていた」と、振り返る。 その目論見通り、W杯直後にはセリエAのペルージャへ完全移籍。イタリアでのキャリアをスタート。その新天地では加入1年目から鮮烈な輝きを放ったが、プレーすること以外でサッカーに関心がなかったことが良い意味でプラスに働いたという。 「私はサッカーの大ファンではなかったし、サッカーを見たり新聞で読んだりもしなかった。そういう人間ではないんだ。ただサッカーをするのが好きで、毎日もっといい選手になりたいと思っていた」 「イタリアに来たときは、セリエAが世界最高のリーグで、ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロのような選手がいたが、私は選手をあまり知らなかった。リーグのチームの半分も知らなかった」 「でも、そのおかげで自分のプレーに集中できたし、それが私の強みだった。とにかく恐れがなかった」 そのペルージャでの活躍によって2000年にはローマへステップアップ。当時、頭角を現わしていたフランチェスコ・トッティとのポジション争いで苦戦を強いられた一方、2005年1月のユベントス戦ではクラブ史に刻まれた圧巻のロングシュートを突き刺し、ジャッロロッシのスクデット獲得に大きく貢献した。 中田氏はそのローマ時代について「ローマに戻るたびに、ファンのみんなが私のところに来て『ありがとう、ナカタ』と言ってくれる」と、自身の重要な働きに満足感を示した。 その後、1年でイタリアの首都を離れてパルマに活躍の場を移すと、コッパ・イタリア優勝に貢献。2年連続のタイトル獲得を経験。そして、日韓W杯では大会の目玉選手の一人として日本代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献した。 「もっといい結果を出せたはず」トルコ代表に敗れてのベスト16に不満を示しながらも、「雰囲気は素晴らしかった」と、自国開催のW杯をポジティブに振り返った。 「日本では誰もが、私たちがグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出するだろうと期待していたが、それはとても大変だった」 「私たちはとても若いチームで、ほとんどのメンバーがワールドカップでプレーしたことがなかった。当時、海外でプレーしていたのは数人だけで、プレッシャーは大きかった。しかし同時に、国全体が私たちを応援してくれたので、雰囲気は素晴らしかった」 その後、チェーザレ・プランデッリ監督との衝突を機に、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア国内での移籍を繰り返した後、2005年に7年間過ごしたイタリアを離れ、プレミアリーグのボルトンへレンタル移籍。 自身最後のクラブとなったマンチェスターのクラブではキック&ラッシュでお馴染みのサム・アラダイス監督が率いたチームということもあり、イタリアと大きく異なる環境面を含めて難しい日々を過ごした。 「イタリアから来たので、サッカーはまったく違っていた。多くのチームがロングボールをプレーしていた。それは少しショックだった。そしてイタリアからマンチェスターに来て、食べ物の面でも違ったし、雨も多かった。そういった意味で少し大変だった」 その後、前述のドイツW杯での現役引退で中田氏の波乱万丈のサッカーキャリアは締めくくられた。 そして、自身のサッカーキャリアを通じて「どのように記憶されたいか?」との問いに対して、中田氏は「私は美しいプレー、優雅さが好きだ。ジネディーヌ・ジダンのようなプレーが美しい。スピードやパワーではなく、美しいパス、美しいプレー。ゴールである必要はない。私は優雅さが好きで、サッカーだけでなく人生でもそうだ。優雅で美しいものが好きだ。つまり美しい服、美しい建築物、デザイン、景色…」と返答している。 現役引退後は3年間に渡っておよそ100カ国以上を巡る放浪の旅に出て、以降は魅了された日本酒造りや日本茶のブランド立ち上げなど、日本の文化や食文化の発信者として活躍する48歳。 今回のロングインタビューの最後には改めて自身の生き方について語り、これからも自身の情熱の赴くがままに様々なことにチャレンジしたいと結んだ。 「29歳で引退したとき、たくさんの人から『まだプレーできるよ』とか『サッカー業界で働いてコーチでもしたらどうだ』と言われた」 「でも、できるからやることを選んでいるわけではない。やりたいからやっている」 「私は好きなことをやっている。だからファッションが好きならファッションをやるし、他の文化が好きなら他の文化。日本酒が好きなら日本酒をやる」 「他の人は時々その理由が理解できないことがある。それは私が情熱を持ってやっているからだ」 2025.03.19 00:14 Wed4
【J1注目プレビュー|第8節:川崎Fvs湘南】共に勝ち点11の“神奈川ダービー”、勢いづく川崎Fか湘南が停滞感払拭か
【明治安田J1リーグ第8節】 2025年4月2日(水) 19:00キックオフ 川崎フロンターレ(4位/11pt) vs 湘南ベルマーレ(9位/11pt) [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] <h3>◆好調維持で突き進めるか【川崎フロンターレ】</h3> 前節はFC東京との"多摩川クラシコ"でアウェイながら3ゴールを奪って0-3で快勝を収めた。 2試合連続ゴールから遠ざかっていたチームだったが、しっかりと攻撃陣が機能。良い状態で“神奈川ダービー"を迎えることとなる。 リーグ戦7連戦がスタートしている中で、チームの良い流れを継続していきたい川崎F。長谷部茂利監督が就任したチームは、守備をベースに戦っており、今季は9ゴールが後半に生まれている状況。スロースターターとなっている状況だ。 裏を返せば、しっかりとどんな戦いでも耐えていき、後半に試合を決められるというポジティブな面も。攻撃の川崎Fが守備を植え付けられたことで、ここまで6試合で10得点3失点という成績となっており、複数失点は未だにない状況だ。 あとは川崎Fらしさをどこまで出していけるか。耐える展開でも焦れない強さを持つことができれば、自ずと上位に居続けることになるだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:山口瑠伊 DF:佐々木旭、高井幸大、丸山祐市、三浦颯太 MF:山本悠樹、河原創 MF:伊藤達哉、脇坂泰斗、マルシーニョ FW:山田新 監督:長谷部茂利 <h3>◆良くない流れを断ち切りたい【湘南ベルマーレ】</h3> 開幕3連勝と最高のスタートを切って首位にも立った湘南だったが、その後は4戦未勝利。そして前節は昇格組の清水エスパルスにアウェイで敗れ、ついに連敗を喫した。 3勝2分け2敗とまだ勝ち越している状況だが、チームとして良い状態とは言えない。停滞感が出てきた中で、しっかりと踏み留まることができなければ、いつもの光景を見ることになる可能性さえある状況だ。 清水戦では全く良いところがなかった湘南。短い期間で大幅な修正をすることはできないが、チームが求めているサッカーをしっかりやれれば結果は出るはずだ。 ある程度戦うことができるが故に、がむしゃらさに少し欠けているチーム。1つ結果が出ればガラッと変わりそうだが、ドツボにハマることだけは避けたい。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:上福元直人 DF:鈴木雄斗、キム・ミンテ、鈴木淳之介 MF:藤井智也、奥野耕平、畑大雅 MF:小野瀬康介、奥埜博亮 FW:鈴木章斗、福田翔生 監督:山口智 2025.04.02 16:40 Wed5