昨季からレンタル…そして掴んだ初のJ1タイトル、湘南MF秋野央樹「移籍してきて良かった」《ルヴァンカップ》

▽湘南ベルマーレは27日、埼玉スタジアム2002で行われた2018JリーグYBCルヴァンカップ決勝で横浜F・マリノスに1-0で勝利。大会初優勝を飾った湘南が1994年に天皇杯を制した以来のメジャータイトルを獲得した。

▽試合後、MF秋野央樹(湘南ベルマーレ)がミックスゾーンでの取材に応対し、J1初タイトル獲得に「移籍してきて良かった」と語った。また、自身が可愛がるDF杉岡大暉のMVP受賞には「大暉が今まで頑張ってきたご褒美」と自分のように喜んだ。

◆MF秋野央樹(湘南ベルマーレ)──昨シーズンに柏レイソルから期限付き移籍して掴んだJ1初タイトルをとった気持ちは
「タイトルを獲得するということは簡単ではないですけど、スタンドの上から見る景色は最高でした。ここまで頑張ってきて良かったと思います」
「自然と涙が出てきましたし、サポーターの方達が喜んでいる姿を観るとやはり嬉しいです。移籍してきて良かったなと思いました」

──エレベータークラブとも呼ばれかけながら、ここまでやれることを見せれたことをどう感じているか
「湘南というチームはスター選手がいませんし、代表選手もいません。それでもみんながサッカーに真摯に取り組み、仲間にも自分にも強い要求をして、ここまで勝ち上がってきたと思います。努力の賜物だと思います」──可愛がっているDF杉岡大暉が決勝弾でMVPだが
「まああれは大暉が今まで頑張ってきたご褒美だと思います。素直に嬉しかったです」

──自身は対人が強くなった印象だが
「まだまだですね。今日も70分で交代してしまいましたし、余計なところでファウルもしました。優勝して余韻に浸りたいところですけど、中2日で試合があります。今日の反省点をしっかりと見直して、実はリーグ戦の方がもっと大事だったりすることもあるので、切り替えることが大事かなと思います」

──序盤から開始1分で2本のシュートを打てたが
「入りがすごく良かったですし、相手も面食らったところもあったと思います。それでも相手が自分たちのスタイルを貫いて、素晴らしいチームだったと思います。自分たちは最後何もできない状況でした。自分たちがマリノスを見習う点はすごく多かったです」