アクババの2発でトルコがスウェーデンに劇的逆転勝利!《UEFAネイションズリーグ》

2018.09.11 06:00 Tue
Getty Images
▽UEFAネイションズリーグ・リーグB・グループ2のスウェーデン代表vsトルコ代表が10日に行われ、2-3でトルコが勝利した。
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▽6日に行われた国際親善試合でオーストリア代表に完敗したスウェーデンは、その試合からテリンとヤンソン以外のスタメン9人を変更。GKオルセンやベリ、ラーション、リンデロフら多くのW杯出場メンバーがスタメンに名を連ねた。▽一方、7日に行われたUEFAネイションズリーグのロシア代表戦を惜敗したトルコは、その一戦からスタメンを5人変更。GKセルカン・クルントゥルやヤズジュ、オズバイラクリらに代えてGKボラトやバイラム、オズヤクプらをスタメンに起用した。
▽立ち上がりから一進一退の展開が続いたが、互いにフィニッシュ手前での精度を欠き決定機が訪れない。そんな中、最初の決定機を迎えたのはスウェーデン。29分、GKオルセンからのロングボールをテリンが頭でつなぐと、このボールに反応したベリがワンタッチで相手DFの裏に抜け出し、相手GKとの一対一を迎えたがシュートは飛び出したGKのブロックに阻まれた。

▽さらにスウェーデンは34分、ラーションのロングパスをボックス左に駆け上がったアウグスティンションが頭で折り返すと、ニアサイドのテリンがヘディングシュート。これは左ポストに弾かれたが、こぼれ球をテリンが右足で押し込み、先制に成功した。
▽先制点で攻勢を強めるスウェーデンは、43分にもエクダルのラストパスをボックス右で受けたベリがフリーでシュートを放ったが、これは大きく枠の上に外れた。

▽リードするスウェーデンは、後半開始早々に追加点を奪う。49分、左サイドでハイプレスを掛けたクラーソンがチェリクのコントロールミスを誘うと、こぼれ球に反応したテリンがワンタッチで前線にパス。これを受けたクラーソンがバイタルエリア中央まで切り込み、豪快なミドルシュートをゴール左に突き刺した。

▽痛恨の追加点を許したトルコだが、すぐに反撃に転じる。51分、メフメト・トパルのサイドチェンジをボックス左で受けたチャルハノールがカットインから素早く右足を振り抜くと、わずかに相手DFにディフレクトしたボールがそのままゴール右隅に吸い込まれた。

▽試合も終盤に差し掛かり、このまま終了かと思われた88分にスコアが動く。ボックス左手前のアクババが中央にボールを送るとオズヤクプがボックス中央のトスンへワンタッチパスを供給。これを受けたトスンもワンタッチではたくと、ボックス内に駆け上がったアクババがダイレクトシュートをゴール左に突き刺し、トルコが同点に追いつく。

▽同点弾で勢いづくトルコは、後半アディショナルタイム2分にもセルダル・ギュレルの左クロスをアクババがバックヘッド気味に合わすと、これがそのままゴール右隅に吸い込まれ、土壇場で逆転に成功した。

▽結局、試合はそのまま2-3で終了。アクババの劇的弾で逆転勝利したトルコが、敵地でUEFAネイションズリーグ初勝利を飾った。

▽また、同日に行われたUEFAネイションズリーグ・リーグC・グループ1のスコットランド代表vsアルバニア代表は、2-0でスコットランドが勝利した。その他、リーグC・グループ4のモンテネグロ代表vsリトアニア代表は2-0でモンテネグロが勝利。セルビア代表vsルーマニア代表は、2-2のドローに終わった。

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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Ccdd1l2p46w/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Ilhan Mansiz(@mansiz26)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ヴィッセル神戸時代のイルハン</span> <span data-other-div="movie3"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">once upon a time in Japan <a href="https://twitter.com/visselkobe?ref_src=twsrc%5Etfw">@visselkobe</a> <a href="https://t.co/zWNLxybgSH">pic.twitter.com/zWNLxybgSH</a></p>&mdash; Ilhan Mansız (@mansiz26) <a href="https://twitter.com/mansiz26/status/1252943536938516482?ref_src=twsrc%5Etfw">April 22, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】2002年当時のイルハン</span> <span data-other-div="movie4"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CQG7J8eslHR/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CQG7J8eslHR/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Ilhan Mansiz(@mansiz26)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】イルハンがトルコをW杯ベスト4に導いたゴールデンゴール</span> <span data-other-div="movie4"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="tr" dir="ltr">İlhan Mansız, 20 yıl önce bugün Türkiye&#39;yi sevince boğan o golü attı...<a href="https://t.co/8pI1YD34es">pic.twitter.com/8pI1YD34es</a></p>&mdash; SPOR (@yenisafakspor) <a href="https://twitter.com/yenisafakspor/status/1539543389041041408?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.06.25 22:05 Sat
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ドルトムントやブレーメンで活躍した元トルコ代表DFトプラクが35歳で現役引退

元トルコ代表DFエメル・トプラク(35)が現役引退を発表した。 2024年6月にトルコのアンタルヤスポルを退団し、フリートランスファーとなっていたトプラクは、14日に自身のインスタグラムにこれまで在籍したクラブのユニフォームを纏った自身の写真と共に引退する旨のコメントを綴った。 「今日は特別な投稿をさせてもらう。16年間のキャリアに、笑顔と涙をもって終止符を打ちます」 「15歳で故郷のラーベンスブルクを離れ、フライブルクの下部組織に入団したことで、僕は夢だったプロサッカー選手としての足がかりをつかむことができた。そして実際にその夢をかなえることができた」 「一緒にブンデスリーガに昇格しフライブルクは僕にとって常に特別な存在だ。事故に遭い大変な時期に僕を無条件で支えてくれた」 「またブレーメンでは、恥ずべき降格争いを経験し、実際に降格を味わうこととなった。幸いなことに、翌年はキャプテンとしてチームを引っ張り、ブンデスリーガ昇格を果たすことができた」 「チャンピオンズリーグのデビューハレバークーゼンだった。彼らは事故後の僕に大きな信頼を寄せてくれたクラブで、キャプテンとしてピッチに立つさせてもらった」 「ドルトムントは黄色い壁。あの熱気あふれるスタジアムは、ブンデスリーガ、もしかしたら世界で一番熱いスタンドで鳥肌が立った」 「アンタルヤスポルは、母国でプレーする機会を与えてくれたチーム、僕はこのクラブでプレーすることが出来て本当に幸せだった」 「代表チーム、そこでプレーできたことは僕にとって最高の瞬間だった!」 「多くの勝利と多くの敗北があった。その過程で多くの友情が生まれた。私はそのことに限りなく感謝しているし、だからこそ私は笑っている。泣いているのは、小さい頃から何よりも好きだったスポーツをやめることになったからだ。自分の夢を叶えられたことを誇りに思うし、サッカー、クラブ、仲間、そしてファンの皆さんに心から感謝している」 2005年にフライブルクの下部組織に入団したトプラクは、2008年にトップチームに昇格。その後、レバークーゼンやドルトムント、ブレーメンでプレーし、ブンデスリーガ通算では263試合に出場、7ゴール50アシストを記録した。 2022年6月からは、母国のアンタルヤスポルに2年契約で加入。主力として公式戦46試合に出場し1ゴール2アシストを記録したが、2023-24シーズン後半戦はベンチを温める時間が増え、シーズン終了後に契約満了で退団していた。 2011年に22歳でデビューしたトルコ代表では27キャップを誇っているが、ユーロやワールドカップなど主要大会の出場はなかった。 2024.11.15 08:00 Fri
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「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」

アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu
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トルコ守護神が後半AT土壇場で魅せた「今大会ベストセーブ」に脚光…敵将ラングニックはゴードン・バンクス引き合いにお手上げ…

トルコ代表をユーロ2024でのベスト8進出に導いた守護神のビッグプレーが脚光を浴びている。 トルコは2日に行われたラウンド16でオーストリア代表と対戦し、2-1で勝利。DFメリフ・デミラルがセットプレーから挙げた2ゴールを最後まで粘りの守備で守り切り、4大会ぶり3度目の8強入りを決めた。 この好ゲームにおいてハイライトのひとつとなったのが、試合終了間際の95分にトルコの守護神メルト・ギュノクが見せた圧巻のファインセーブだった。 土壇場での同点ゴールを目指して前がかったオーストリアはパワープレーの形からボックス左角でクリアボールを拾ったMFアレクサンダー・プラスが浮き球のクロスをゴール前に供給すると、ゴール前で完全にフリーとなったMFクリストフ・バウムガルトナーがピッチに叩きつける渾身のヘディングシュートを枠の左へ飛ばした。 だが、このシュートに驚異的な反射神経で反応したギュノクは、伸びあがる形で右に跳ね上がって右手一本で枠外に強くはじき出すビッグセーブ。ゴールを確信していたバウムガルトナーやオーストリアの選手が頭を抱えた一方、自身の大仕事にエキサイトするギュノクはゴール裏に向けて咆哮すると共に、チームメートからの労いを受けた。 『The xG Philosophy』によると、このシュートのゴール期待値は0.94で、GKが阻止できる可能性はわずかに6%だったが、ギュノクはこの大舞台の土壇場でその極めて難しい仕事をやってのけた。 そのビッグプレーを巡っては、試合後の会見でオーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督が「ゴードン・バンクスがゴールキーパーなら難しい」と語り、1970年ワールドカップでイングランド代表のレジェンドGKゴードン・バンクスが、ブラジル代表FWペレのヘディングシュートを止めた有名なセーブになぞらえて称賛した。 また、このプレーを切り取った大会公式SNSの投稿にも、「今大会ベストセーブ」といった称賛のコメントが殺到している。 ワールドカップやユーロといったトーナメントでは各チームの守護神のパフォーマンスが非常に重要となるなか、ギュノクは前日に行われたポルトガル代表vsスロベニア代表のPK戦で3本のPKストップという神業をやってのけたポルトガル守護神ジオゴ・コスタと共に、注目を集める存在となった。 <span class="paragraph-title">【動画】2-1の後半ATにギュノクが魅せた圧巻セーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">Mert Günok&#39;s incredible 95th-minute save <a href="https://twitter.com/hashtag/EUROLastMinute?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EUROLastMinute</a> | <a href="https://twitter.com/Hublot?ref_src=twsrc%5Etfw">@Hublot</a> <a href="https://t.co/N2AImAbc7A">pic.twitter.com/N2AImAbc7A</a></p>&mdash; UEFA EURO 2024 (@EURO2024) <a href="https://twitter.com/EURO2024/status/1808266570327634063?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.03 18:00 Wed
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欧州遠征2連勝も手放しで喜べない日本代表、トルコ戦で見えた成長の差…目標達成への道【日本代表コラム】

「選手層を上げる、チーム全体のレベルアップ、戦術の共有をするという部分は、苦しい時間帯もありながら、選手たちがまた1つ良い経験を積んでくれたと思います」 トルコ代表に4-2で勝利した日本代表。森保一監督は試合後にこう語る。新体制で今年から再スタートした森保ジャパンの初の海外遠征は共に4ゴールを奪う連勝で終わった。 9日に行われたドイツ代表戦では、現在の主軸となる選手たちがピッチに並んだ。カタール・ワールドカップ(W杯)で敗れたリベンジを果たしたいドイツと、相手のホームで戦う重要な試合。調子が上がっていないドイツではあったが、その中で日本は相手を圧倒。伊東純也(スタッド・ランス)、上田綺世(フェイエノールト)が前半にゴールを奪うと、浅野拓磨(ボーフム)、田中碧(デュッセルドルフ)とドイツでプレーする2人が終盤にダメ押し。4-1で撃破し、ハンジ・フリック監督に引導を渡すこととなった。 その試合からDF伊藤洋輝(シュツットガルト)を除く10名を変更して臨んだトルコ戦。現時点ではサブ組に属す選手や、日本代表としての経験が浅い選手たちが顔を並べた。初めて日本代表を経験するDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)、デビュー戦となったDF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)、代表2試合目のMF伊藤敦樹(浦和レッズ)なども先発する。 結果としてこの試合は4-2で勝利しているが、ドイツ戦の満足感とは程遠い勝利後の心境になった人は多いのではないだろうか。相手がドイツとトルコだからと言うこともあるかもしれないが、内容に乏しかったことが大きな理由と言えるだろう。 冒頭の森保監督の言葉通り、経験値が低い選手や出番が少ない選手が経験を積めたことは大きい。それ故に、チームとしての完成度の低さが目立ってしまうことも、ある程度は織り込み済みだっただろう。 ただ、チームコンセプトである良い守備から良い攻撃や、ドイツ戦で見せたプレッシングからのボール保持という部分、ビルドアップによる相手守備を崩すという面は、物足りなさを感じざるを得なかった。 <span class="paragraph-subtitle">◆ボランチのクオリティ</span> この試合ではドイツ戦と同様に[4-2-3-1]で戦った日本。ボランチには、遠藤航(リバプール)、守田英正(スポルティングCP)に代えて、伊藤敦と田中が入った。 カタールW杯でもコンビを組み、日本を支えていた2人と比較すれば当然とも言えるが、期待感を込めて田中にはもう少し高いクオリティを見せて欲しかった。 選手としてのタイプが違うのは当然のことながら、要所を締めるという点ではキャプテンマークも巻いていたことを考えると、物足りないと言える。寄せる距離、スピード、タイミングは甘さが目立ち、プレスをかけて奪いに行くのか、ポジションを取ってパスを消すのかという判断では、後者を選択することが多かったように思う。 「守から攻」という森保監督がよく使う言葉を考えれば、守の部分では少し緩さが生まれ、攻の部分でも、効果的なビルドアップや持ち運びの回数はその差を埋めるほどのものではなかった。もちろんバランスを取り、良いポジションを取ることもあったが、田中のポテンシャルを考えればもっと要求されるべきだろう。 顕著になったのは後半。相手が主軸を入れて試合を支配し始めると、押し込まれる時間が圧倒的に長くなり、日本は前に押し出せなくなっていった。中盤から前でのプレスの甘さが押し込まれた要因の1つ。牽制しきれない部分で、相手に良いようにパスを繋がれてしまった。 その問題を解消すべく、森保監督は伊藤敦を下げて遠藤を投入。するとチームの中盤には強度と安定感がもたらされ、ラインを高くとり、ビルドアップ、サイドバックの上がりと改善された。遠藤と守田がフル稼働できることはなく、3人目のボランチとして同じクオリティを発揮できなければならない状況。田中には自分の特徴を出しながらも、よりチームのスタイルを体現できる力をつけてもらいたい。 <span class="paragraph-subtitle">◆板倉滉&冨安健洋の質が際立つ</span> そしてもう1つは最終ラインの出来だ。2失点という結果も去ることながら、チームに物足りなさを感じた要因の1つはセンターバックの2人の出来といえる。 ドイツ戦は板倉滉(ボルシアMG)と冨安健洋(アーセナル)のコンビが入ったが、常にハイラインを保ち、守備でも後ろのスペースをカバー。対人能力も高い上に、相手の崩しも読み切るなど、ハイパフォーマンスを見せていた。 日本代表の守備陣では、大きく抜け出している2人。1つ1つのプレー、守備だけでなく、攻撃に関与する部分、ポジショニングを取っても、2人の能力はかなり高いところにある。ただ、この2人はW杯以降に大きな成長を見せている。 一方で、トルコ戦はベテランの谷口彰悟(アル・ラーヤン)とデビュー戦の町田がコンビを組んだ。バランスを取るタイプの谷口と初めてピッチに立つ町田を組ませたことは理解できるが、彼らはラインを高く保つことができなかった。その結果、日本はコンパクトさを失い、中盤で好きなようにボールを持たれることになってしまった。 最前線の古橋亨梧(セルティック)がプレスをかけ、2列目の久保建英(レアル・ソシエダ)、堂安律(フライブルク)、中村敬斗(スタッド・ランス)はチームのコンセプトである前からのプレスをかけてショートカウンターを狙ったが、後ろが押し上げられなかったことで、そのプレスも弱まっていった。 トルコは立ち上がりからボールを持てる状況であり、日本も奪いにあまり行けない状況が続いてしまった。ビルドアップを見ても、板倉と冨安はスペースがあれば自分がドリブルで運ぶが、トルコ戦の2人はその機会も少なかった。これも選手の特性というのはあるが、チームとしての戦い方を考えると、ドイツ戦の2人に追いつく選手が出てくる必要があるだろう。 <span class="paragraph-subtitle">◆違いを見せた交代組</span> それは試合の終盤でハッキリとする。森保監督はハーフタイムにも選手を変えた中、後半半ばに遠藤を、終盤に冨安を投入した。 遠藤の交代は前述の通り。その前に失点をし、緩さが目立ったところで締める役割を遠藤に求めた。冨安の場合は町田が痛みを訴えたことでのようだが、10分程度の出場時間で冨安は明らかな違いを見せた。 1つはコーチング。ラインを高く保つために、周りに声をかけていき、その結果日本は厚みのある攻撃を終盤に取り戻すことになる。加えて、トルコもサイドチェンジなどを使って攻め込むが、右サイドでプレーしたジェンギズ・ウンデルに良いようにやられていたが、冨安が完璧に対応。チャルハノールを遠藤が潰し、冨安が最後の砦となり、緊急出場したGKシュミット・ダニエルも好セーブで呼応した。 後半頭から出た伊東純也(スタッド・ランス)も、試合を決定づけるPKを獲得。何度もスペースに顔を出しながら、あまりボールが入らない試合だったが、自ら長い距離をドリブルで運んで追加点につなげた。判断力も去ることながら、局面を変えられる力をそれぞれが見せ、周りがついていける空気を作っていったことは大きなものだった。 これで4連勝となり、ヨーロッパでの戦いもしっかりと結果を残した日本。ただ、まだまだ発展途上であることは明白。コアメンバーを作りながらも、それが多くの選手で実践できなければ、目指しているW杯優勝は夢物語。アジア予選、アジアカップなど戦いは多く、この幅を広げるのは森保監督の仕事だが、それに応える選手が出てこないことには、日本が目指すものに手は届かないだろう。ただ、歩んでいる道は正しいと思える手応えはある。その点では、監督を悩ませるほどの各選手の更なる成長が、楽しみになる2試合だった。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 <span class="paragraph-title">【動画】2試合連続4ゴール!日本vsトルコ、ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xeqa1gFJFDQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.09.13 12:45 Wed

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