「要求を受けている」ミランのレオナルドGM、ボヌッチのユベントス復帰希望を認める

2018.07.27 08:45 Fri
Getty Images
ミランのキャプテンを務めるイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(31)が、ユベントス復帰を希望しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
PR
▽2017年7月にユベントスからミラン入りしたボヌッチ。加入初年度からキャプテンシーとプレーでチームの根幹を担った。▽そのボヌッチは、ミランがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触してUEFAからヨーロッパリーグ(EL)出場権をはく奪されたことで退団を希望していることが浮上。しかし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)がUEFAの決定を覆したあともその願望が消えておらず、ついにミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、ボヌッチの移籍志願を認めた。
▽さらに最近イタリアメディアはボヌッチが古巣であるユベントスへの復帰を希望していることを報道。そんな中、25日に8年ぶりにミラン復帰を果たしたレオナルドGMがそれが真実であることを認めている。

「私はユベントスを含めていくつかのクラブと会っている。彼からは(ユベントスと話したいという)要求を受けている。状況が整えば、我々もそこに向けて動くよ」

PR

レオナルド・ボヌッチの関連記事

ボクシングの元ヘビー級世界チャンピオンのタイソン・フューリー氏と、マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表のレジェンドであるウェイン・ルーニー氏が、6月15日にオールド・トラッフォードで開催されるサッカーエイド2025で、イングランド・サッカー・エイド・チームの共同監督を務めることになった。 イギリス出身の 2025.03.11 22:03 Tue
昨シーズン限りで現役を引退した元イタリア代表DFのレオナルド・ボヌッチ氏(37)がU-20イタリア代表のアシスタントコーチに就任した。 イタリアサッカー連盟(FIGC)は22日、ボヌッチ氏がベルナルド・コッラーディ監督の副官としてU-20イタリア代表のコーチングスタッフ入りを発表した。 現役時代にユベントス 2024.10.23 07:30 Wed
イタリア代表のレジェンドでもある元守護神のジャンルイジ・ブッフォン氏が、ついに結婚式を執り行った。 パルマ、ユベントス、パリ・サンジェルマン(PSG)でもプレーし、数多くのタイトルを獲得してきたブッフォン。イタリア代表としても、2006年のドイツ・ワールドカップで優勝を経験し、サッカー史に残るGKとして活躍してき 2024.09.30 23:53 Mon
元イタリア代表DFダニエレ・ルガーニ(30)のアヤックス行きが目前に迫るようだ。 報じたイタリア『スカイ』によると、ボローニャも追ったルガーニだが、アヤックス移籍に向け、19日にメディカルチェックとサインを予定し、アムステルダム入りへ。計8シーズンを過ごしたユベントスに別れを告げるという。 若き日のルガーニ 2024.08.19 15:35 Mon
アーセナルへの移籍が近づくイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だが、イタリア代表OBはその決断を嘆いているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 カラフィオーリは、2023年夏にバーゼルからボローニャへ加入。公式戦33試合2ゴール5アシストの成績を残し、センターバックだけでなく左サイドバックでもプ 2024.07.24 15:50 Wed

ミランの関連記事

セリエA第34節、ヴェネツィアvsミランが27日にスタディオ・ピエル・ルイジ・ペンツォで行われ、アウェイのミランが0-2で勝利した。 前節、アタランタに競り負けて9位に転落したミラン。ミッドウィークのコッパ・イタリア準決勝では宿敵インテルとのデルビーに3-0で完勝。2戦合計4-1で決勝進出を決めた。その勢いに乗っ 2025.04.27 21:34 Sun
ボローニャを51年ぶりのコッパ・イタリア決勝に導いたヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が、ミランとの運命のファイナルへ気持ちを高ぶらせている。 ボローニャは24日、本拠地スタディオ・レナート・ダッラーラで行われたコッパ・イタリア準決勝2ndレグでエンポリと対戦し2-1で勝利。この結果、2戦合計5-1で決勝進出を決 2025.04.25 17:05 Fri
ミランのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが自身の発言について説明した。 マンチェスター・シティから今冬ミランへとレンタル移籍したウォーカー。ミランではここまで公式戦10試合に出場している。 そのウォーカーは、3月30日に行われたセリエA第30節のナポリ戦での発言が話題に。ハーフタイムにピッチを後にする 2025.04.24 18:15 Thu
ミランのセルビア代表FWルカ・ヨビッチが23日に行われ、3-0で勝利したコッパ・イタリア準決勝2ndレグのインテル戦後にコメントした。 [3-4-2-1]の最前線で起用されたヨビッチは守勢の展開で迎えた36分に遅攻の流れからMFアレックス・ヒメネスの右クロスを頭で合わせて先制点を奪取。 そして後半開始4分に 2025.04.24 13:00 Thu
インテルのシモーネ・インザーギ監督が23日に行われ、0-3で敗れたコッパ・イタリア準決勝2ndレグのミラン戦を振り返った。 1stレグを1-1で引き分けていたインテル。今季4度の対戦で勝てていないライバル相手に攻勢の展開とするも、36分に失点。そして後半開始4分にFWルカ・ヨビッチにドッピエッタを許してリードを広 2025.04.24 08:45 Thu

記事をさがす

レオナルド・ボヌッチの人気記事ランキング

1

さすがアッズーリの兄貴! デ・ロッシが負傷スピナッツォーラをおんぶし歓喜に沸くピッチを疾走

悲願達成のアッズーリにおいて“頼れる兄貴”の存在は非常に大きかったようだ。 イタリアは11日、ウェンブリー・スタジアムで行われたユーロ2020決勝でイングランド代表と対戦。PK戦までもつれ込む激闘を制し、53年ぶり2度目のヨーロッパ制覇を成し遂げた。 120分間の戦いを含め、どちらに転んでおかしくない拮抗したPK戦では互いに2人ずつが失敗した中、後攻のイングランドの5人目のブカヨ・サカが右を狙って蹴ったシュートをGKジャンルイジ・ドンナルンマが見事な読みでストップし、劇的な決着となった。 今回の優勝に関してはロベルト・マンチーニ監督の卓越した手腕、若き守護神、DFジョルジョ・キエッリーニとDFレオナルド・ボヌッチの重鎮センターバックコンビを中心とする鉄壁の守備陣、エースFWロレンツォ・インシーニェ、司令塔MFジョルジーニョ、MFニコロ・バレッラやFWフェデリコ・キエーザの若手コンビなど、チームとしての完成度の高さが大きな要因だ。 ただ、決勝後には“頼れる兄貴”のメンタル面の貢献度の大きさが垣間見える場面が幾つも見受けられた。 現在、イタリアにはアッズーリとローマのレジェンドである元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが、テクニカル・コーチとして入閣している。 アッズーリで117キャップを誇り、2006年のドイツ・ワールドカップでは世界王者の一員となるなど、通算8つの国際大会を経験してきた百戦錬磨のMFは、ベテラン選手にとっては良き相談相手、若手選手にとってはマンチーニ監督に比べて親しみやすい指導者として重要な役割を担ってきた。 そして、今回の決勝戦でデ・ロッシは、大会中にアキレス腱断裂の重傷を負い戦列を離れた中、ファイナルをスタンド観戦することになったMFレオナルド・スピナッツォーラの付き添い役を買って出た。 試合中は代表の元同僚であるスピナッツォーラの隣でピッチの選手たちを見守ったローマのレジェンドは、優勝決定後のピッチでは松葉杖で歩く後輩を慮ってか、自身の背中に乗せてピッチを疾走。 デ・ロッシほどのレジェンドからのおんぶの申し出に対しては気後れしそうなものだが、陽気な性格で知られるスピナッツォーラは、「もっと速く走れ!」とばかりに、レジェンドを馬のように扱って見せた。 また、その後のロッカールームでは後輩たちの煽りに応えて、白いワイシャツ姿で水で濡らした長テーブルにお腹からスライディングしてガッツポーズを行い、ロッカールームを盛り上げた。 今後、デ・ロッシが果たした役割に関しては改めて監督や選手たちの口から語られることになるはずだが、前述の2つの場面を見ただけでも“頼れる兄貴”の存在感は抜群だったと言えるはずだ。 <span class="paragraph-title">【動画】後輩煽りに応えて豪快なダイブも披露</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CRN81JEl26r/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/CRN81JEl26r/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;"> この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #F4F4F4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/CRN81JEl26r/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">433(@433)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script></div> 2021.07.12 19:00 Mon
2

ボヌッチ、ミランでの“黒歴史”を回想…慎重に言葉を選ぶもミラニスタを傷つける?

ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、“黒歴史”とも揶揄されるミランでの1年間を振り返っている。『フットボール・イタリア』が伝えている。 2010年夏にユベントスへ加入したボヌッチは、在籍期間にセリエA6連覇を経験するなど、近年の最盛期を過ごすビアンコネーロと共に充実した日々を過ごしていた。 しかし、当時の指揮官マッシミリアーノ・アッレグリ監督との確執、チャンピオンズリーグ(CL)決勝での厳しい敗戦など、幾つかのネガティブな要素が重なり、2017年夏にミランへの電撃移籍を果たした。 ただ、キャプテンマークを託されたミランでは、チームとしても個人としても思うようにいかず。一方、自身不在の古巣は悲願のCL制覇の夢をレアル・マドリーに打ち砕かれたものの、危なげなく国内2冠を達成していた。 そして、一度別れて“老貴婦人”の良さを改めて知ったボヌッチは、2018年夏に恥を忍んで古巣復帰を要請。自身とのトレードでミランへ旅立ったイタリア代表DFマッティア・カルダーラ(現アタランタ)という犠牲者を出しながらも、1年での帰還を果たした。 そのため、ボヌッチのミラノでの1年間は自身にとって“黒歴史”とも言える忘れたいものであるかに思われるが、ポジティブな33歳は「一人の男として成長できた」と、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで振り返っている。 「個人的にもプロとしても厳しいシーズンだったよ」 「幾つかの意見の食い違い、とりわけチャンピオンズリーグ敗戦後に衝突があり、僕は最終的に誤った決断をしてしまった」 「だけど、自分のキャリアに大きな影響を与えたあの決断は、僕を一人の男として成長させたと言わざるを得ないよ」 「ミラノでの数カ月は僕に自問自答の機会を与えたんだ。そして、自分にとって最も大事なのは、家族のような存在であるユベントスだってことがわかったんだ」 「ミランでは何人かの素晴らしい人たちと出会うことができた。その筆頭がリーノ・ガットゥーゾだ。確かに厳しいシーズンだったけど、それが自分のキャリアにおいて役に立たなかったなんてことはないよ」 「最終的に、僕は自分の家に戻り、すごく幸せだからね」 ボヌッチなりに慎重に言葉を選んだうえでのコメントだが、ミランでの苦しい日々がユベントスの良さを改めて知るキッカケになったというニュアンスは、再びミラニスタの怒りを買いそうだ。 2020.06.07 17:45 Sun
3

ユーベ構想外のボヌッチ、アヤックスからのオファーを検討中…米国&サウジ行きは除外か

ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(36)にアヤックスが正式オファーを出したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ユベントスから構想外を告げられたボヌッチ。昨夏以降キャプテンを務めていたが、ここ数年は身体的な衰えが隠せず、新スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏ら首脳陣が協議を重ねた末、再建を目指すチームのプロジェクトから外れることとなった。 とはいえ、ユベントスとイタリア代表の両方で長年主軸を担った経験豊富なセンターバックはアメリカや中東からの人気も高く、来夏の現役引退を宣言しているなかでも数々のオファーが舞い込んできた模様。サンプドリア、パレルモ、ロサンゼルスFC、アル・シャバブが獲得を目指しているという。 しかし、ボヌッチはどうやらロサンゼルスFCとアル・シャバブへの移籍を除外済み。そんななか、オランダ『テレグラフ』のバレンタイン・ドライセン記者によると、新たに欧州屈指の名門・アヤックスから正式オファーが届いたとのことだ。 昨シーズンのエールディビジで14年ぶりとなる3位に沈み、チャンピオンズリーグ(CL)参戦を逃したアヤックス。ヨーロッパリーグ(EL)出場にもプレーオフを勝ち上がる必要がある…という状況だが、「欧州の舞台に出るチャンスがあるというだけでもボヌッチにとっては魅力的な移籍先」と考えられている。 現段階で交渉に大きな進展はないようだが、ボヌッチはオファーを受け取り、真剣にアヤックス行きを検討しているとみられている。 2023.08.01 14:34 Tue
4

ディ・ロレンツォがイタリア代表の主将就任へ…スパレッティ新監督が絶大な信頼置く30歳

ナポリDFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(30)がイタリア代表の新キャプテンになる見通しだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 イタリア代表はロベルト・マンチーニ前監督の辞任に伴い、昨シーズンのナポリでセリエA優勝を成し遂げたルチアーノ・スパレッティ氏を新監督として招へい。来月10日に行われるユーロ2024予選第5節の北マケドニア代表戦が初陣となる。 そんななか、イタリア代表のキャプテンを務めるDFレオナルド・ボヌッチ(36)が所属するユベントスから構想外を告げられており、現在は新天地を探している状況だ。 ボヌッチはそんな状況下でもスパレッティ新監督のまとめた招集リストに名を連ね、来月の代表ウィークでも招集される見通し。だが、イタリア『Il Mattino』によると、指揮官は腕章を教え子に託すという。 それがディ・ロレンツォ。ナポリでもスパレッティ監督時代からキャプテンを務めている30歳は、24歳(2017年)までアマチュアリーグのセリエDでプレー。そこから6年でセリエA王者まで登り詰めた苦労人であり、まさに叩き上げの男だ。 『カルチョメルカート』もそのパーソナリティについて「彼ほど理想的な人選はない。情熱と個性を持ち、同時に冷静かつ頭脳明晰。スパレッティがナポリでこの男と出会い、キャプテンを任せたのは当然のことだった」と敬意を表している。 イタリア代表として通算28キャップのディ・ロレンツォ。遅咲きの右サイドバックは、名実ともにイタリアを象徴する選手の1人となる。 2023.08.29 19:55 Tue
5

レアルならまだしも何故ミランに? キエッリーニがボヌッチの移籍を回想

ユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが同僚で同胞のDFレオナルド・ボヌッチのミラン移籍に回想した。スペイン『マルカ』が伝えた。 キエッリーニの相棒を長らく務めるボヌッチは2010年夏にユベントス入りして以降、主力としてプレー。2017年夏のミラン移籍は周囲の驚きを誘ったが、わずか1年でユベントス復帰を果たした。 キエッリーニもボヌッチのミラン移籍に驚いた1人だったという。注目を浴びる自叙伝『Io,Giorgio』で自身の知らないところで移籍が実現した背景とともに当時を振り返った。 「ミランでの1年は全く異なるもので、本当に間違った選択だったと思う。彼は自分自身を理解せず、1000個の理由で迷った挙句、決定を下した」 「あれは僕らが会えていない数週間で決まってしまった。僕が側にいたら、彼も考え直して、残っていただろうね」 「2014年の(アントニオ・)コンテも同じだった。2人とも僕がいないときに去っていったんだ。全てが決まってから、レオと話したけど、最初から最後までロジックを理解できなかったよ」 「レアル・マドリーに行くなら理解できるけど、何故ミランに? 運命が全てを元に戻してくれたんだと思う」 2020.05.25 11:35 Mon

ミランの人気記事ランキング

1

「ここにメッシはいない」発言のイングランド代表DF、フェリックスとの会話を説明

ミランのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが自身の発言について説明した。 マンチェスター・シティから今冬ミランへとレンタル移籍したウォーカー。ミランではここまで公式戦10試合に出場している。 そのウォーカーは、3月30日に行われたセリエA第30節のナポリ戦での発言が話題に。ハーフタイムにピッチを後にする際、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに話しかけ、「ボールをパスしろ、ここにはメッシはいない」と言ったとされていた。 試合は後半に1点を返すも、2-1で敗れたミラン。ウォーカーはイギリス『BBC』の「The Kyle Walker Podcast」でこの発言について説明した。 「ジョアンに『君はメッシじゃないんだから、パスを出せ』と言ったわけではない。『プロセスを確立しよう』と言っただけだ」 「彼も僕の意見に同意し、もっとパスを回して、もう少しコントロールする必要があると言った」 「ジョアンにだけ言ったわけではない。そこにカメラがあることも知らなかった。それでも、僕は言ったことは何も変えなかっただろう」 もう少しパスを繋いで崩そうという話をするためにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを引き合いに出したというウォーカー。メッシを含め、限られた数人だけだと強調した。 「僕が言ったのは、メッシのような人は誰もいないということだ」 「世界中のどのチームにも、その気になれば試合の流れをひっくり返すことができる特定の選手がいる。彼らを称賛する。キリアン・ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、モハメド・サラー、そして年初から絶好調のウスマーヌ・デンベレだ」 「それ以外は、チームゲームだと言ったんだ」 個人技でどうにかできることは考えず、多くのチームは連携連動で崩していくことが重要だというウォーカー。ミランで同僚でもあるポルトガル代表FWラファエル・レオンはその可能性はあるが、自身がマンチェスター・シティで学んできたことは、いかにプロセスを大事にするかだったとし、ナポリ攻略にはそれが重要だという話をしただけだと語った。 「ジョアンに言ったのは、(ラファエル・)レオンは素晴らしいということだ。ボールを渡せば、3人、4人、5人を抜き去り、ゴール前にボールを入れることができる選手の1人だ」 「ここ数年、(マンチェスター・)シティでの喜びのほとんどは、あるプロセスから生まれたものだった。全ては、ピッチ上の自分の位置を把握するプロセスだった。それはパスを通すということだった」 「メッシのような選手がいれば、4人の選手を相手にゴールを決めることができる。試合はずっと楽になる」 「ただ、ナポリのような強豪相手には、パスを回して相手を疲弊させるプロセスが必要だと感じている。そうすれば隙が生まれる。それがジョアンと話し合ったことだ」 2025.04.24 18:15 Thu
2

ヨビッチがドッピエッタ、ミランがインテルの3冠の夢を断つ決勝進出【コッパ・イタリア】

コッパ・イタリア準決勝2ndレグ、インテルvsミランが23日に行われ、0-3でミランが快勝した。この結果、2戦合計スコア1-4でミランが決勝に進出している。 3日に行われた1stレグでは譲らず1-1の引き分けに終わっていたミラノ・ダービー。 3冠の可能性を残すインテルは0-1で敗れた3日前のボローニャ戦のスタメンから6選手を変更。チャルハノールやアチェルビがベンチスタートとなり、ラウタロ・マルティネスと2トップを組んだのはタレミとなった。 一方、今季4度の対戦でインテルに負けていないミランは、0-1で敗れたアタランタ戦と同様のスタメンで臨んだ。 序盤の主導権争いを経て10分、インテルに好機。ルーズボールを拾ったダルミアンがボックス右まで持ち上がりシュート。しかし枠を捉えきれなかった。 その後はインテルが圧力を強める展開となる中、22分に決定機。バレッラのスルーパスをボックス左で受けたディマルコがバー直撃のシュートを浴びせた。 さらに33分にもラウタロがタレミの落としを受けてシュートに持ち込む好機を作ったインテルだったが、先制はミラン。36分、遅攻の流れからアレックス・ヒメネスの右クロスをヨビッチが頭で合わせた。 ワンチャンスで試合を動かしたミランがハーフタイムにかけてはインテルの攻撃を封じ、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半開始4分、ミランに大きな追加点。CKの流れからレオンのボレーのこぼれ球をヨビッチが押し込んだ。 ヨビッチのドッピエッタでリードを広げられたインテルは4枚替え。チャルハノール、フラッテージ、アルナウトビッチ、ザレフスキを投入した。 すると68分には右CKからデ・フライのヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKメニャンのファインセーブに阻まれた。 そして終盤の85分、ミランに決定的な3点目。レオンのスルーパスをボックス左で引き出したラインデルスが左足でシュートを決めきった。 このままミランが3-0で快勝。インテルの3冠を阻み、決勝に進出している。 インテル 0-3 ミラン 【ミラン】 ルカ・ヨビッチ(前36) ルカ・ヨビッチ(後4) タイアニ・ラインデルス(後40) 2025.04.24 06:02 Thu
3

ミランが格下ヴェネツィアに大苦戦もリーグ2戦ぶり白星! 相手の隙を突きプリシック&S・ヒメネスがゴール【セリエA】

セリエA第34節、ヴェネツィアvsミランが27日にスタディオ・ピエル・ルイジ・ペンツォで行われ、アウェイのミランが0-2で勝利した。 前節、アタランタに競り負けて9位に転落したミラン。ミッドウィークのコッパ・イタリア準決勝では宿敵インテルとのデルビーに3-0で完勝。2戦合計4-1で決勝進出を決めた。その勢いに乗って2戦ぶりの白星を狙ったアウェイゲームでは降格圏の18位に位置するヴェネツィアと対戦した。 コンセイソン監督はそのインテル戦から先発1人を変更。当初スタメンに名を連ねていたヨビッチのアクシデントを受け、エイブラハムが急遽最前線に入った。 試合は開始早々にアウェイチームが先制に成功する。5分、DFファリ・カンデの縦パスを高い位置でカットしたアレックス・ヒメネスが中央のフォファナに繋ぎ、ぽっかりと空いたゴール前のスペースに抜け出したプリシックにラストパスが通る。最後はGKとの一対一を難なく制し、左足シュートを流し込んだ。 連戦を考慮すれば、畳みかける攻撃で前半のうちに勝負を決めたいところだったが、デルビーの疲労も見受けられ、相手を圧倒する展開にはできない。逆に、相手のカウンターやセットプレーからゴールを脅かされる場面も。 24分には相手の左CKから波状攻撃を浴びてボックス右のイェボアに決定的なシュートを打たれたが、これは角度がなかったことで枠を外れて事なきを得た。さらに、34分には左サイドを深くえぐられてハプスの高速クロスを、ゴール前でフリーのイェボアにワンタッチで押し込まれ、ついに守備が決壊。しかし、ここは起点のプレーでのオフサイドによってゴール取り消しとなって事なきを得た。 開き直って流れを取り戻したいところだったが、以降も全体的な重さは取れず。前半終盤にはニコルッシ・カヴィーリャに直接FKでゴールを脅かされたが、GKメニャンのセーブで凌いだ。 敵地で1点リードもかなり厳しい内容で試合を折り返したミラン。後半も同じメンバーで臨んだなか、立ち上がりはオープンな攻防を繰り広げていく。 徐々にゲームを落ち着かせることに成功したものの、油断できない状況が続くと、64分にはエイブラハムを下げてサンティアゴ・ヒメネスを最初の交代カードとして切った。さらに、70分過ぎにはアレックス・ヒメネス、レオンを下げてウォーカー、ロフタス=チークを投入。ラインデルスらの立ち位置にも変更を加えた。 この交代で攻撃を活性化させたいミランだったが、散発的に攻撃機会はあったものの、ロフタス=チークらがチャンスで仕留め切れない。すると、1点差のまま迎えた後半終盤はゼルビンのミドルシュートやパワープレー気味のヴェネツィアの攻撃にあわやという場面を何度も作られる。 それでも、逃げ切り間近となった後半アディショナルタイムの96分にはアラートさを欠いたホームチームに対して、ラインデルスのリスタートから完璧に背後を取ったサンティアゴ・ヒメネスがボックス内でGKとの一対一をループシュートで制し、勝負を決める2点目を奪った。 この直後に試合はタイムアップを迎え、格下相手に苦しみながらも勝ち切ったミランがリーグ2試合ぶりの白星を挙げた。 ヴェネツィア 0-2 ミラン 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(前5) サンティアゴ・ヒメネス(後51) 2025.04.27 21:34 Sun
4

3冠潰えたインテル、S・インザーギ監督はミランをリスペクト「今季5度の対戦で常に我々を苦しめてきた」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が23日に行われ、0-3で敗れたコッパ・イタリア準決勝2ndレグのミラン戦を振り返った。 1stレグを1-1で引き分けていたインテル。今季4度の対戦で勝てていないライバル相手に攻勢の展開とするも、36分に失点。そして後半開始4分にFWルカ・ヨビッチにドッピエッタを許してリードを広げられると、その後の4枚替えも虚しく終盤の85分に3失点目を喫して敗退に終わり、3冠の夢が潰えた。 S・インザーギ監督はミランを称えつつ、後半にガス欠を起こしたことを認めた。 「これがサッカーだ。ミランの功績を称えなければならない。前半については後悔している。我々が作り上げたものからすればもっと良い結果をを残せたはずだからだ。後半はCKから失点してしまい、運も味方してくれなかった。その後は前半に比べてかなり運動量が減ってしまった」 ボローニャ戦に続く公式戦連敗となった。 「もちろん心配している。2連敗することに慣れていないからね。ただ、両方の試合を正しく分析する必要がある。ボローニャ戦の敗北は我々にとって相応しくなかったし、今夜は後半にガス欠を起こしてしまった。デ・ブライのシュートが決まっていれば流れが変わっていたかもしれないが、いずれにせよミランの功績は計り知れない。今季5度の対戦で常に我々を苦しめてきた。もちろん、我々自身、もっと頑張るべきだったとは思うがね」 コッパ・イタリア敗退に終わったインテルだが、セリエA連覇とチャンピオンズリーグ優勝を見据えている。 「我々は進み続けなければならない。肉体的、精神的疲労があるが、それでも強くならなければならない。今季は多くの喜びを得ているが、今夜のように失望も幾つかあった。もっと良い結果を出すべきだったし、試合の重要な局面で決定力の差があった」 2025.04.24 08:45 Thu
5

インテル撃破でコッパ決勝進出のミラン、コンセイソン監督は「まだ何も勝ち取っていない」と浮き足立たず

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が23日に行われ、3-0で快勝したコッパ・イタリア準決勝2ndレグのインテル戦を振り返った。 1stレグを1-1で引き分けていたミラン。今季4度の対戦で負けのない相性の良いインテル相手に守勢の展開となるも、36分にFWルカ・ヨビッチのゴールで先制した。 そして後半開始4分にヨビッチがCKの流れからドッピエッタとしてリードを広げたミランは、インテルに反撃を許さず終盤の85分にMFタイアニ・ラインデルスが3点目を挙げて快勝とし、インテルの3冠の夢を絶った。 コンセイソン監督は前半の劣勢を認めつつ、後半は素晴らしいパフォーマンスが見られたと評価した。 「細かいところが重要だ。チームの姿勢、守備と攻撃の結束力が良かった。最初の数分は苦しんだが、前半終盤に得点できた。ハーフタイムに幾つか改善し、後半は本当にトップレベルのプレーができた。チームは質の高いプレーだけではなく、謙虚さと毎試合勝利への強い意欲も持っている」 そして殊勲のドッピエッタを決めたヨビッチを称賛した。 「彼はここ3、4週間、本当に良いトレーニングをしてきたし、体重も少し減った。そしてこの試合で我々が求めていたものをもたらしてくれた。相手センターバックに何も譲らない姿勢を見せた」 決勝の相手はボローニャかエンポリとなる。 「まだ何も勝ち取っていないし、地に足を付けなければならない。リーグ戦終盤で違いを出してチームのムードを向上させなければならない。これまで見せてきた以上の実力を出したい」 2025.04.24 08:00 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly