会見中なのに…エメリ監督のお茶目な行動に会場内は爆笑もある記者は赤っ恥!?

▽アーセナルを率いるウナイ・エメリ監督の記者会見でとった行動がある記者を赤面させた。

▽それはプレミアリーグ第4節カーディフ戦前の記者会見で起こった。エメリ監督がカーディフ戦への意気込みを語っている最中、音声を録るために同監督の前に置かれていた携帯電話に電話がかかり、会場内に着信音が鳴り響いた。

▽すると、エメリ監督は自身の話を中断し、鳴り響く携帯を手に。そのまま電話に出て「おはよう」と応答し、「どうも、ウナイ・エメリです。調子はどうだい? 僕らは今仕事をしているよ」と話しかけたが、電話はその直後に切られてしまった。
▽エメリ監督のお茶目なこの行動に記者会見場内は爆笑に包まれた。しかし、この一連の流れを知ったある記者はとても恥ずかしい思いをしたという。それがその電話にかけてしまった『デイリー・メール』のジョナサン・スペンサー氏だ。自身が同メディアの記事でこの出来事について明かした。

▽伝えられるところによると、記者会見の時間帯にデイリー・メールの本社で仕事をしていたスペンサー氏は、休憩がてら来週末にエミレーツ・スタジアムで行われるアーセナル・レジェンドvsレアル・マドリー・レジェンドの件について話をするために同僚に電話。すると、電話に出たのが同僚ではなく、外国人だということにすぐ気づいたようだ。そしてこれを「何かいたずらだ」と判断したスペンサー氏は、電話を切ってしまったという。▽仕事が忙しかったため、アーセナルの記者会見が行われていることを完全に忘れていたというスペンサー氏。電話の話し相手が、エメリ監督であったということを知ったのは、この出来事から15分後のこと。スペンサー氏がツイッターをスクロールしながら閲覧していると、『アーセナルの監督が会見中に記者からの電話に応対』の見出しと共に、その一連の様子が分かる動画が添付されたツイートを発見。その動画内では、エメリ監督が「ジョン・スペンサー?」と電話に出る前に相手の名前を確認する場面から捉えられていたことから状況を理解したようだ。

▽スペンサー氏は、記事内で「これは間違いなく私の人生の中で最も恥ずかしい瞬間だ。そしてウナイ・エメリ監督に電話を切ってしまったことを謝罪したい」とコメント。また、自身のツイッター(@j_spencer4)では「FML(Fuck My Life=俺の人生最悪)…FML…FML…僕の人生で最も恥ずかしい瞬間だ。僕はエメリを愛している」と更新している。

▽ちょっとした出来事でとても恥ずかしい思いをしたスペンサー氏。しかし、ある意味一生忘れられない貴重な経験となっただろう。