ジローナ、バルサ戦のアメリカ開催を支持「フットボール・エリートとして」
2018.09.07 16:25 Fri
▽ジローナが、リーガエスパニョーラのアメリカ開催を受け入れる声明を発表した。スペイン『アス』が報じている。
▽対戦カードの候補としては、第21節のジローナvsバルセロナが挙げられている。しかし、ジローナはアメリカ開催を「成長のための大きなチャンス」と捉えているそうで、計画を受け入れるとする声明を発表。ラ・リーガの野望を砕こうとする他クラブに異を唱えた。
▽ジローナは、今回の主張が「クラブ自体のためではなく、街や地域のため」であるとし、3年前には自分たちが存続をかけて戦っていたことを紹介。現在の目標が1部定着であることを明かし、「努力に基づいた更なるステップと、フットボール・エリートとしてプレーすることの興奮、私たちは努力によってここ数年(の成功)を形にした。そして、それが私たちをプリメーラ・ディビシオン(1部)に引き上げたんだ」と前向きな見解示した。
▽1930年に創設されたジローナは、昨シーズンに初めて1部に昇格。魅力的な若手タレントを中心に、シーズンを10位で終える大健闘をみせた。
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▽ラ・リーガは先月16日、多国籍メディアグループ『RELEVENT』と共にアメリカとカナダでのサッカーを推進する「La Liga North America」という新組織を立ち上げたことを発表。同時に、レギュラーシーズンの試合をアメリカなどの欧州以外で開催する計画を明かした。▽すると、上記の計画に関して選手側は猛反発。スペインサッカー選手協会(AFE)の下、リーガエスパニョーラ全クラブのキャプテンが集合し、満場一致で不服を示した。ストライキも辞さないという意見まで飛び出している状況だ。▽ジローナは、今回の主張が「クラブ自体のためではなく、街や地域のため」であるとし、3年前には自分たちが存続をかけて戦っていたことを紹介。現在の目標が1部定着であることを明かし、「努力に基づいた更なるステップと、フットボール・エリートとしてプレーすることの興奮、私たちは努力によってここ数年(の成功)を形にした。そして、それが私たちをプリメーラ・ディビシオン(1部)に引き上げたんだ」と前向きな見解示した。
▽なお、対象となる試合について詳細が詰められていないことも、報告されている。ジローナのホームで予定されていた試合であることを考慮した、補償に関するものが最大の問題の1つとして議論されているようだ。
▽1930年に創設されたジローナは、昨シーズンに初めて1部に昇格。魅力的な若手タレントを中心に、シーズンを10位で終える大健闘をみせた。
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