45歳大会史上最年長エジプトGK奮闘も、後半AT弾のサウジアラビアが逆転で24年ぶり勝利!《ロシアW杯》
2018.06.26 01:06 Tue
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA最終節、サウジアラビア代表vsエジプト代表が25日に、ヴォルゴグラード・アリーナで行われ、2-1でサウジアラビアが勝利した。
▽そんな中19分にエジプトはサラーがカウンターから右サイドを侵攻。爆発的なスピードを生かしたドリブルを仕掛けるが、こちらもスピードに自信のあるモタズ・ハウサウィが走り勝ちサウジアラビアのピンチを未然に防いだ。
▽しかし先制点はそのサラーが挙げる。22分、アル・ドサリのミスパスを奪ったアブドゥラ・サイードがすかさず前線のサラーにロングボールを供給。サラーはDFに2人に挟まれながらも、飛び出してきたGKの頭上を抜くループシュートを沈めてエジプトに先制点をもたらした。
▽序盤以降なかなかシュートまで持ち込めなかったサウジアラビアもようやく良い攻撃の形を作る。37分、アル・ファラジがボックス右に預け、その折り返しを再びアル・ファラジ。シュートは枠を捉えていたがヘガジのブロックに遭ってしまう。さらに攻め込むサウジアラビアは40分にアル・シャハラニのクロスがファティに当たりPKを獲得。キッカーはアル・ムワラッドが務めたが、ゴール左を狙った強烈なシュートはGKエル・ハダリがストップ。ビッグセーブでエジプトを救った。
▽しかし、前半アディショナルタイム2分、ガブルがアル・ムワラッドを倒したとしてサウジアラビアに2度目のPKが与えられる。エジプトはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を要求したが判定は覆らず、今度はアル・ファラジがきっちり決めてサウジアラビアが追いついて前半を終えた。
▽同点で迎えた後半、サウジアラビアがボールを支配する試合となる中、54分にバヘブリが右サイドのクロスのこぼれ球をボレーシュートで狙う。逆にエジプトも56分にトレゼゲが打点の高いヘディングシュートでゴールに迫る。
▽69分、アル・ファラジのクロスにアル・ムガウィがヘディングシュート。枠を完璧に捉えたシュートだったが、GKエル・ハダリのビッグセーブに遭う。さらにその直後のCKにはアル・ファラジのクロスを途中出場のムハンナド・アシリが頭で合わせるが、ここでもGKエル・ハダリが立ちはだかった。
▽75分過ぎにはエジプトが攻勢に回る展開に。サラーを中心に攻撃を仕掛けるエジプトはエースの突破から最後は途中出場ワルダがボックス手前左からシュートを放つが、相手に当たり枠の外へ。
▽終盤に近付くにつれて体力が限界に近づく選手もおり、選手間が間延びしてきた両者。その間に、サラーが何度かカウンターを仕掛けるエジプトがゴールに迫ったが、勝利の女神が微笑んだのはサウジアラビアの方だった。
▽後半アディショナルタイム5分、右サイドからのクロスをオタイフがワンタッチでアル・ドサリに供給。アル・ドサリはそのパスをダイレクトで蹴り込みサウジアラビアが逆転。ほどなく試合終了の笛が鳴り、サウジアラビアが2-1で勝利。1994年のアメリカ大会以来となる大会勝利を手にした。一方のエジプトはこれで3戦全敗。大会初勝利とはならなかった。
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▽互いに2連敗を喫し、すでにグループステージ敗退が決まっている両チーム。エジプトは前節W杯初出場&初ゴールを記録したエースのサラーがスタメン入り。さらにGKエル・ハダリが45歳5カ月10日というW杯出場史上最年長記録を更新。サウジアラビアは1994年大会以来、そしてエジプトは大会初勝利を目指す。▽開始3分に初シュートを放ち、12分にもアル・ドサリが狙いに行くなど、積極的な入りを見せるサウジアラビア。対するエジプトは前線でボールが落ち着かず頼みのサラーもなかなかいい形でボールに触れられない。▽しかし先制点はそのサラーが挙げる。22分、アル・ドサリのミスパスを奪ったアブドゥラ・サイードがすかさず前線のサラーにロングボールを供給。サラーはDFに2人に挟まれながらも、飛び出してきたGKの頭上を抜くループシュートを沈めてエジプトに先制点をもたらした。
▽さらにその2分後、トレゼゲのスルーパスから最終ラインを抜け出したサラーがGKと一対一に。GKを躱すループ気味のシュートを狙ったが、これはゴール右に外してしまった。33分には再びカウンターから左サイドのトレゼゲに展開。ボックス手前のサラーと距離のあるワンツーでゴール前に飛び出してシュートを放つが、回転のかかったボールはゴール右上に逸れていった。
▽序盤以降なかなかシュートまで持ち込めなかったサウジアラビアもようやく良い攻撃の形を作る。37分、アル・ファラジがボックス右に預け、その折り返しを再びアル・ファラジ。シュートは枠を捉えていたがヘガジのブロックに遭ってしまう。さらに攻め込むサウジアラビアは40分にアル・シャハラニのクロスがファティに当たりPKを獲得。キッカーはアル・ムワラッドが務めたが、ゴール左を狙った強烈なシュートはGKエル・ハダリがストップ。ビッグセーブでエジプトを救った。
▽しかし、前半アディショナルタイム2分、ガブルがアル・ムワラッドを倒したとしてサウジアラビアに2度目のPKが与えられる。エジプトはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を要求したが判定は覆らず、今度はアル・ファラジがきっちり決めてサウジアラビアが追いついて前半を終えた。
▽同点で迎えた後半、サウジアラビアがボールを支配する試合となる中、54分にバヘブリが右サイドのクロスのこぼれ球をボレーシュートで狙う。逆にエジプトも56分にトレゼゲが打点の高いヘディングシュートでゴールに迫る。
▽69分、アル・ファラジのクロスにアル・ムガウィがヘディングシュート。枠を完璧に捉えたシュートだったが、GKエル・ハダリのビッグセーブに遭う。さらにその直後のCKにはアル・ファラジのクロスを途中出場のムハンナド・アシリが頭で合わせるが、ここでもGKエル・ハダリが立ちはだかった。
▽75分過ぎにはエジプトが攻勢に回る展開に。サラーを中心に攻撃を仕掛けるエジプトはエースの突破から最後は途中出場ワルダがボックス手前左からシュートを放つが、相手に当たり枠の外へ。
▽終盤に近付くにつれて体力が限界に近づく選手もおり、選手間が間延びしてきた両者。その間に、サラーが何度かカウンターを仕掛けるエジプトがゴールに迫ったが、勝利の女神が微笑んだのはサウジアラビアの方だった。
▽後半アディショナルタイム5分、右サイドからのクロスをオタイフがワンタッチでアル・ドサリに供給。アル・ドサリはそのパスをダイレクトで蹴り込みサウジアラビアが逆転。ほどなく試合終了の笛が鳴り、サウジアラビアが2-1で勝利。1994年のアメリカ大会以来となる大会勝利を手にした。一方のエジプトはこれで3戦全敗。大会初勝利とはならなかった。
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サウジ戦のパフォーマンスが低調だったのは消化試合だったから?/六川亨の日本サッカー見聞録
3月25日に埼玉スタジアムで開催された日本対サウジアラビア戦は、FW前田大然やMF伊東純也が惜しいシュートを放ったものの最後までサウジアラビアの堅守を崩すことはできず、0-0のドローに終わった。日本は今予選で初めてノーゴールに終わったが、勝点1を積み上げたことで勝点を20に伸ばし、グループCの首位突破を決めた。 ケガで上田綺世、守田英正、三笘薫の主力を欠いたものの、田中碧や中村敬斗が代役を果たす選手層の厚さをみせた。さすがに前田には、上田のようなポストプレーは期待できないものの、前線からの鋭い出足によるプレスやパスカットなどで持ち味を発揮した。 0-0のドローに終わったのは、サウジアラビアが「日本で試合をする場合にオープンな試合はできない」とエルヴェ・ルナール監督が振り返ったように、5-4-1の布陣から、前線の選手もリトリートして体力の消耗を防ぐ超守備的な戦い方を選択したからだった。 そのおかげで、「0-0の今日の結果は満足している」(ルナール監督)と狙い通り勝点1を獲得。2位のオーストラリアとは3勝点差のまま、残り2試合(バーレーンとオーストラリア)にストレートインの2位浮上に望みをつないだ。 試合の正直な感想を言えば、「消化試合のため低調なパフォーマンスも仕方がない」といったところ。すでにW杯出場を決めている。試合が終わればすぐに所属チームに戻り、熾烈な終盤戦が待っている。前述した3人のように「ケガはしたくない」というのが本音だろう。 久保建英は相変わらずクオリティの高いプレーを随所に披露したし、中村も果敢なドリブル突破を仕掛けた。田中は前田に決定的なパスを出しただけでなく、鎌田大地がボールをロストした際は全力でプレスバックしてボールを奪い返すなど攻守に貢献した。 しかし、伊東に決定的なスルーパスを出したものの、鎌田はサウジアラビアの厳しいマークにも遭い、簡単にボールを奪われるシーンが目立った。ボール際の攻防では粘り強さがなく、デュエルの強度も低い。淡泊な印象を受けたのはケガを恐れたからではないかと感じた。 同じことは交代出場の堂安律にも言えて、ボールを持ってもほとんど仕掛けず、味方へのパスに終始した。さすがにボランチと3BKは失点のリスクがあるだけに、いつものようにプレーしていたが、攻撃系の選手は「消化試合」と割り切ってしまえば、無意識のうちに手を抜いていたとしても仕方がないだろう。 かつて2002年の日韓W杯の予選抽選会が釜山のコンベンションホールで開催された。その結果、ドイツはイングランドと同じグループでW杯出場を争うことになった。その際、会場にいたドイツ人記者のマーティン・ヘーゲレ氏に「大変なことになりましたね」と声を掛けたところ、彼は「予選はこれぐらいの緊張感があった方がいい」と事もなげに答えた。 その余裕から「さすがはW杯の常連国」と感心してしまった記憶がある。結果はイングランドが首位で予選を突破して、ドイツはプレーオフ経由で出場権を獲得。そして本大会では決勝でブラジルに敗れたものの、見事ファイナリストに勝ち進んだ。 そうしたヒリヒリするような緊張感は、今回の最終予選ではスタートから日本が圧勝したせいもあり早々に消えた。「負けることはないだろう」と余裕を持って取材ができて、W杯出場を決めた直後のサウジアラビア戦でも緊張感を体験することはまったくできず、ゴールを渇望するサポーターの大声援が試合を盛り上げていた印象が強い。 たぶん6月の2試合も「消化試合」という印象は拭えず、それは10月の11月のキリンチャレンジ杯でも続くことだろう。ヨーロッパ勢の出場は難しく、アフリカや中南米の国々との対戦が予想されるからだ(アルゼンチンやブラジルが相手なら変わってくるかもしれないが)。 それはそれで、「贅沢な悩み」と言えるかもしれない。そしてもう1つ、森保一監督は「2チーム、3チームぶん」の戦力の底上げと成熟度を今後の課題として指摘した。ただし、これも個人的な感想だが、現代表のスタメンと交代選手の起用法はほとんど予想できる。 このため森保ジャパンの“マンネリ感"も感じずにはいられない。かといって、現在のメンバーに、新たに見てみたい選手がいるかといえば、マインツのボランチ佐野海舟くらいで、FW陣には見当たらない。 W杯まであと1年ほど。ストロングヘッダーの出現を今年のJリーグでは期待したいと思っている。 2025.03.28 19:00 Fri2
アウェイで完勝、サウジアラビア戦総括/六川亨の日本サッカー見聞録
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サウジアラビアはサッカー熱を自国開催2034年W杯まで維持できる?「いま逆に資金を求めて欧州へ」
サウジアラビアはサッカー界に対する巨額の投資を、ワールドカップ(W杯)の開催国となる2034年まで維持できるのか。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 政府系ファンド「PIF」がイングランド・プレミアリーグのニューカッスルを買収した2021年秋を境に、財政力をフル活用したサッカー界に対する介入が大きくなったサウジアラビア。 自国リーグへの投資では、PIF傘下のアル・ナスルが22年12月31日にクリスティアーノ・ロナウドを獲得。日本円にして300億円近いフットボーラー史上最高額の年俸が支払われる。 これを皮切りに23年夏、脂が乗った全盛期バリバリのスター選手を欧州から獲得するクラブが急増し、スペイン代表の次代を担う宝石と評された当時21歳のガブリ・ベイガが、アル・アハリへ移籍するという事例も。 また昨年11月には、2034年W杯はサウジアラビアで開催されることが事実上確定。地球上からサッカーの中心地を奪い取る、と言わんばかりの国家的プロジェクトとなっている。 ただイタリア『La Repubblica』は、関係者談を交えて、こんな社説を展開。 「状況が逆転している。サウジアラビアは偉大なるチャンピオンを誘致すべく、ヨーロッパのあらゆる場所に数億ドルを配ったが、いま、逆に資金とスキルを求めて、再びやってきた」 どうやら、サウジ・プロフェッショナルリーグの評価、スポンサー収入、放映権収入がはやくも減少傾向に。 スター選手が勢揃いした2023-24シーズン、同リーグは公式戦34連勝を達成するなどしたアル・ヒラルの1人勝ちに終わり、「単純に面白くない」との評価が蔓延。 政府の興味が向かない下位クラブは集客拡大の見込みもなく、「リーグ戦の半分はスタジアムがガラガラ」とも言えてしまう。今夏は昨夏ほどのスター選手乱獲も叶っていない。 政府内には「34年W杯まで国内のサッカー熱をキープする」ことへの危機感が増しているとされ、状況を打破すべく、投資家とコネクションを求め、欧州に人を送り込んでいるそうだ。 最近では、グローバルにコンサル事業を展開するイタリアの法律事務所へ出向き、W杯で利用する新スタジアムの建設を念頭に、踏み込んだ内容の意見交換を行なったとされている。 今後数日は、ミラノを含む複数の欧州都市で開催される国際フォーラムにも政府として参加するそうだ。 2024.09.04 19:10 Wed4
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