イラン代表が誇る23歳のスターが代表引退を電撃表明
2018.06.29 16:25 Fri
▽ルビン・カザンに所属するイラン代表FWサルダール・アズムーン(23)が28日に自身のインスタグラム(sardar_azmoun)を通じて、代表引退を表明した。
▽アズムーンは、“イランのメッシ”とも称される国内屈指のタレント。代表通算36試合23ゴールを誇り、ロシア・ワールドカップでも全3試合に出場した。だが、躍進が期待されたイラン代表は、スペイン代表やポルトガル代表、モロッコ代表と同居したグループBを1勝1分け1敗で終了。グループステージ敗退が決定した。
▽23歳の若さで代表引退を決断したアズムーンは「僕の母は重病を克服した。僕も幸せだった。でも、残念なことに、僕や僕のチームメートを侮辱する何人かのせいで、彼女の病気が悪化した。そのため、僕は難しい選択を強いられ、結果として母を選んだ」と、その経緯を説明。批判が自身の母親にも及ぶ現状を原因として挙げた。
▽今回のロシアW杯こそグループステージで姿を消したものの、世界の舞台で勝ち点4を積み上げるなど、アジア勢屈指の力を証明したイラン代表。来年1月にAFCアジアカップを控える中、アズムーンが下した今回の衝撃的な代表引退という決断は今後、国内で波紋を呼びそうだ。
▽アズムーンは、“イランのメッシ”とも称される国内屈指のタレント。代表通算36試合23ゴールを誇り、ロシア・ワールドカップでも全3試合に出場した。だが、躍進が期待されたイラン代表は、スペイン代表やポルトガル代表、モロッコ代表と同居したグループBを1勝1分け1敗で終了。グループステージ敗退が決定した。
▽23歳の若さで代表引退を決断したアズムーンは「僕の母は重病を克服した。僕も幸せだった。でも、残念なことに、僕や僕のチームメートを侮辱する何人かのせいで、彼女の病気が悪化した。そのため、僕は難しい選択を強いられ、結果として母を選んだ」と、その経緯を説明。批判が自身の母親にも及ぶ現状を原因として挙げた。
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