アイスランド守護神、メッシPKストップの秘訣は“宿題”のおかげ?

2018.06.17 03:35 Sun
Getty Images
▽ラナースに所属するアイスランド代表GKハネス・ハルドルソンが、ロシア・ワールドカップ(W杯)初戦アルゼンチン代表戦でのPKストップについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えている。

▽世界最高の選手と称されるバルセロナFWリオネル・メッシ率いるアルゼンチンと対戦し、1-1の引き分けに持ち込んだアイスランド。1-1で迎えた63分には、PKを与えてしまい絶体絶命の場面となったが、ハルドルソンがキッカーを務めたメッシのシュートをストップし、グループDの大本命に土を付けた。

▽試合後、ハルドルソンはPKを止めた場面の裏には努力があったことを語った。
「いくつかの宿題をこなしたよ。こういった状況になり得ることは分かっていたからね」

「メッシのペナルティーを沢山見たし、直近の2回のPKの時に自分がどう動いていたかも確認した」
「彼ら(アルゼンチン代表)の印象に残ろうと試みていた。だから、彼らは僕のことが気になっていたんだ。彼が今日ああすると分かっていたし、僕も良い感触だったよ」

▽守護神の活躍によってW杯初出場にして前回大会準優勝国から勝ち点を奪ったアイスランド。同じく初出場でベスト8進出を成し遂げたユーロ2016の時のように、人口約30万人の国は再び快進撃を繰り広げることはできるのだろうか。

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