バルサ復帰のラフィーニャ、ベティス移籍目前か
2018.08.21 09:30 Tue
▽バルセロナに所属するブラジル代表MFラフィーニャのベティス移籍が近づいているようだ。『イタリア・フットボール』がスペイン『RAC1』を引用して伝えている。
▽バルセロナに所属するラフィーニャは、2018年1月に出場機会を求めてインテルへレンタル移籍。その後、すぐさま主力に定着し、昨シーズンはセリエAで17試合2ゴール3アシストを記録した。レンタル移籍の契約には買取オプションが付随していたものの、インテルがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する可能性があったことから完全移籍は実現しなかった。
▽バルセロナに復帰したラフィーニャは、12日に行われたセビージャとのスーペルコパには出場したものの、前線の戦力が充実しているバルセロナは、ラフィーニャを主力として考えてはいないようだ。伝えられるところによると、そんなラフィーニャに対してベティスが獲得に動いている模様。現在ラフィーニャの父であり、代理人も務めるマジーニョ氏は、移籍交渉のためにすでにセビリア入り。ベティス側はローンでの獲得、バルセロナ側は完全移籍での放出を望んでいるという。
▽ベティスには今シーズン日本代表MF乾貴士が加入している。これまでも自身の去就については出場機会に恵まれるクラブでのプレーを希望してきたラフィーニャだが、果たして移籍は実現するのだろうか。
▽バルセロナに所属するラフィーニャは、2018年1月に出場機会を求めてインテルへレンタル移籍。その後、すぐさま主力に定着し、昨シーズンはセリエAで17試合2ゴール3アシストを記録した。レンタル移籍の契約には買取オプションが付随していたものの、インテルがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する可能性があったことから完全移籍は実現しなかった。
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