【ロシアW杯企画/●●の●●に注目!】7月7日/ロシア代表の、1966年ソ連時代以来のベスト4進出を懸けた熱戦に注目

2018.07.07 14:30 Sat
Getty Images
▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で開幕した。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が試合当日に登場するであろう人物やチーム等々にフォーカス。“●●の●●に注目!”とし、紹介する。
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ロシア代表
【監督】スタニスラフ・チェルチェソフ
【主将】イゴール・アキンフェエフ
【W杯出場数】2大会連続11回目
【W杯最高位】4位
【FIFAランク】70位
1966年以来のベスト4進出なるか
▽ロシア代表の躍進を誰が予想しただろうか。開催国として予選免除で出場となった今大会。多少は有利とみられるホスト国だが、開幕前のFIFAランキングは70位で、「史上最弱の開催国」というレッテルが張られてしまった。確かに面子を見てもほかのチームと比べると見劣りし、欧州予選を戦っていたら出られていたかどうかすら危うい。
▽しかし、蓋を開けてみればどうだ。初戦のサウジアラビア代表戦で今大会ここまで最多の1試合5得点で圧勝し、第2節のエジプト代表にも3-1で快勝を収めた。その勢いのまま臨んだラウンド16・スペイン代表戦でも、優勝候補相手に臆することなく自慢の運動量を武器にPK戦の末に粘り勝ち。1970年以来のベスト8進出を果たした。

▽この躍進を支えているのはキャプテンのGKアキンフェエフや、ビッグクラブ注目のMFゴロビン、ここまで3得点のFWジューバ、さらにはラッキーボーイと称されるMFチェリシェフだ。もちろん、他の選手のハードワークも忘れてはいけない。スペインを苦しめたのは彼らのハードワークだった。
▽ダークホースとも言われず、グループリーグ突破が至上命題とされていたロシア。ベスト4進出は1966年、当時ロシアがまだソビエト連邦だった時代まで遡る。次戦クロアチア代表戦、世界が再び熱狂の渦に包まれるかもしれない。

登場予定試合
ロシアW杯決勝トーナメント準々決勝
▽7/7(土)
《27:00》
ロシア代表 vs クロアチアス代表
@フィシュト・スタジアム


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