新生ナポリがインシーニェ&ミリク弾でラツィオに逆転勝利《セリエA》
2018.08.19 05:37 Sun
▽セリエA第1節、ラツィオvsナポリが18日に行われ、1-2でナポリが勝利した。
▽中盤アンカーにハムシクを起用したナポリに対し、3バックを採用したラツィオが圧力をかける入りとなり、序盤のペースを握った。
▽対するナポリはハムシクを軸にボールを動かして流れを引き寄せにかかると、19分にジエリンスキが左足ミドルでゴールを脅かした。
▽失点後、ラツィオの守備ブロックを攻めあぐねていたナポリは36分、インシーニェがドリブルでボックス左に侵入し巻いたシュートを浴びせるも、わずかに枠を捉えきれない。続く39分にはジエリンスキのミドルシュートがバーを直撃した。
▽41分にはCKの流れからミリクがネットを揺らして試合を振り出しに戻したかに思われたナポリだったが、その前にクリバリのファウルがあったとしてVARによりノーゴールとなってしまう。それでも追加タイム2分、今度は正真正銘の同点弾が生まれる。前半追加タイム2分、左サイドからインシーニェが右足で上げたクロスをファーサイドのカジェホンがダイレクトで折り返し、最後はミリクが詰めた。
▽後半もナポリがボールを持つ展開となると、開始3分にミリクのコントロールシュートで牽制。対するラツィオは55分、CKからインモービレがボレーシュートで応戦する。
▽後半、互いに一つずつチャンスを迎えた中59分、ナポリが逆転に成功した。ヒサイのクロスをアランがフリックして流すと、ボックス左のインシーニェがゴール右へダイレクトで流し込んだ。
▽追う展開となったラツィオは、バデリに代えてコレアを左サイドに投入。システムを[4-4-2]に変更した。
▽しかし、運動量が落ちたラツィオは反撃に出られない。そして90分、左CKからアチェルビのヘディングシュートがバーを直撃し、1-2のまま逆転負け。ナポリが開幕白星スタートを切っている。
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▽昨季セリエA5位のラツィオと2位のナポリによる強豪対決。ラツィオはインモービレやミリンコビッチ=サビッチ、L・アルベルトといった主力に加え、新戦力のバデリやアチェルビらがスタメンとなった。▽対するアンチェロッティ新監督を招へいしたナポリは、ジョルジーニョがサッリ前監督と共にチェルシーへ移籍した中、ハムシクやインシーニェ、クリバリといった主力を先発とし、新戦力ではGKカルネジスのみを起用した。▽対するナポリはハムシクを軸にボールを動かして流れを引き寄せにかかると、19分にジエリンスキが左足ミドルでゴールを脅かした。
▽ポゼッションを高めるナポリに対し、23分にカウンターからL・アルベルトがシュートに持ち込んだラツィオは25分に先制する。アチェルビのロングフィードを受けたインモービレが鋭いトラップでDF3人を交わしてボックス中央へ侵入。左足でシュートを流し込んだ。
▽失点後、ラツィオの守備ブロックを攻めあぐねていたナポリは36分、インシーニェがドリブルでボックス左に侵入し巻いたシュートを浴びせるも、わずかに枠を捉えきれない。続く39分にはジエリンスキのミドルシュートがバーを直撃した。
▽41分にはCKの流れからミリクがネットを揺らして試合を振り出しに戻したかに思われたナポリだったが、その前にクリバリのファウルがあったとしてVARによりノーゴールとなってしまう。それでも追加タイム2分、今度は正真正銘の同点弾が生まれる。前半追加タイム2分、左サイドからインシーニェが右足で上げたクロスをファーサイドのカジェホンがダイレクトで折り返し、最後はミリクが詰めた。
▽後半もナポリがボールを持つ展開となると、開始3分にミリクのコントロールシュートで牽制。対するラツィオは55分、CKからインモービレがボレーシュートで応戦する。
▽後半、互いに一つずつチャンスを迎えた中59分、ナポリが逆転に成功した。ヒサイのクロスをアランがフリックして流すと、ボックス左のインシーニェがゴール右へダイレクトで流し込んだ。
▽追う展開となったラツィオは、バデリに代えてコレアを左サイドに投入。システムを[4-4-2]に変更した。
▽しかし、運動量が落ちたラツィオは反撃に出られない。そして90分、左CKからアチェルビのヘディングシュートがバーを直撃し、1-2のまま逆転負け。ナポリが開幕白星スタートを切っている。
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