W杯最年長出場を記録した45歳のエジプト代表GKエル・ハダリが代表引退を表明
2018.08.07 13:30 Tue
▽ロシア・ワールドカップで最年長出場記録を更新したエジプト代表GKエッサム・エル・ハダリ(45)が、エジプト代表からの引退を発表した。自身のフェイスブック(Essam El-Hadary)で報告した。
▽エル・ハダリは、1996年3月にエジプト代表デビューを果たすと、通算159試合に出場。アフリカ・ネイションズカップで4度の優勝経験を誇る、エジプトのレジェンド的存在の選手だ。
▽ロシア・ワールドカップに臨むエジプト代表にも選出されるも、正守護神はGKモハメド・エル・シェナウィが務めていた。しかし、グループステージ第2戦のロシア代表戦を終えた段階で負傷。第3戦目のサウジアラビア代表戦にエル・ハダリが先発した。これにより、コロンビア代表GKファリド・モンドラゴンが持っていた43歳という記録を更新。45歳のエル・ハダリは、PKセーブなど活躍を見せたが、チームを勝利に導くことはできなかった。
▽エル・ハダリは、自身のフェイスブックで代表引退を表明。これまでのキャリアを振り返り、感謝の気持を述べている。
「今日は、エジプト代表のユニフォームを来た最初の試合から、22年4カ月12日。私のグローブをかけるのに一番良い瞬間だと思いました。神は、私が全てを達成するのを助けてくれた後、私の最愛のチームとともに成し遂げることを夢見ました。そして、エジプト人を喜ばせることができました」
「過去数年間、自分のミッションが成功したと願っています。私は自分の人生の困難に耐えた家族に本当に感謝しています。そして、私の父は神の慈悲のため、私に与えたものの、してくれたこと、継続的なサポートに感謝します」
▽エル・ハダリは、1996年3月にエジプト代表デビューを果たすと、通算159試合に出場。アフリカ・ネイションズカップで4度の優勝経験を誇る、エジプトのレジェンド的存在の選手だ。
▽ロシア・ワールドカップに臨むエジプト代表にも選出されるも、正守護神はGKモハメド・エル・シェナウィが務めていた。しかし、グループステージ第2戦のロシア代表戦を終えた段階で負傷。第3戦目のサウジアラビア代表戦にエル・ハダリが先発した。これにより、コロンビア代表GKファリド・モンドラゴンが持っていた43歳という記録を更新。45歳のエル・ハダリは、PKセーブなど活躍を見せたが、チームを勝利に導くことはできなかった。
「今日は、エジプト代表のユニフォームを来た最初の試合から、22年4カ月12日。私のグローブをかけるのに一番良い瞬間だと思いました。神は、私が全てを達成するのを助けてくれた後、私の最愛のチームとともに成し遂げることを夢見ました。そして、エジプト人を喜ばせることができました」
「159試合の国際試合で代表チームとしてプレーしたこと、前例の無い成果を果たしたことを私は非常に誇りに思っています」
「過去数年間、自分のミッションが成功したと願っています。私は自分の人生の困難に耐えた家族に本当に感謝しています。そして、私の父は神の慈悲のため、私に与えたものの、してくれたこと、継続的なサポートに感謝します」
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サラー“憧れの先輩”がエジプト時代の素顔を明かす「点を決められなかった時泣いていた」
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの先輩が、大スターの素顔を明かした。イギリス『ミラー』が伝えている。 サラーは、母国エジプトのアラブ・コントラクターズで2010年にプロキャリアをスタート。2012年にバーゼルへ移籍し、2014年1月にはチェルシーへ加入した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJQelhIc1JaYiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> チェルシーでは思うような活躍ができなかったものの、セリエAのフィオレンティーナやローマでアタッカーとしての能力が開花。2017年にリバプールへ加入してからは2シーズン連続でリーグ得点王を獲得するなど、高い得点力を示し続けている。 2009年から2012年の間、エジプトの強豪クラブ、ペトロジェットで活躍した元ガーナ代表FWエリック・ベコーは、ガーナラジオ局『Nhyira FM』の中で、エジプトリーグ時代のサラーを回顧。大スターの素顔を明かした。 「私はエジプトではスター選手だった。モハメド・サラーや他の若いエジプト人選手は私のようになりたがっていたんだ」 「リバプールのサラーは、私を憧れの選手として選んでいたよ。私がペトロジェットにいたとき、サラーはまだコントラクターズのユースでプレーしている若手選手だった」 「サラーは左サイドウィンガーで、前線での決定力がある選手だったから、もっとゴールを決めたがっていた。彼は自分のウィングでのプレーが得点に繋がらなかったとき泣いていることもあったよ」 「その時の監督の1人が彼をもっと前のポジションにコンバートした。それが、エジプトからバーゼルへ行く前の彼の成長を促したんだ」 2020.06.04 15:35 Thu5