試合中に倒れ脳に障害が残ったアヤックスMFヌーリが快方へ…コミュニケーションを取れるまでに
2018.08.22 22:15 Wed
▽永久的な脳損傷と診断されたアヤックスのU-21オランダ代表MFアブデラク・ヌーリだが、1年が経過し状態は快方に向かっているようだ。『ESPN』などが報じた。
▽ヌーリは、2017年7月6日に行われたブレーメンとのトレーニングマッチ中に突如倒れ、そのまま病院へ搬送。心臓に問題はなかったものの、脳に重度の障害が残ってしまっていた。
▽昏睡状態になっていたヌーリだが、今年の初めから徐々に状態が回復。現在では、口や眉毛を自身で動かし、家族とのコミュニケーションを取ることができるまでに回復している。
▽ヌーリ自身も「過去と比べれば、現時点では上手く行っている。はるかに良いよ」と回復していることを実感。しかし、身体機能は低下しており、再びピッチに立つことは難しい状況だ。
▽アヤックス下部組織出身のヌーリは、2016年9月にトップチームデビュー。2016-17シーズンは公式戦で15試合に出場し1ゴールを記録しており、将来が嘱望されていた選手の1人。親友であり、今夏ローマに移籍したFWユースティン・クライファートは、ヌーリの背番号であった「34」を選択しプレーしている。
▽ヌーリは、2017年7月6日に行われたブレーメンとのトレーニングマッチ中に突如倒れ、そのまま病院へ搬送。心臓に問題はなかったものの、脳に重度の障害が残ってしまっていた。
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