ホーム最終戦で意地の勝利もHSVがクラブ史上初の降格…酒井と1A伊藤は試合後に涙…《ブンデスリーガ》

2018.05.13 00:56 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ最終節、ハンブルガーSVvsボルシアMGが12日にフォルクスパルク・シュタディオンで行われ、ホームのHSVが2-1で勝利した。しかし、クラブ史上初の2部降格が決定した。HSVのDF酒井高徳とFW伊藤達哉は共にフル出場した。

▽1963-64シーズンのブンデスリーガ創設以来、一度も2部に落ちることなくトップディビジョンに在籍し続ける唯一のクラブであるHSV。昨シーズンも最終節での劇的残留を果たしてきたが、現在17位のHSV(勝ち点28)は今節の勝利且つ、同時刻開催の試合で16位ヴォルフスブルク(勝ち点30)が最下位ケルンに敗れる奇跡が必要となった。

▽来季のヨーロッパリーグ(EL)出場圏内浮上の可能性を残す9位ボルシアMG(勝ち点47)をホームに迎えた今回の一戦に向けては、キャプテンの酒井、伊藤ともに先発出場を果たした。
▽開始早々にコスティッチのミドルシュートでゴールを脅かすHSVは10分、左CKの場面でホルトビーのシュートがボックス内の相手MFザカリアの腕に当たる。主審は一度はプレーを流すも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認を行うと、先ほどのプレーでハンドを取りホームチームにPKが与えられる。これをキッカーのフントが冷静に決めてHSVが先制に成功する。

▽その後も危なげなく試合を運ぶHSVだったが、28分に敵陣深くからロングカウンターを許すと、相手のダイレクトパスに対して後手を踏み左サイドのドルミッチに独走を許し、最後はマークに付いたDFがあっさりとシュートフェイントでかわされてボックス左から豪快なシュートを決められた。
▽何とか前半のうちに勝ち越したいHSVは右サイドの伊藤が緩急自在のドリブルでボックス内への侵入を見せるなど、幾度か決定機を作るが、40分にボックス内でホルトビーの折り返しに反応したウッドのシュートは枠の左に外れ、前半を1-1のイーブンで終えた。

▽迎えた後半、立ち上がりの48分にボックス左の伊藤がカットインから鋭い右足のシュートでゴールに迫るが、ここはGKゾンマーのビッグセーブに遭う。逆に60分にはボックス左でラファエウのクロスをフリーで受けたヴェントに絶好機も、ここはDF酒井が決死のゴールカバーでチームを救った。

▽すると、酒井の身体を張ったビッグプレーに触発された伊藤は63分、ボックス左に抜け出してマイナスの折り返しを入れると、これを中央のホルトビーがワンタッチシュートで右隅に流し込み、伊藤のアシストから勝ち越しゴールが生まれる。

▽その後、71分にウッドがこの試合2枚目の警告を受けて退場となるも粘り強い守備でリードをキープするHSV。だが、試合終盤にかけては同時刻開催の試合でヴォルフスブルクが大量リードしているとの情報が入り、ホームゴール裏に不穏な空気が漂い始める。

▽すると、2分のアディショナルタイムではそのホームゴール裏から多くの発煙筒がピッチに投げ込まれ、スタジアムは物々しい雰囲気に。この騒動を予見していた警察や警備担当が多くの人員をピッチ内に投入。さらに、騎馬隊や警察犬までピッチに放たれる騒然とした空気の中で警察とゴール裏のウルトラスの睨み合いが15分ほど続くも、ブリッヒ主審は騒動がやや沈静化したタイミングで試合を再開させたと同時に試合終了のホイッスルを鳴らした。

▽フォルクスパルク・シュタディオン名物のブンデスリーガ残留の時を刻んできたスタンドの時計の針が止まると共に、キャプテンの酒井や伊藤は人目をはばからず涙を流す悲しみの光景の中でHSVのクラブ史上初の降格が決定した。

▽また、同時刻開催となったヴォルフスブルクvsケルンは、ホームのヴォルフスブルクが4-1で勝利した。この結果、ヴォルフスブルクの昇格・降格プレーオフ出場が決定した。なお、ケルンのFW大迫勇也は73分から途中出場した。

▽この試合、引き分け以上で昇格・降格プレーオフ行きが決定するホームのヴォルフスブルクは開始40秒で先制に成功する。左サイドを完璧に崩してマイナスの折り返しが入ると、ウィリアムがわずかに触ってコースを変えたボールをペナルティアーク付近に走り込んだギラヴォギが強烈なミドルシュートで突き刺した。

▽電光石火の先制弾で勢いづくホームチームはその後もオリギらのスピードを生かした縦に速い攻撃から再三の決定機を創出。だが、ボックス内でGKをかわしたブレカロのシュートが相手DFのスーパーブロックに阻まれるなど、追加点には至らず。すると32分、ボックス内でヨイッチから足下にパスを受けたヘクターに圧巻のルーレットでDF2枚が振り切られると、最後はゴール左に飛び出したGKカスティールスの頭上を越える左足のループシュートを流し込まれ、同点に追いつかれた。

▽1-1のイーブンで折り返した試合は後半も早い時間帯にスコアが動く。54分、カウンターから右サイド深くに抜け出したマリの折り返しをオリギが難なく流し込み、ホームチームが一歩前に出る。さらに71分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でブレカロのクロスをクノッヘが頭で流し込み、勝利を大きく近づけた。

▽一方、意地を見せたいケルンは72分にピサーロを下げて大迫をピッチに送り込むが、なかなか決定機を作れない。すると、試合終了間際にはブレカロにトドメの4点目を決められ、試合はこのままヴォルフスブルクの4-1でタイムアップ。苦しみ抜いたシーズンを勝利で終えたヴォルフスブルクは昇格・降格プレーオフで1部残留を目指すことになる。

ハンブルガーSVの関連記事

7年ぶりにブンデスリーガへの復帰を決めた名門・ハンブルガーSVだが、昇格決定試合で大きな問題が起こっていた。 10日、2.ブンデスリーガ第33節でウルムと対戦したハンブルガーSVは、6-1で圧勝を収めた。 3位のエルフェアスベルクとの勝ち点差は「4」のままとなり、最終節を残して自動昇格の2位以内が決定。ブン 2025.05.12 19:05 Mon
ハンブルガーSVが10日、ブンデスリーガ昇格を決めた。 首位HSVは同日、2.ブンデスリーガ第33節ウルム戦を6-1で圧勝。3位エルフェアスベルクとの4ポイント差を維持し、最終節を残して2位以上を確定させた。 ブンデスリーガ6度の優勝を誇る名門は2017-18シーズン、元日本代表DF酒井高徳が主将を務めてい 2025.05.11 08:00 Sun
ドーピング違反により4年間の出場停止処分を下されていた若きクロアチアのCBだが、最終控訴で敗訴。処分が確定した。 問題を起こしたのはハンブルガーSVに所属するDFマリオ・ヴスコビッチ(23)。アンダー世代のクロアチア代表でプレーし、A代表も期待された若きCBだ。 母国のハイドゥク・スプリトの下部組織で育ち、 2025.02.12 15:16 Wed
アヤックスがラファエル・ファン・デル・ファールト氏の長男と長期契約を結んだ。 絶大なタレント性でサッカーファンを魅了した左足の名手、元オランダ代表MFファン・デル・ファールト氏。アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナム等で活躍した。 その長男は、元日本代表FW高原直泰氏とともにプレーしたハ 2025.01.08 14:20 Wed
マンチェスター・ユナイテッドを退団したルート・ファン・ニステルローイ氏(48)には、別の古巣クラブからの関心があるようだ。 現役時代はPSVやユナイテッド、レアル・マドリー、ハンブルガーSVで名ストライカーとして活躍したファン・ニステルローイ氏。今シーズンは同胞のエリク・テン・ハグ監督を支える副官として古巣ユナイ 2024.11.26 12:10 Tue

ブンデスリーガの関連記事

【ブンデスリーガ】ホッフェンハイム 1-3 フランクフルト(日本時間8月30日/プレゼロ・アレーナ) 虹を架けた今季リーグ戦初ゴール⚽️堂安律 見事な軌道のコントロールショットブンデスリーガ第2節ホッフェンハイム×フランクフルト #DAZN LIVE配信中 #ブンデスリーガ #だったらDAZN— DA 2025.08.31 06:30 Sun
【ブンデスリーガ】ハンブルガーSV 0-2 ザンクトパウリ(日本時間8月30日/フォルクスパルクシュタディオン) 藤田譲瑠チマが絶妙スルーパスで #ブンデスリーガ 初アシスト!ザンクトパウリがハンブルガーSVとのダービーを制しました pic.twitter.com/i42UkF3pAe— ブンデスリ 2025.08.30 17:32 Sat
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、2025年8月24日(日)22時30分より無料生中継するブンデスリーガ2025-26シーズン開幕節『マインツ vs ケルン』において、元日本代表DFで現在は解説者として活躍する安田理大氏の出演することを発表した。 安田氏は現役時代、Jリーグやオランダ、韓国など国内外で 2025.08.24 12:00 Sun
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、2025年8月23日(土)22時30分より無料生中継するブンデスリーガ2025-26シーズン開幕節『フライブルク vs アウクスブルク』において、元日本代表MFで、現在は解説者・指導者としても活躍する稲本潤一氏が解説を務めることが発表した。 今回「ABEMA」中継の解 2025.08.23 12:00 Sat
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、2025年8月に開幕するドイツ「ブンデスリーガ」2025-26シーズンから毎節2試合を厳選して無料で生中継することを発表した。さらに、注目試合のハイライト映像もすべて無料で配信される。 今シーズンもブンデスリーガでは多数の日本人選手がプレーする。フライブルクからフラン 2025.08.19 14:34 Tue

ハンブルガーSVの人気記事ランキング

1

「これはショックだ…」「信じられない」現役時代と大きく異なるファン・デル・ファールト氏の姿が話題!「引退生活を楽しんでるみたい」

元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の現在の姿に注目が集まっている。 ファン・デル・ファールト氏は、2000年にアヤックスでプロキャリアをスタート後、ハンブルガーSVやレアル・マドリー、トッテナム、ベティス、FCミッティランでプレー。最後はデンマークのエスビャウfBでプレーした後、2018年に現役を引退した。 代表キャリアにおいては、2001年にオランダ代表デビューして以降、109試合25得点をマーク。ワールドカップ(W杯)とユーロで2度ずつの出場歴を誇り、2010年の南アフリカW杯でオランダ代表の準優勝に貢献した名手だ。現役引退後にはプロダーツ選手に転向したことでも話題となっていた。 現在41歳のファン・デル・ファールト氏は、23日に行われたリバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズのチャリティーマッチにアヤックスの一員として参加。だが、現役時代との違いにファンが驚くこととなった。 現役時代にはどちらかと言えばシュッとしたイメージだったファン・デル・ファールト氏だが、当時と比べてかなり大きくなった様子。別人のような姿になっていた。 引退後はこれくらいの体型を維持しているファン・デル・ファールト氏だが、久々にピッチでプレーしたということもあり、体型のことを知らなかったファンからは「これはショックだ…」、「これは誰?」、「信じられない」、「引退生活を楽しんでるみたいだ」と大きな驚きの声が寄せられることとなった。 なお、リバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズの一戦は、アヤックスが2点を先行したものの、後半にリバプールが一挙4得点で逆転に成功。4-2でリバプールレジェンズが勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】現役時代とは別人のようなファン・デル・ファールト氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="nl" dir="ltr">Rafael van der Vaart <br>Edgar Davids <a href="https://twitter.com/hashtag/livaja?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#livaja</a> <a href="https://t.co/xBgmFQU41H">pic.twitter.com/xBgmFQU41H</a></p>&mdash; AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1771515889692660178?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 13:20 Mon
2

名手ファン・デル・ファールトの長男ダミアンがアヤックスと長期契約…世代別オランダ代表に名を連ねる18歳

アヤックスがラファエル・ファン・デル・ファールト氏の長男と長期契約を結んだ。 絶大なタレント性でサッカーファンを魅了した左足の名手、元オランダ代表MFファン・デル・ファールト氏。アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナム等で活躍した。 その長男は、元日本代表FW高原直泰氏とともにプレーしたハンブルガー時代に生まれた、ダミアン・ファン・デル・ファールト(18)。 少年時代は父親の移籍に伴い、ドイツ、デンマーク等で生活し、2023年にアヤックスのU-18チームへ入団。昨夏U-19チームに昇格し、世代別のオランダ代表にも名を連ねている。 父の古巣でもあるアヤックスとはU-19昇格と同時に新契約を締結も、7日、新たに2029年6月までの契約延長にサイン。近い将来のトップチーム昇格が念頭にあるのは間違いないだろう。 アヤックスのフットボール・ダイレクター(FD)を務めるマリジン・ボイカー氏いわく、ダミアンは父ラファエルと同じく攻撃的MFで、より守備にも協力的な現代型のフットボーラー。 「彼との契約延長を嬉しく思う。ダイナミックな攻撃的MFで、ボックス内への侵入も多い。何より優れたキック精度とテクニックがあり、エネルギッシュなプレッシングも魅力的だ」 「次のステップはヨング・アヤックス(オランダ2部/セカンドチーム)に上がること。今後数年間でさらなる成長があると確信しているよ」 <span class="paragraph-title">【写真/2枚目】ファン・デル・ファールト親子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="hu" dir="ltr">It’s a ‘Van der Vaart’ thing <br><br>Damián 2029 </p>&mdash; AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1876698684404207889?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.08 14:20 Wed
3

「寿司ボンバー」20年前の高原直泰のブンデス初ゴールは守護神カーンの無失点記録を止める一撃「衝撃的だった」

ブンデスリーガの日本語版公式ツイッターが懐かしいゴールを投稿している。 アップされたのは、今からちょうど20年前の2003年2月9日に行われたバイエルンvsハンブルガーSVの一戦で生まれたゴール。決めたのは沖縄SVの選手兼監督である元日本代表FW高原直泰だ。 2003年1月にジュビロ磐田からHSVへと完全移籍した高原。ハノーファー戦で先発出場の機会を掴むと、デビュー3戦目にはバイエルンとアウェイで対戦した。 当時のバイエルンは守護神だった元ドイツ代表GKオリバー・カーンが連続無失点を記録中。自身が保持していた736分の記録を更新できるかに注目が集まっていた。 試合は、バイエルンが11分に先制。24分にはカーンが無失点記録の更新を達成し、バイエルンのペースで進んだ。しかし、そのままタイムアップかと思われた後半アディショナルタイムにドラマがあった。 メフディ・マハダヴィキアが右サイドからクロスを上げると、ゴール前に飛び込んだのは高原。打点の高いヘディングには守護神カーンも全く反応できず、ゴールネットを揺らすのを見送ることしかできなかった。 高原のブンデスリーガ初ゴールは、カーンの連続無失点記録を802分で止めるゴールに。試合は1-1のドローに終わっていた。 ブンデスリーガの投稿には、ファンも「このゴールは衝撃的だったな」、「寿司ボンバー」、「この映像、懐かしい」とコメントを寄せている。 高原は2008年に移籍するまで、HSVとフランクフルトでプレー。ブンデスリーガでは通算135試合に出場し25ゴール7アシストという数字を残している。 <span class="paragraph-title">【動画】守護神カーンを破った高原直泰のブンデス初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> 20年前の今日、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E5%8E%9F%E7%9B%B4%E6%B3%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高原直泰</a> がバイエルン相手に <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブンデスリーガ</a> 初ゴール! <a href="https://t.co/K78ENwZ4gJ">pic.twitter.com/K78ENwZ4gJ</a></p>&mdash; ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) <a href="https://twitter.com/Bundesliga_JP/status/1623674082683232256?ref_src=twsrc%5Etfw">February 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.10 21:15 Fri
4

アンジ・マハチカラ、オベルタンとイリセビッチの加入を発表

▽ロシア・プレミアリーグに所属するアンジ・マハチカラは24日、フランス人MFガブリエル・オベルタン(27)と、元クロアチア代表MFイボ・イリセビッチ(29)の加入を発表した。 ▽かつてマンチェスター・ユナイテッドに在籍していたオベルタンは、2011年にニューカッスルに完全移籍。左右のウイングなど、2列目を主戦場とする同選手は、加入初年度こそリーグ戦23試合に出場するも、以降は度重なる負傷に悩まされ、思うように出場機会を得ることができず。昨シーズン途中にニューカッスルとの契約を双方合意の下で解消していた。なお、アンジとは2018年6月30日までの2年契約にサインしている。 ▽一方、クロアチア人の両親の下、ドイツで生まれ育ったイリセビッチは、これまでボーフムやカイザースラウテルン、ハンブルガーSVなどで活躍。バルカン半島にルーツを持つ選手らしく足元の技術と攻撃センスに長けた攻撃的MFは、昨シーズンのハンブルガーSVでリーグ戦31試合に出場し、4ゴール3アシストの活躍を披露。だが、シーズン終了後にクラブとの契約延長を行わず、ロシアを新天地に選んだ。なお、アンジとは2019年6月30日までの3年契約にサインしている。 2016.08.25 00:05 Thu
5

2部降格のHSV、主力MFフントの残留決定! 「次のシーズンに目標を達成できると確信」

▽ハンブルガーSV(HSV)は2日、元ドイツ代表MFアーロン・フント(31)と2020年6月30日まで契約を延長したことを発表した。 ▽今シーズンのブンデスリーガを17位で終えてクラブ史上初の2部降格を味わうことになったHSVだが、日本代表MF酒井高徳や元ドイツ代表MFルイス・ホルトビーに続く形でフントの残留が決定した。 ▽31歳のベテランMFはクラブとの契約延長に際して以下のようなコメントを残している。 「良いプレーヤーが揃っているチームと、ブンデスリーガ最後の8週間で見せたような戦法によって、次のシーズンに目標を達成できると確信しているよ。だから ハンブルガーSVのオファーを受けたんだ」 ▽一方、HSV幹部のラルフ・ベッカー氏は、「アーロンは経験豊富で我々のチームのリーダー的な役割を担うべきプレーヤーだ。フットボーラーとして高いクオリティと経験を備えており、チームにとって重要な支えとなるだろう」とコメントしている。 ▽ブレーメンの主力として長らく活躍したフントはヴォルフスブルクを経て2016年にHSVに完全移籍で加入。今季はトップ下を主戦場にリーグ戦29試合に出場し3ゴール2アシストの数字を残していた。 2018.06.02 20:39 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly