ランパード監督がスタンフォード・ブリッジに凱旋!「4万人の“友達”に会えるのを楽しみにしている」

▽ダービー・カウンティを率いるフランク・ランパード監督は31日に行われるEFLカップ4回戦で古巣チェルシーと対戦する。イギリス『ダービーシャー・ライブ』が試合前記者会見コメントを伝えている。

▽ランパード監督は2017年に現役を引退し、今季からチャンピオンシップのダービーを率いている。監督1年目ながら現在リーグ戦では首位のシェフィールド・ユナイテッドの勝ち点差「4」で6位と好位置に付け、さらにはEFLカップ3回戦で師弟対決となったジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドを破るなど、早くも指導者としての才能の片鱗を覗かせつつある。

▽そして今回、ランパード監督が現役時代の多くを過ごしたチェルシーと激突。早過ぎる古巣との対戦となったがランパード監督は興奮しているようだ。
「私にとって特別な機会となる。とても興奮しているし、スタジアムの4万人の“友達”に会えることを楽しみにしている。スタンフォード・ブリッジのピッチに出ることは素晴らしいことなんだ」

「モウリーニョとの対決やスタンフォード・ブリッジの戻って来ることがこんなに早く起こることは思ってもいなかった。私や選手にとって大きな経験になる。彼らはプレミアリーグのチームやプレイヤーたちと戦って向上したいと考えている」▽また、今シーズン絶好調のチェルシーMFエデン・アザールだが、ケガにより欠場の可能性が伝えられている。同選手に関してランパード監督は冗談を交えてこうコメントしている。

「彼は本当にずば抜けた選手だね。ぜひ休んでいてもらいたい!それとも彼は我々を怖がっているのかな?」

「(FWリオネル・メッシがケガをしている今なら)彼は世界最高の選手だと思う。もちろん変化はあるだろうけど。彼のプレーを見るのが大好きなんだ。今は全盛期だね」

▽ランパード監督はこの試合で結果よりも選手たちが何かを得られることを望んでいるようだ。

「チェルシーはどこからでも脅威になる。だが恐れてはいけない。私はただ試合をこなしてほしいわけじゃない。今は結果は気にせず、選手たちにはこの試合に集中して何かを得てほしいと願っている」