市場価値うなぎのぼりの絶好調FWピョンテク、クラブは今冬の売却を拒否

2018.10.14 14:57 Sun
Getty Images
ジェノアは市場価値うなぎのぼりのポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク(23)を今冬の移籍市場で売却する意思はないようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。
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▽183cmの本格派ストライカーのピョンテクは、爆発的なスピードや強靭なフィジカルは持ち合わせていないものの、パワフル且つ正確な右足とヘディング技術を武器にボックス内で抜群の存在感を放つ生粋の点取り屋だ。DFとの駆け引きやオフ・ザ・ボールにも優れており、ポーランド国内では“レヴァンドフスキの後継者”としてにわかに注目が集まっている。▽昨シーズン、母国クラコヴィアでのリーグ戦21ゴールの活躍を引っ提げて今夏ジェノアに加入した23歳は、自身の公式戦デビュー戦となったコッパ・イタリア3回戦のレッチェ戦で4ゴールの圧巻デビューを飾ると、セリエ第2節のエンポリ戦からセリエA7試合連続ゴールを達成。ここまで公式戦8試合で13ゴールと大ブレイクを果たしている。
▽その逸材ストライカーにはバルセロナやユベントス、チェルシーなど国内外のビッグクラブが獲得に関心を示し、今冬にも移籍の可能性が浮上している。しかし、ジェノアでスポーツ・ディレクターを務めているジョルジョ・ペリネッティ氏はその可能性を否定している。

「ピョンテクを巡ってはすでに(獲得希望の)待機列ができているようだね。個人的にはそれがより増えていくこと願っている。ただ、現時点ではあくまで“興味”だけだ」
「彼に今必要なことはフォームをキープして成長を続けていくことだ。もちろん、彼は強いパーソナリティーを持っており、市場の噂に気を取られてはいない」

▽また、同氏は5000万ユーロ(約65億円)以上のオファーが届いたとしても現時点でピョンテクを手放す意思はないと強調している。

「(5000万ユーロ以上のオファーでの移籍の可能性は?)チャンスはない。彼は我々のプレーヤーであり、我々は彼を守っている。彼の今後の成長を見守るつもりであり、彼に値札を付けていない。したがって、我々は今後も彼のプレーを楽しむつもりだ」

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