甲府一歩及ばず…瀬川同点弾の柏がアウェイゴール差で4年ぶりベスト4進出! 《YBCルヴァンカップ》
2018.09.09 21:40 Sun
▽YBCルヴァンカップ準々決勝第2戦の柏レイソルvsヴァンフォーレ甲府が、9日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。この結果、2戦合計3-3となり、アウェイゴール差により柏が準決勝に進出した。
▽5日に山梨中銀スタジアムで行われた第1戦は、2-2で決着。アウェイゴールの優位を得ている柏は、その試合からスタメンを4名変更。ナタン・ヒベイロ、亀川、キム・ボギョン、山崎に代えて、高木、パク・ジョンス、手塚、江坂を起用した。
▽対する甲府は、第1戦からビョン・ジュンボン、中山、高野以外のスタメン8名を変更。最後尾にGK岡、最終ラインにビョン・ジュンボン、エデル・リマ、道渕、小出、中盤にフェフージン、佐藤、高野、前線に曽根田、金園、中山を起用した。
▽ホームの柏は序盤から積極的に攻撃を仕掛けていく。すると、4分にはクリスティアーノが高い位置でボールを奪ってボックス左に侵攻。しかし、左足で放ったシュートは勢いなくGK岡にキャッチされた。
▽14分、甲府が左CKを獲得。ショートコーナーからボックス手前中央にボールがこぼれると小出がここから狙う。すると、放たれたミドルシュートがフェフージンに当たってGK滝本の虚を突きネットを揺らした。
▽その後、甲府はファイブバック気味の守備陣形を敷き、攻撃時にもクロスを中心としてあまり人数を割かずに進行。柏の攻撃を凌ぎ続け、1-0のスコアで前半を終えることに成功した。
▽2戦合計2-3のビハインドで後半に突入した柏は巻き返しを図り相手を押し込みつつ試合を進めていくが、決定機が遠い。
▽それでも61分、柏は左サイド深い位置でFKを獲得する。キッカーの手塚がクロスを上げると甲府DFエデル・リマに当たったボールが枠を捉える。一度はGK岡がオウンゴールを回避したものの、弾いたところに瀬川が詰めてスコアを同点に。
▽この得点により、一転してアウェイゴール差で甲府がビハインドの状態に。前がかりになる甲府は71分に曽根田がボックス内からボレーシュートを放つが、枠の外に飛んでいく。
▽優位にある柏は落ち着いてボールをキープしつつ、着実に時間を進めていく。73分には小泉に代えて大谷を投入し逃げ切りを図る。
▽77分、柏がカウンターを発動。最前線のクリスティアーノがロングボールに抜け出しボックス内で一対一を迎え、GK岡までドリブルで抜きにかかる。しかし、上手く間合いを取ったGK岡がシュートを打たせず、望みを繋いだ。
▽すると試合終了間際の95分、途中出場のジュニオール・バホスが最終ラインの裏に抜け出しGK滝本との一対一を迎える。しかし、シュートは左ポストに嫌われ、直後に試合終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、2戦合計スコアは3-3で同点となったものの、アウェイゴール差で柏が準決勝に進出。4年ぶりにベスト4に名を連ねた。
▽柏は、10月10日(水)に湘南との準決勝第1戦を、同14日(日)に第2戦を戦う。
▽5日に山梨中銀スタジアムで行われた第1戦は、2-2で決着。アウェイゴールの優位を得ている柏は、その試合からスタメンを4名変更。ナタン・ヒベイロ、亀川、キム・ボギョン、山崎に代えて、高木、パク・ジョンス、手塚、江坂を起用した。
▽対する甲府は、第1戦からビョン・ジュンボン、中山、高野以外のスタメン8名を変更。最後尾にGK岡、最終ラインにビョン・ジュンボン、エデル・リマ、道渕、小出、中盤にフェフージン、佐藤、高野、前線に曽根田、金園、中山を起用した。
▽14分、甲府が左CKを獲得。ショートコーナーからボックス手前中央にボールがこぼれると小出がここから狙う。すると、放たれたミドルシュートがフェフージンに当たってGK滝本の虚を突きネットを揺らした。
▽先制された柏はその後、20分に瀬川のシュートがゴール左を掠め、24分には小川が甲府陣内やや遠い位置からミドルシュートを放つなど攻勢をかけていく。しかし、なかなか甲府の牙城を崩すことができない。
▽その後、甲府はファイブバック気味の守備陣形を敷き、攻撃時にもクロスを中心としてあまり人数を割かずに進行。柏の攻撃を凌ぎ続け、1-0のスコアで前半を終えることに成功した。
▽2戦合計2-3のビハインドで後半に突入した柏は巻き返しを図り相手を押し込みつつ試合を進めていくが、決定機が遠い。
▽それでも61分、柏は左サイド深い位置でFKを獲得する。キッカーの手塚がクロスを上げると甲府DFエデル・リマに当たったボールが枠を捉える。一度はGK岡がオウンゴールを回避したものの、弾いたところに瀬川が詰めてスコアを同点に。
▽この得点により、一転してアウェイゴール差で甲府がビハインドの状態に。前がかりになる甲府は71分に曽根田がボックス内からボレーシュートを放つが、枠の外に飛んでいく。
▽優位にある柏は落ち着いてボールをキープしつつ、着実に時間を進めていく。73分には小泉に代えて大谷を投入し逃げ切りを図る。
▽77分、柏がカウンターを発動。最前線のクリスティアーノがロングボールに抜け出しボックス内で一対一を迎え、GK岡までドリブルで抜きにかかる。しかし、上手く間合いを取ったGK岡がシュートを打たせず、望みを繋いだ。
▽すると試合終了間際の95分、途中出場のジュニオール・バホスが最終ラインの裏に抜け出しGK滝本との一対一を迎える。しかし、シュートは左ポストに嫌われ、直後に試合終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、2戦合計スコアは3-3で同点となったものの、アウェイゴール差で柏が準決勝に進出。4年ぶりにベスト4に名を連ねた。
▽柏は、10月10日(水)に湘南との準決勝第1戦を、同14日(日)に第2戦を戦う。
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