ロシア代表指揮官、国内の高まる期待にも「TVは見ない。調子に乗らない」

2018.07.07 08:00 Sat
ロシア代表を率いるスタニスラフ・チェルチェソフ監督が、ワールドカップ準々決勝クロアチア戦を前に記者会見に出席した。

開催国のロシアは決勝トーナメント1回戦ではスペインと対戦し、PK戦の末に撃破。堅い守備でベスト8進出を決めたが、チェルチェソフ監督はクロアチア戦の戦術に関して口をつぐんだ。

「何も言うつもりはない。秘密だよ。スペインもクロアチアも非常にレベルが高い。似ているところもあるが、異なる点もある。全く異なる試合になるだろう」

また、対戦相手クロアチアに関しても一人に注意することはないと話し、全員に警戒している様子だ。

「クロアチアの選手たちは全員が欧州のトップクラブでプレーしている。とても難しい試合になることを覚悟しないといけない。彼らはとても高いレベルでプレーしている」

大会前には「史上最弱」として期待値の低かったロシア。そんな下馬評を覆し、8強に勝ち残った開催国に国内の期待も高まっているという。しかし、指揮官はそういった声を特段気にすることはなさそうだ。

「正直に言うが、私はテレビも見ないし、新聞も読まない。スペイン戦を見返すことは自分たちの成し遂げたことを思い出すのに良いかもしれないが、異なる試合だ。準々決勝では新たなレベルに行かなければならない。だから、人々とジャーナリストは喜んでいてもいいが、我々はできない。調子には乗らないよ。明日はまたもう一つの世界最高のチームと対戦することになる」

提供:goal.com

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