“役者”ネイマール、ファウルの過剰アピール認める「誇張することもある。でも…」
2018.07.30 21:30 Mon
▽パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールが自身の出演するCMで、試合中に過度にファウルをアピールすることもあることを明かした。フランス『レキップ』が伝えている。
▽ブラジルがベスト8に終わった大会後はネイマールの活躍よりも、その場面が取り上げられ、一般人が"ネイマール"の掛け声を合図に地面に転げ落ちる「ネイマール・チャンレンジ」なる動画が飛び交った。ネイマールもこれに便乗するリアクションを見せたが、今回、「Gillette(ジレット)」のCMに出演した同選手は、その中で以下のように語っている。
「あなたたちは、僕が誇張していると思うだろう。確かに時々そうすることもある。だけど、僕が地面で苦しんでいることは確かだ」
「時々僕がインタビューに応えないのは勝利の名誉が欲しいからじゃない。あなたたちをガッカリさせる方法を知らないからだ。無礼になるのは僕が甘やかされて育った子供だからじゃなく、イライラをコントロールする方法がわからないからだ」
「僕は長い時間をかけて批判を受け入れた。鏡の前で何時間も自身を見つめなおした。そして新しい自分になることができた。僕は転ぶけど転んだ人だけが立ち上がることができる。あなたたちは僕に石をぶつけることもできるし、その石を落として、僕を助けることもできる。そして僕が立ち上がった時、ブラジルも立ち上がるんだ」
▽スーパースターに批判はつきもの。周囲の声など気にせず、精一杯プレーした欲しいものだ。
PR
▽世界的名プレーヤーであるネイマールだが、時にピッチ上で批判を受けてしまうこともある。得意のドリブルでチャンスを作ることが多い同選手は、相手からのファウルを受ける回数も自然に多くなってくる。その際、ネイマールは実際よりも過剰に痛がり、審判に向けてファウルをアピールことがよくある。今回のロシア・ワールドカップでも同様で、決勝トーナメント1回戦のメキシコ代表戦でもその光景が見られ、試合後に相手監督から「酷い演技だった」と非難されていた。「あなたたちは、僕が誇張していると思うだろう。確かに時々そうすることもある。だけど、僕が地面で苦しんでいることは確かだ」
「時々僕がインタビューに応えないのは勝利の名誉が欲しいからじゃない。あなたたちをガッカリさせる方法を知らないからだ。無礼になるのは僕が甘やかされて育った子供だからじゃなく、イライラをコントロールする方法がわからないからだ」
「バルセロナの選手たちには話したことあるんだけど、僕の中にはまだ少年がいて、世界中を魅了することもあれば、みんなを苛立たせることもある。僕はこの少年を僕の中にとどめておくようにしている。だけどピッチ上では違う。あなたたちは僕がすぐ転ぶと思っているかもしれないけど、転んでるんじゃない。心から崩れ落ちてるんだ。手術を受けた足首を踏まれることより痛いんだよ」
「僕は長い時間をかけて批判を受け入れた。鏡の前で何時間も自身を見つめなおした。そして新しい自分になることができた。僕は転ぶけど転んだ人だけが立ち上がることができる。あなたたちは僕に石をぶつけることもできるし、その石を落として、僕を助けることもできる。そして僕が立ち上がった時、ブラジルも立ち上がるんだ」
▽スーパースターに批判はつきもの。周囲の声など気にせず、精一杯プレーした欲しいものだ。
PR
|
関連ニュース