【J1ピックアッププレビュー】カップ王者・湘南が凱旋!過密日程に負けず清水に立ち向かう!《湘南vs清水》
2018.11.02 12:15 Fri
▽2日、明治安田生命J1リーグ第31節が開催。『フライデーナイトJリーグ』として、湘南ベルマーレvs清水エスパルスがShonan BMW スタジアム平塚で行われる。◆残留争いか上位進出か
▽30試合を終え、9勝9分け12敗の勝ち点36で14位に位置する湘南と、13勝4分け13敗の勝ち点43で8位につける清水の対戦。両者の目標、置かれている立場は違う。
▽10月27日に、クラブ史上初となるYBCルヴァンカップ王者となった湘南。しかし、喜びもつかの間、中2日の10月30日に延期されていたジュビロ磐田戦を迎え、1-0で敗戦。さらに、そこから中2日の2日に清水戦を迎える。
▽本来であれば、カップ戦タイトル獲得の勢いのまま、J1残留を掴みたかった湘南だが、変則日程の影響をもろに受ける状態に。それでも、チーム一丸となって戦ってきたやり方は踏襲。チーム力でしっかりとJ1残留を掴みたい。
▽磐田戦はルヴァンカップ決勝の横浜F・マリノス戦と同じメンバーを起用。しかし、疲労の影響か反応の鈍さが目立ち、インテンシティの高さを見せられなかった。今節はメンバー変更の可能性が高く、本当の意味でのチーム力が試される一戦となりそうだ。
▽前節はサンフレッチェ広島と対戦し、2-0で快勝。ジュビロ磐田との静岡ダービー(◯5-1)、FC東京(◯2-0)と3連勝中だ。残りの4試合は、今節の湘南を皮切りに、名古屋グランパス ヴィッセル神戸、V・ファーレン長崎と残留を争うチームとの対戦が続く。
▽相手にとってもシビアな戦いとなるが、清水にとってもチャンスはある。上位との勝ち点差が詰まっているだけに、残り4試合の結果次第ではACL出場権獲得の可能性もなくはない。まずは、湘南戦でしっかりと勝利を収められるかにかかっている。
▽前節は長期離脱からFW鄭大世も復帰。FWクリスランが全治8カ月の重傷を負ったが、穴埋めも可能だろう。湘南同様、上位でシーズンを終えるためにも、チーム力が問われる一戦となりそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆湘南ベルマーレ[3-4-2-1]
DF:山根視来、坂圭祐、大野和成
MF:高山薫、石川俊輝、秋野央樹、杉岡大暉
MF:菊地俊介、小川慶治朗
FW:イ・ジョンヒョプ
監督:曺貴裁
▽7日間で3試合という強行日程。2試合連続で同じ11名を先発させたが、清水戦は入れ替えがありそうだ。1トップには前節途中出場のFWイ・ジョンヒョプを起用。シャドーには、MF梅崎司、MF石川俊輝ではなく、MF菊地俊介、MF小川慶治朗を起用すると予想する。石川はボランチに戻り、右ウイングバックにはMF高山薫が入ると予想。総力戦で戦うことになるだろう。
◆清水エスパルス[4-4-2]
DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后
MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、石毛秀樹
FW:ドウグラス、北川航也
監督:ヤン・ヨンソン
▽3連勝中の清水は前節とほぼ同じメンバーを起用すると予想。重傷を負ったFWクリスランに代わってFWドウグラスが先発に復帰。左サイドにはMF石毛秀樹が起用されると見る。バランスが取れ、結果も残せている現状だけに、いかに継続させられるかが勝利のカギとなるだろう。
【注目選手】
◆DF坂圭祐(湘南ベルマーレ)
◆FWドウグラス(清水エスパルス)
◆日程に翻弄されるか、意地を見せるか
▽台風の影響を受け、7日で3試合と超過密日程をこなしている湘南。しかし、日程を言い訳にはせず、王者として帰還するホームでしっかりと勝利を収めたいところだ。
▽対する清水も、現在の順位を考えれば、より上を目指して勝ち点3を奪いに行く。カップ王者である湘南を相手にも、自慢の攻撃陣は火を噴くだろう。カップ王者を撃破し、残り4試合でブーストをかけたい。
▽今シーズンからの取り組みであるフライデーナイトJリーグも残りわずか。金曜夜に王者となった湘南がホームに帰還する一戦。湘南vs清水は2日(金)の19時にキックオフを迎える。
▽30試合を終え、9勝9分け12敗の勝ち点36で14位に位置する湘南と、13勝4分け13敗の勝ち点43で8位につける清水の対戦。両者の目標、置かれている立場は違う。
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▽湘南は、降格ラインの16位サガン鳥栖との勝ち点差はわずかに「3」。残り4節となったが、油断はできない状況だ。一方の清水は、3位の鹿島アントラーズと勝ち点差「6」。4位の北海道コンサドーレ札幌とは「5」となっている。来年のAFCチャンピオンズリーグ出場権に手が届く可能性もあるだけに、勝利が欲しいところだ。◆中2日の3連戦を乗り切れるか~湘南ベルマーレ~▽10月27日に、クラブ史上初となるYBCルヴァンカップ王者となった湘南。しかし、喜びもつかの間、中2日の10月30日に延期されていたジュビロ磐田戦を迎え、1-0で敗戦。さらに、そこから中2日の2日に清水戦を迎える。
▽磐田戦はルヴァンカップ決勝の横浜F・マリノス戦と同じメンバーを起用。しかし、疲労の影響か反応の鈍さが目立ち、インテンシティの高さを見せられなかった。今節はメンバー変更の可能性が高く、本当の意味でのチーム力が試される一戦となりそうだ。
◆失速から一転、最後の粘りを~清水エスパルス~
▽前節はサンフレッチェ広島と対戦し、2-0で快勝。ジュビロ磐田との静岡ダービー(◯5-1)、FC東京(◯2-0)と3連勝中だ。残りの4試合は、今節の湘南を皮切りに、名古屋グランパス ヴィッセル神戸、V・ファーレン長崎と残留を争うチームとの対戦が続く。
▽相手にとってもシビアな戦いとなるが、清水にとってもチャンスはある。上位との勝ち点差が詰まっているだけに、残り4試合の結果次第ではACL出場権獲得の可能性もなくはない。まずは、湘南戦でしっかりと勝利を収められるかにかかっている。
▽前節は長期離脱からFW鄭大世も復帰。FWクリスランが全治8カ月の重傷を負ったが、穴埋めも可能だろう。湘南同様、上位でシーズンを終えるためにも、チーム力が問われる一戦となりそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆湘南ベルマーレ[3-4-2-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:秋元陽太DF:山根視来、坂圭祐、大野和成
MF:高山薫、石川俊輝、秋野央樹、杉岡大暉
MF:菊地俊介、小川慶治朗
FW:イ・ジョンヒョプ
監督:曺貴裁
▽7日間で3試合という強行日程。2試合連続で同じ11名を先発させたが、清水戦は入れ替えがありそうだ。1トップには前節途中出場のFWイ・ジョンヒョプを起用。シャドーには、MF梅崎司、MF石川俊輝ではなく、MF菊地俊介、MF小川慶治朗を起用すると予想する。石川はボランチに戻り、右ウイングバックにはMF高山薫が入ると予想。総力戦で戦うことになるだろう。
◆清水エスパルス[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:六反勇治DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后
MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、石毛秀樹
FW:ドウグラス、北川航也
監督:ヤン・ヨンソン
▽3連勝中の清水は前節とほぼ同じメンバーを起用すると予想。重傷を負ったFWクリスランに代わってFWドウグラスが先発に復帰。左サイドにはMF石毛秀樹が起用されると見る。バランスが取れ、結果も残せている現状だけに、いかに継続させられるかが勝利のカギとなるだろう。
【注目選手】
◆DF坂圭祐(湘南ベルマーレ)
(C)CWS Brains,LTD.
▽湘南の注目選手は、ルーキーながらディフェンスラインを支えるDF坂圭祐だ。ルヴァンカップでは横浜FMのエース、ウーゴ・ヴィエイラを封殺。磐田戦では川又堅碁にゴールを許したが、粘り強い守備でピンチに陥る回数は少なかった。DF山根視来、DF大野和成と組む3バックは湘南の屋台骨。清水の強力な攻撃陣を抑え込めるかに注目だ。◆FWドウグラス(清水エスパルス)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽清水の注目選手は、先発に復帰するFWドウグラスだ。ポジションを争っていたFWクリスランが今季絶望となる全治8カ月の重傷を負った。シーズン途中加入ながら、すでに9得点を記録。チームがさらなる高みを目指すため、再びドウグラスのゴールが必要となる。◆日程に翻弄されるか、意地を見せるか
▽台風の影響を受け、7日で3試合と超過密日程をこなしている湘南。しかし、日程を言い訳にはせず、王者として帰還するホームでしっかりと勝利を収めたいところだ。
▽対する清水も、現在の順位を考えれば、より上を目指して勝ち点3を奪いに行く。カップ王者である湘南を相手にも、自慢の攻撃陣は火を噴くだろう。カップ王者を撃破し、残り4試合でブーストをかけたい。
▽今シーズンからの取り組みであるフライデーナイトJリーグも残りわずか。金曜夜に王者となった湘南がホームに帰還する一戦。湘南vs清水は2日(金)の19時にキックオフを迎える。
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10月のJ1優秀監督は絶好調の湘南・山口智監督! J2は連続逆転勝利の千葉・小林慶行、J3は4試合3勝の鳥取・林健太郎監督が受賞
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」を発表した。 10月度はJ1が湘南ベルマーレの山口智監督、J2がジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督、J3がガイナーレ鳥取の林健太郎監督に決定。山口監督は今季2度目、小林監督は今季初受賞、林監督は監督として初受賞となる。 山口監督率いる湘南は10月の2試合2勝。特にJ1リーグ第34節のサンフレッチェ広島戦では、優勝争い真っ只中の相手から白星を掴み取っており、残留に向けても大きな1カ月となった。 選考委員会の総評と山口監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「選手入れ替えが激しい中、指導者として継続していることの信念が結果に表れている」 JFA技術委員 「残留できるかどうかの局面で、限られた予算の中でも勝負強さを発揮。監督としての実力が如実に表れた」 槙野智章委員 「マネジメント力、チームを束ねるコーチングなど、シーズン通して見習うべき部分が多い。どの選手を起用しても同じ表現をさせるマネジメント力がさすがだと思う」 北條聡委員 「2戦2勝の好成績に加え、内容も充実。好例は広島の無敗を止めた逆転勝利。素早い決断による交代策で流れを呼び込んだ采配は見事だった」 丸山桂里奈特任委員 「今月唯一の無敗、残留争いから大きく抜け出した。首位の広島戦では、圧倒された前半から、後半は主導権を握り、投入した選手の活躍もあって逆転勝ち。素晴らしい試合運びと采配で、監督の手腕が光った」 ◆山口智監督(湘南ベルマーレ) 「明治安田J1リーグ10月度の「月間優秀監督賞」に選んでいただきありがとうございます。非常に嬉しく、誇りに思います。選手はもちろん、チーム全員での日々の積み重ねがあってこその賞なので、みんなで喜びを分かち合いたいと思います。また、いつも支えていただいている湘南に関わる全ての方々にも感謝いたします。これからも『Step by Step』で続けていきたいと思います。」 小林監督率いる千葉は10月の3試合で全勝。そのうち2試合は逆転勝利であり、チームを勢いに乗らせる結果となった。 選考委員会の総評と小林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「結果としてしっかりと数字が出ており、良いサッカーをしている」 JFA技術委員 「10月の結果を見れば際立っている」 佐藤寿人委員 「局面を変えなくてはいけない場面での交代カードの使い方が変化として表れている。ボランチの起用についても非常に難しい選択になっているが、面白い采配。ぎりぎりの状況で勝ち続けて勢いを与えるベンチワークが素晴らしい」 寺嶋朋也委員 「昨年に引き続き、魅力的なチームを作り上げている。ボール保持のスタイルを根付かせるだけでなく、選手たちを走り切らせる手腕も素晴らしい。サポーターも巻き込んで一体感を醸成し、2試合連続の逆転勝利も見事」 丸山桂里奈特任委員 「終盤に連勝してプレーオフ圏内へ。逆転勝ちの試合が続いていて、1点差ゲームを勝ち切る感じがチームが乗っていることを物語っている」 植松隼人特任委員 「月間だけ見れば3連勝、チームとして5連勝。追いつかれても勝ち切る力を評価」 ◆小林慶行監督(ジェフユナイテッド千葉) 「この度は、2024明治安田Jリーグ10月度のJ2月間優秀監督賞に選出して頂きありがとうございます。チームとして不運な怪我が続いてしまっている今シーズンこのタイミングで勝利を重ねることが出来たのは、自分たちの目指すスタイルを信じてハードワークし続けてくれている選手たちとそれをサポートしてくれるスタッフ陣の質の高さのおかげです」 「そして2試合連続で逆転勝ちすることが出来たのは、最高のサポーターたちの“苦しい時ほど俺たちがチームを勝たせるんだ“というとんでもない熱量のおかげでした。全ての方々に感謝します。そしてジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての人を代表してこの賞を受け取らせて頂きます。ありがとうございました」 林監督率いる鳥取は10月の4試合で3勝1分け。そのうち3試合で複数得点と攻撃力あるサッカーを披露しており、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでチームを押し上げた。 選考委員会の総評と林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「ショートパスを崩さないスタイルだったが、最近縦に長いボールを入れるスタイルも取り入れていて、それが結果に繋がっている」 平畠啓史委員 「10月、3勝1分。ボールも持てるが速い攻撃もある。外も使えば中も使う。パスの長短の使い分けも見事。スタメンの選手はもちろん、途中投入された選手も活躍。攻守に充実の内容だった」 橋本英郎委員 「これまではやりたいことをやって勝ち点を落としていたこともあったが、苦しい試合を巻き返したり同点にしたりなど、勝負強さがあり良い」 丸山桂里奈特任委員 「シーズン終盤の今月を無敗で終え、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでにぐっと順位を上げたのは素晴らしい」 ◆林健太郎監督(ガイナーレ鳥取) 「本賞をいただき、大変うれしく思っています。受賞に至ったのは、日々の選手の努力があってこそだと思っています。また、それを支えるクラブスタッフ、コーチングスタッフのおかげだと思います。何よりもサポーターの皆様の熱い声援があって背中を押していただきこのような結果が出ており、感謝に堪えません」 「これを続けながら、よりチーム力を上げて、サポーターの皆様と勝利を分かち合えるよう日々努力してまいります。まことにありがとうございました」 2024.11.12 17:15 Tue3
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