メルテザッカー、現役最終年の思い吐露「トレーニングだけで十分」

2018.09.08 19:10 Sat
Getty Images
▽引退した元ドイツ代表DFペア・メルテザッカー氏は、現役最終年だった昨シーズンに酷い重圧に苛まれていたようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が、イギリス『BBC』に語った内容を引用している。
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▽ハノーファーの下部組織で育ちプロデビューを飾ったメルテザッカー氏は、ブレーメンを経て2011年夏にアーセナルに入団。途中からはキャプテンにも就任すると、引退する昨シーズンまででアーセナルでの公式戦通算221試合に出場した。▽晩年には、度重なる故障の影響もあり満足に出場機会を得られず。しかし、メルテザッカー氏はその状況に満足していたと語っている。
「特に最終年、僕は何かプレッシャーを感じてしまい、それは時として非常に重たかった」

「必ずしもプレーするわけではないということに関して、僕は満足していた。トレーニングだけで十分だったんだ」
「キャリアの中で、ハイライトからハイライトへ移り、多くの試合を経験して、6万人の前でのプレーすれば毎試合のように嘔吐したくなるのは普通の考えだろう」

「僕が恐れていたのは、試合の中で適切でない(レベルの)プレーをしてしまうことだ。実際、『もう辞める』と告げた後は気分が良くなって、痛みが和らいだよ」

▽アーセナルでは3度のFAカップ優勝や2度のコミュニティシールド制覇を経験してきたメルテザッカー氏。ドイツ代表としても通算104キャップを数え、2014年にはワールドカップ優勝も成し遂げた。引退した現在は、アーセナルのアカデミー監督を務めている。

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